エロなし日常、カナが家に友達を連れてくることへの勝手設定ありです。
「チアキ、ところで今日なのだが…」
相変わらずこの姉は唐突に話を始める。
まあその今日は別に機嫌が悪いわけでもないわけで。
手にした本から目は上げずに呟くように言う。
「今日がなんだって?」
「今日、学校の友達が遊びに…じゃなかった宿題をしに家に来る」
「へぇ?」
今度は思わず本から目を上げて、カナの方を見て言った。
「珍しいな」
本当のことをいうと珍しいどころではない。
カナが友達を呼んで宿題をするところなんて今まで一度もみたことがないくらいだ。
一体どういう風の吹き回しだろう?
「だからチアキも邪魔しないように」
「邪魔なんかするわけないだろ」
私が友達と宿題をするときは散々邪魔をするくせに。
「私の友達なんだから、ちゃんともてなさないとね。チアキにももてなしには協力してもらうから」
「もてなし・・って何がしたいのかわからんが。ジュースを出すぐらいならやってやってもいいよ」
「うん、そうだねえ、ジュース…あぁ! ジュースがない! これじゃもてなしが!」
カナが急に慌て始めた。どうやらカナにはカナなりのもてなしの形というのがあるらしい。
「そろそろみんなが来る頃だけど、私はジュースとお菓子を買ってくるから、チアキ出迎えてて」
「え?」
いきなりそんなことを押し付けられても困る。
私は人見知りのところがあるし、カナの友達っというぐらいだからカナ以上にうるさくて大変なのが来るんじゃないか?
「藤岡も来るからさ、心配ないよ」
「え、そうか、藤岡も来るのか」
ちょっと安心してそういった。
「じゃ、私は出かけてくるから、後はよろしく頼む」
お茶でもいいじゃないか…という私の声は耳に入らないのか、すぐに外にでていった。
相変わらずこの姉は唐突に話を始める。
まあその今日は別に機嫌が悪いわけでもないわけで。
手にした本から目は上げずに呟くように言う。
「今日がなんだって?」
「今日、学校の友達が遊びに…じゃなかった宿題をしに家に来る」
「へぇ?」
今度は思わず本から目を上げて、カナの方を見て言った。
「珍しいな」
本当のことをいうと珍しいどころではない。
カナが友達を呼んで宿題をするところなんて今まで一度もみたことがないくらいだ。
一体どういう風の吹き回しだろう?
「だからチアキも邪魔しないように」
「邪魔なんかするわけないだろ」
私が友達と宿題をするときは散々邪魔をするくせに。
「私の友達なんだから、ちゃんともてなさないとね。チアキにももてなしには協力してもらうから」
「もてなし・・って何がしたいのかわからんが。ジュースを出すぐらいならやってやってもいいよ」
「うん、そうだねえ、ジュース…あぁ! ジュースがない! これじゃもてなしが!」
カナが急に慌て始めた。どうやらカナにはカナなりのもてなしの形というのがあるらしい。
「そろそろみんなが来る頃だけど、私はジュースとお菓子を買ってくるから、チアキ出迎えてて」
「え?」
いきなりそんなことを押し付けられても困る。
私は人見知りのところがあるし、カナの友達っというぐらいだからカナ以上にうるさくて大変なのが来るんじゃないか?
「藤岡も来るからさ、心配ないよ」
「え、そうか、藤岡も来るのか」
ちょっと安心してそういった。
「じゃ、私は出かけてくるから、後はよろしく頼む」
お茶でもいいじゃないか…という私の声は耳に入らないのか、すぐに外にでていった。
チャイムが鳴ったのはそれから15分ほど立ってからだった。
ドアを開けると藤岡の他に、カナの友達の女の子が二人立っていた。
「こんにちは」
メガネの女の子が挨拶する。
「こ…こんにちは」
ちょっと緊張して私も言った。
「こんにちは。そうか、君がチアキちゃんだね。カナに似ず賢そうだねえ」
「ちょっとリコ」
もう1人のなかなか美人の女の子が冗談を言うと、メガネの女の子がたしなめた。
「どうぞ上がってください」
私がいうとみんなが部屋に入ってきて急ににぎやかになる。
いつもならすぐに藤岡のひざに腰掛けるところだが、今日はなにか恥ずかしくてそれはできなかった。
お茶を入れて持っていくと、みんな礼儀正しくお礼を言った。
「ありがとう、チアキちゃん、しっかりしているわね」
半分お世辞もあるのだろうが、そういわれると素直に嬉しかった。
「それじゃあ、ごゆっくり」
私が自分の部屋に行こうとすると、藤岡が呼び止めた。
「チアキちゃんも良かったらこっちにおいでよ」
