EYE'S ep10 PP~OP

■PREPLAY

◆Preplay 01 先生怒らないから、心当たりのある人は手を挙げて


kuro:はい、録音開始。準備できてるよ~。
PL2(以下GM):さて、読むか。今回予告だけ。
かい:楽しみだなぁ~♪
GM:すでに内容知ってるやつがおる!(笑)

今回予告!

 アイノスによる邪神セルノーグ討伐の後、エリンディル各地では魔族の動きが活発化していた。事態を重く見た各国の代表たちは、人類一丸となって魔族に立ち向かうべく、同盟結成のため歩み寄りを始める。その初の会合にヴァンスター皇帝と共に参列した君たちは、そこで新たなる運命の出会いを果たすのであった――。

アリアンロッド2Eキャンペーン
EYE’S 第10話 「エリンディルの新たな希望」

冒険の舞台がキミを待つ―!

kuro:とうとう新キャラ登場ですか。
せいろん:で、今回は何?アミラーゼ?
GM:はい??
かい:ああ、前回“セルロース”倒したもんね(笑)
GM:そういうことか(笑) そうそう、先に言っておくけど今回のシナリオは、『テキスト重点』なので、すごいトークが多いですっ!
kuro:まぁ会議だしなぁ。
せいろん:大丈夫、小慣れてるから。よしのくんのシナリオで。
よしの:(爆笑)
かい:間違いねぇ!(笑)
GM:あと、普段GMに無茶ぶりをする人には、容赦なく無茶ぶりをしていくので、その辺だけ覚悟しといてネ(威圧)
せいろん:よかったー。私、善意の塊でよかったー。
かい:誰のことかなー(棒)
kuro&よしの:誰のことかなー(チラッ)
かい:え、私じゃないよ!!
kuro:現時点でランキング1位はお前だろ!(笑)
かい:誰のことかな?(微笑)
せいろん:神具盗む人もいるしさ!
GM:ホントだよ!神具盗むやつ①と神具盗むやつ②がいるよ!(一同爆笑)
kuro:シドの二重の記憶喪失なんてかわいいもんじゃないか…。
GM:すっとぼけで済むからなっ!
せいろん:メルヴィナなんで脱ぐだけだよ。無害、無害。(一同爆笑)
よしの見る側にも選ぶ権利があるんだよ?(にっこり)
せいろん:それ相応の美貌だからいいんだもん!

 結論。 全員有罪。


◆Preplay 02 成長報告


GM:…というわけで今回は、PC①、②、③だけ成長報告してね。④は保留な!
かい:えー、レベルアップさせたのにぃ~。
GMレベルアップも何も、新キャラ作っただろうがよ!(一同爆笑)

◎PC① シドの場合 ~リボ払いでよろしく~


GM:ではPC①、シドさんよろしくー。
kuro(以下シド):レベル14になりました。それで…えーとですね…、装備を……シャオレイから借金をしてですね…
GM:えぇ~!借金~!?
せいろん:借金が許されるのは小学生までだよね~!

 なに、その基準。

かい:シャオレイちゃん!ダメな男に貢いじゃダメよ!(天の声)
よしの所持金の8割奪われた~(一同爆笑)
シド:奪ってないから!(笑) それで[剣神の鎧]を新調して、これで攻撃に+2Dされますね。
GM:単純に+7くらいか。強いね。
シド:で、残り所持金101円ですね。
GM:……今は亡きリンさんに頭下げれば?残ってる所持品売っちまえよー。
シド:あんだけ綺麗な感じだったのに…(笑)
せいろん:羅生門の浪人のようになるか、シド。
シド:話を戻しまして…。スキルは、≪ハイボルテージ≫と、もう一つは必要だろうということで≪ディバインコール≫取っときました。これで武器2回入れ替えられる。
GM:なるほど。あと一つは?
シド:あと一つはねー、悩んだんだけど、やっぱチャンスがあったら殺れるようにしようと思って≪バーストスラッシュ≫取りました。今まで[フラガラッハ]があったから後回しにしてたんだけどね。
GM:いや、≪バーストスラッシュ≫普通に強いからいいんじゃないかな。
シド:次回以降は称号クラスと相談かな。…アギオスって強いかな?(笑)
GM:もっとゲートオブバビロン的なことが出来るようになるよ(笑)
よしの:……思ったんだが、アギオスになるなら、鎧要らなくない?
シド:あ……おっとぉ………ちょっと、あとで話し合おうか(笑) あ、【行動値】は6です!


