混色について

<混色について>



  • RBB方式による混色を定義
 色=RGB(r,g,b)を、XYZ空間内の点P(x,y,z)として考える。
 X軸=R軸,Y軸=G軸,Z軸=B軸とすれば、
 色1=RGB(r1,g1.b1)→P1(r1,g1,b1),色2=RGB(r2,g2.b2)→P2(r2,g2,b2)とできる。
 色1と色2を混色してできた色3は、
 色3=RGB(r3,g3.b3)→P3(r3,g3,b3)と表せる。
 この時、r3,g3,b3を、r1,g1,b1およびr2,g2,b2より計算する。

 0≦r≦1,0≦g≦1,0≦b≦1に正規化しておく。

①加算法(超過切り捨て):合計値法
 r3=r1+r2
 g3=g1+g2
 b3=b1+b2
 ~~~~
 r3=Sum(r1,r2)
 g3=Sum(g1,g2)
 b3=Sum(b1,b2)

②加算法(超過分)
 r3=(r1+r2)-1
 g3=(g1+g2)-1
 b3=(b1+b2)-1

③相加平均法:平均値法
 r3=(r1+r2)/2
 g3=(g1+g2)/2
 b3=(b1+b2)/2
 ~~~~
 r3=Average(r1,r2)
 g3=Average(g1,g2)
 b3=Average(b1,b2)

④乗算法
 r3=r1*r2
 g3=g1*g2
 b3=b1*b2

⑤相乗平均法
 r3=√(r1*r2)
 g3=√(g1*g2)
 b3=√(b1*b2)

⑥調和平均法
 r3=(r1*r2)/(r1+r2)
 g3=(g1*g2)/(g1+g2)
 b3=(b1*b2)/(b1+b2)

⑦減算法(絶対値)
 r3=|r1+r2|
 g3=|g1+g2|
 b3=|b1+b2|

⑧二乗平均平方根法:RMS法
 r3=√{(r1^2+r2^2)/2}
 g3=√{(g1^2+g2^2)/2}
 b3=√{(b1^2+b2^2)/2}

⑨最大値法
 r3=Max(r1,r2)
 g3=Max(g1,g2)
 b3=Max(b1,b2)

⑩最小値法
 r3=Min(r1,r2)
 g3=Min(g1,g2)
 b3=Min(b1,b2)

⑪中央値法:3色混色では平均値法(相加平均)と異なる
 r3=Mean(r1,r2)
 g3=Mean(g1,g2)
 b3=Mean(b1,b2)

最終更新:2013年03月17日 12:59
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