「藤岡君はチアキちゃんと仲いいわねえ」
リコと呼ばれた子が言う。
ちょっとつんとした感じもするが、なかなかの美人だ。
不思議なことに、自分でも理由はわからないのだが、彼女が自分のライバルのように思えてしかったがなかった。
ドアを開けると藤岡の他に、カナの友達の女の子が二人立っていた。
「こんにちは」
メガネの女の子が挨拶する。
「こ…こんにちは」
ちょっと緊張して私も言った。
「こんにちは。そうか、君がチアキちゃんだね。カナに似ず賢そうだねえ」
「ちょっとリコ」
もう1人のなかなか美人の女の子が冗談を言うと、メガネの女の子がたしなめた。
「どうぞ上がってください」
私がいうとみんなが部屋に入ってきて急ににぎやかになる。
いつもならすぐに藤岡のひざに腰掛けるところだが、今日はなにか恥ずかしくてそれはできなかった。
お茶を入れて持っていくと、みんな礼儀正しくお礼を言った。
「ありがとう、チアキちゃん、しっかりしているわね」
半分お世辞もあるのだろうが、そういわれると素直に嬉しかった。
「それじゃあ、ごゆっくり」
私が自分の部屋に行こうとすると、藤岡が呼び止めた。
「チアキちゃんも良かったらこっちにおいでよ」
「藤岡君はチアキちゃんと仲いいわねえ」
リコと呼ばれた子が言う。
ちょっとつんとした感じもするが、なかなかの美人だ。
不思議なことに、自分でも理由はわからないのだが、彼女が自分のライバルのように思えてしかったがなかった。
「さすがカナの自慢の妹ね」
ケイコがそういった。ケイコの声は聞き覚えがあった。
一度カナに電話を取り次いだことがある。
「自慢って…私のことを話したりするんですか?」
「そうね、良く話しているわよ。私もチアキにはかなわないって」
「へえ」
そんなことを話しているとは意外だった。
いつもは私にはそんなそぶりも見せないのに。
「今日の宿題をやる話も、チアキちゃんの真似みたいだよ」
「え、そうなんですか?」
ケイコの話によると、カナが宿題を家でやろうと言い出したのは、妹である私が友
達を家に呼んで宿題をしたのをみて自分もやってみたくなったらしいということだっ
た。
そうなのか?
そんなに面白そうだったのか。まあカナが自分で勉強をしようとするなんて殊勝なことを考え付くわけがないのはわかっていたが。
ケイコがそういった。ケイコの声は聞き覚えがあった。
一度カナに電話を取り次いだことがある。
「自慢って…私のことを話したりするんですか?」
「そうね、良く話しているわよ。私もチアキにはかなわないって」
「へえ」
そんなことを話しているとは意外だった。
いつもは私にはそんなそぶりも見せないのに。
「今日の宿題をやる話も、チアキちゃんの真似みたいだよ」
「え、そうなんですか?」
ケイコの話によると、カナが宿題を家でやろうと言い出したのは、妹である私が友
達を家に呼んで宿題をしたのをみて自分もやってみたくなったらしいということだっ
た。
そうなのか?
そんなに面白そうだったのか。まあカナが自分で勉強をしようとするなんて殊勝なことを考え付くわけがないのはわかっていたが。
突然ケイコが痛たたた、と声を上げた。
いつの間にかカナがケイコの後ろに立っていて、二の腕をつねっていた。
「こら、ケイコ、余計なこというんじゃない!」
言葉ではそういっていたが、カナにしては珍しく照れて真っ赤になっている。
いつの間にかカナがケイコの後ろに立っていて、二の腕をつねっていた。
「こら、ケイコ、余計なこというんじゃない!」
言葉ではそういっていたが、カナにしては珍しく照れて真っ赤になっている。
カナがそこまで見送りに行ってくる、と帰るみんなと一緒に出て行った後、急に静かになった家の中でハルカ姉さまが言った。
「カナの友達はみんなしっかりしているわね」
「本当ですね、ハルカ姉さま」口には出しては言わなかったけど、私の中では私の
友達よりずっと賢そうな友達だと思えた。
「私よりバカ野郎なのに…」
「え? チアキなんか言った?」
「なんでもありません、ハルカ姉さま」
不思議なことだが、何故かカナを少し見直してしまったようだ。
「カナの友達はみんなしっかりしているわね」
「本当ですね、ハルカ姉さま」口には出しては言わなかったけど、私の中では私の
友達よりずっと賢そうな友達だと思えた。
「私よりバカ野郎なのに…」
「え? チアキなんか言った?」
「なんでもありません、ハルカ姉さま」
不思議なことだが、何故かカナを少し見直してしまったようだ。
おしまい