◎PC② メルヴィナの場合 ~木馬と私と鞭と~


GM:ではメルヴィナさん、どうぞ。
せいろん(以下メルヴィナ):私はレベルが上がってスキルを取りました。≪ドッジムーブ≫取りました。
GM:はっ?
シド:え?
かい:≪ドッジムーブ≫ww いいぞぉwww
GM:君、自分がなんだか分かってる?パラディンだろ??
メルヴィナえ、パラディンっていうのはオマケの職業だろ?
GM:まぁ、この後テイマーになるわけだけどさ…。
メルヴィナ:私はもうね、アコライトに飽き飽きしてるの。(一同爆笑)
かい:言っちゃったよこの人(笑)
シド:アコライトの申し子みたいになってるからね~。
GM:≪プロテクション≫の申し子感はあるよ。
メルヴィナ:もう、いかにアコライトからはみ出していけるかなのよ。でもね、根がアコライトだからしょうがない部分もあるのよね…
シド:根がアコライトって何よ…
メルヴィナ:あと≪パニッシャー≫と≪フィールドプロテクション≫取ったから。こんなもんですよ。次回以降はテイマーになります☆
よしの:木馬をテイミングしてくるよ。
メルヴィナテイミングじゃないよ、サーヴァントだよ!!(一同爆笑)
よしの:サーヴァント木馬(笑)
メルヴィナ:ビーストを乗りこなすから!
よしの木馬、ビーストなの?!(笑)
シド:聖杯の選別どーなってんだよ(笑)
メルヴィナ:装備は変化なし。【行動値】は15!
GM:あれ、メルヴィナってさ…
メルヴィナかわいいよ☆(一同爆笑)
GM:いや、そんなことはどうでもいいんだけどさ…。盾持ってないなら、両手鞭とか出来るのでは?
メルヴィナ:≪ハンターアーツ≫あるから片手空けてないとダメなんじゃないかな?
GM:あーそっか。じゃダメか。
メルヴィナ:そもそも両手に鞭握ったら木馬の手綱取れないでしょ!
GM:そうだね……。


◎PC③ シャオレイの場合 ~覚醒準備~


GM:次はシャオレイかな。
よしの(以下シャオレイ):はーい。メインヒロインのシャオレイですっ☆
シド:張り合ってくんなって…。
GM:ひとりいなくなったから、この後の3段オチが聞けなくて残念だわー。
シャオレイ:【知力】、【感知】、【精神】を上げました。で、装備は特に変わってなくて、所持金を3万以上シドさんに盗られました。
シド盗られたって言わない!
GM:わーなんてことをー。ひどーい。甲斐性無しー。
メルヴィナ:人としてどうなの?
かい:そうだそうだー。
シド:お金もらったの事実だから言い返せないけどね!!(ヤケクソ)
シャオレイ:スキルですが、≪マスターマジック≫がレベル5になりました。
GM:…ということは、遂に最上位魔法に…!
シャオレイ:まだ取らないよ!でも足がかかったね。≪ミッドナイトサン≫を上げて、≪テンペスト≫を覚えました。さぁ、次回から私はメンターになるわけですが、いつになったら最上位魔法を覚えられるでしょうか(笑)
GM:メンターなんだ。プロフェッサーかと思ってた。
シャオレイ:プロフェッサーだと魔術にしか乗らないんだもん。単純に火力上げるだけならプロフェッサーかもしれないけど。
GM:いろいろコスト削減とかだとメンターだよね。
シャオレイ:あとねー、シールドをもう少しメンターで強化していこうかなって。そんで設定的なことだと、そろそろシルフィちゃんが具現化する予定です(一同爆笑)
シド:なんだとぉ?!
メルヴィナ:本人の魔力次第でって感じ?
シャオレイ:そうそう、そんな感じ。というわけでもうすぐお披露目です。【行動値】は10です。


■OPNING PHASE

◆Opening 01 今回の山場(になる予定)


GM:えっと、いきなり前回の続きから始まるんですが…。
メルヴィナ:リンさんのお墓参りとかした方がいいの?
GM:いやいや、エルカラドルの首都の一室から始まるよっていう。何かしたいことある?
シャオレイ:私、そこでみんなが目覚めるところをやりたい!
かい:えっと、GM?私はどこから入れば…?
GM:こっちから指示出すから、ちょい待っといて~!
かい:分かった!
GM:…というわけで、みんなが紅蓮神殿の一室で目を覚ましたところから。
シャオレイ:じゃあ…アースランの長い昼間が夜に近づこうとしている頃にしようかな。
GM:本来だと深夜くらいの時間に陽が沈もうとしている不思議な様子を眺めていると…
シャオレイシドとメルヴィナの看病を終えたシャオレイは、そのままシドの布団の端で看病疲れで寝てるって言う…
GMあ、こいつヒロインだ!!(一同爆笑)
シャオレイ:そこでシドが目覚めるところから始まるんだよ、このシナリオは!
シド:やめてよ!(笑)

 邪神セルノーグとの戦いの終わりを告げるように昇った太陽が、再び地平線の向こうに沈もうとしていた。
 グローヴィスが鎮座する紅蓮神殿では、勝利の歓喜や負傷者たちの治療で騒がしかったが、ようやくそれも落ち着いてきたようだ。負傷者が寝かされている一室にも夜の闇が広がろうとしていた。

