桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

答えは…_(千秋視点)

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匿名ユーザー

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~ハルカの結婚式会場にて~

今日はハルカ姉様の結婚式だ。
別に大きな会場ではないがとても綺麗な教会、ハルカ姉様はとても幸せそうな顔をしてる‥‥‥。
マコ 「ついにハルカさんも結婚かぁ‥‥‥」
隣にいるマコトがつぶやく。
千秋 「どうした? ハルカ姉様が他の男と結婚するのが悲しいのか?」
コイツはハルカ姉様が大好きだったからな。
マコ 「まさか、さすがにもうわかってたよ。ハルカさんは俺をそういう対象として見てないってことは。」
ほぉ、バカ野郎にしてはなかなかまともなことを言うな。
千秋 「ふーん‥‥。バカ野郎のお前でもそれくらいわかるんだな。」
マコ 「ちょ、千秋は相変わらずひどいな‥‥‥。ただ相手がどんな人なのかな~って。」
興味深そうにハルカ姉様の隣にいる男を見ている。マコトはアイツと話したことはないのか。
千秋 「あぁ。アレは悪い奴ではないみたいだ。心の底からハルカ姉様のことを愛してる‥‥ちなみに今日のウェディングケーキはアレが作ったらしいぞ」
そう言ってタキシードの胸元を大きく開けて盛大に笑っているバカ野郎の指さす。
マコ 「それは凄いな‥‥‥。‥‥でも思い返してみると懐かしいな‥‥‥」
懐かしい‥‥か。もちろんあのことだろう。
千秋 「マコちゃんに変装してまでハルカ姉様に会いに来ていたことか?ま、それも無駄な努力に終わったわけだが。」
ま、あの頃のマコちゃんにわたしは全く気づかなかったんだが。
マコ 「ハハッ‥‥‥、ホントに千秋はキビしいな‥‥‥」
結局マコトの恋は実らなかった‥‥。マコトはそれをどう思ってるのだろうか。
千秋 「ま、わたしも藤岡はあのバカ野郎にとられてしまったから人のことは言えないが‥‥‥。」
ま、わたしと同じなんだろう。藤岡は夏奈を選んだ‥‥‥。
マコ 「千秋‥‥‥」
千秋 「『初恋は実らない。』誰の言葉だったかな‥‥‥。本当にその通りだな‥‥‥。」
マコ 「‥‥‥。じゃあ今千秋は不幸なのか?」
このバカ野郎は時折こんなことを聞いてくる。
千秋 「それをわざわざわたしに言わせる気か?」
答えはもちろん一つしかない。
千秋 「答えは『No』だ。なぜならわたしにはこんなにも愛すべき男がいるのだからな(ニヤニヤ」
そう言ってマコトを見つめる。わたしはこのバカ野郎がどうしようもなく好きなんだ。
千秋 「愛してるよ、マコト‥‥」目をつぶる。
マコ 「ありがとう、千秋‥‥‥」二人だけの長い長いキスの時間が始まる。向こうでバカ野郎共がギャーギャー騒いでる気がするが気にしない。


だって、わたしたちはこんなにも愛し合ってるのだから。

~fin~



  • THE理想の展開 -- 名無しさん (2011-02-06 18:47:35)
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