GM:では、シドは自分の身体にいつもと違う重みを感じて目を覚ます。
シド:「うっ…ここは……。戻ったのか…?」と、自分のベッドの端で寝ているシャオレイ}に気づく。
メルヴィナ反対側にはメルヴィナが寝てるから(一同爆笑)
シド狭いわ!!(笑)
GM:ちょっと絵面がうるさいから!
シド:「シャオレイ…。看病してくれてたのか。こいつも疲れてるだろうに…」と、頭を優しくポンポンと撫でよう。
シャオレイ:あれ…シド、さん?
シド:お、悪い。起こしたか。
シャオレイ:目が覚めたんですね…!よかったです!
シド:看病してくれてたみたいだな。助かったよ。ありがとな。
シャオレイ:いえ、リンさんにお願いされたことですから…。
シド:あぁ…そうか…

 『リン』
 その名前を聞いて、シドは意識を失う前の事を思い出す――。

メルヴィナリン?誰だ?
GM:そこで記憶喪失発動すんの?(笑)
シド:しねぇよ!(笑) 「あぁ、そうか……。それで…俺、気を失ってたんだけど、あの後、何かあったか?」
シャオレイ:あの後、セルロースが…
GMセルノーグね!
かい:訂正が入ったよ(笑)
シャオレイ:セルノーグを倒した後、シドさんとメルヴィナさんを看病しながらこの神殿に戻ってきたんです。お二人ともずっと目を覚まさなかったんですよ。
シド:そうだったのか…。
シャオレイそこで、シドはシャオレイの胸元が若干開いていることに気づくよ。
シド待て待て!(笑)
GMお色気入れてきやがったぞ!(笑)
シド:シャオレイそんなことしてくるの?ちょっとガッカリだぞ個人的に!
メルヴィナ:あー、私に感化されたのかもしれない。
かい:そうかもしれない。
シャオレイ:いや、ほら、ちょっと無防備な感じがあったほうがさ、ね?
メルヴィナ襲いたい、この笑顔。
シド:襲いたい…ってダメダメ!!(笑) …じゃあ、それに気づいてわざとらしく視線を外して「そっ、そういえばメルヴィナはどうした?あいつは大丈夫なのか?」
シャオレイ:あ、はい。メルヴィナさんも隣の部屋で眠っていますよ。
シド:そうか。あいつもかなりダメージ食らってたからな。
シャオレイ:そうですね…。
GM:なんならメルヴィナ、「グパァァァ」なってたから大ケガですよ(笑)
シャオレイ:でもシドさんが庇ってくれたおかげで、重傷は免れたようです。
シド:まぁ、頑丈なのが取り柄だからな。仲間を守れたならそれでいい。
メルヴィナ守れなかったでしょ(ズバッ)(一同爆笑)
シドうん、そう……(ズーン)
シャオレイ:ところでシドさん。
シド:ん?
シャオレイ:先ほどから視線を逸らされている気がするのですけど…
GM:自分からきた(笑)
シド:そ、そうか?
シャオレイ:「はい。どこかまだ調子が悪いですか?」と言いながら、ぐっと近づいてくるよ。
シド:「あっ、いや、別に…多少傷が痛むくらいで…」と言いつつ目が泳ぐ。
かい:こいつ触れずに乗り切る気だぞ!
GM:ヘタレというかヘタレというか……ヘタレというか…。
シャオレイ:もしアレでしたら、私が傷の手当てをしますけど…。どこが痛むのですか?
シド:い、いや!大したことないよ!寝てりゃあ治るから!
メルヴィナ下半身が痛むぜ…(一同爆笑)
かい:ド直球(笑)
シャオレイ:えーと…どう収拾つけようかな(笑) あ、メルヴィナさん部屋に入ってきてよ。
メルヴィナ「シド!大丈夫なの!?ガラガラガラ!!」
シャオレイ引き戸!?(笑)
GM:そうしてシャオレイ以上に胸元の開いた、つまるところ、いつものメルヴィナが入ってくるよ。
シド:顔に手を当ててがっくりしながら、「お前は元気そうで何よりだな…」
メルヴィナ:あなたも元気にしてるところがあるじゃない!
シド:やかましいわ!!(笑)
シャオレイ:ポカンとした表情で小首を傾げていようかな(笑)
シド:…まぁいいけど…。お前、もう傷は大丈夫なのか?
メルヴィナ:「ええ!もうこの通りよ!」と服をはだけ、美貌を見せつけよう(一同爆笑)
シド:誰が服を脱げと言った!
メルヴィナ:あら、大事な所はちゃんと隠してるから大丈夫よ。
シド:そういう問題じゃねえ!シャオレイもいるんだからそういうことするな!
シャオレイ:えっと…私よりも、異性であるシドさんが見る方が問題なのでは…?
メルヴィナ:そうよ。シドのスケベ!
シド:はぁ…なんかどっと疲れが…。
メルヴィナ:とはいえ、私もさっき目が覚めたから状況がよく分かってないのよね。
シド:特に何が起こったわけじゃないらしいぞ。
シャオレイ:メルヴィナさんはもうお怪我は大丈夫ですか?
メルヴィナ:まぁ、私は………細胞分裂得意だし。(一同爆笑)
GM:少し考えた結果がそれか!?(笑)
シャオレイ:「もし、まだ痛むところがあれば私が傷の手当をしますが…」とメルヴィナに身体を向けたところで気づいてもらおうかな!(笑)
メルヴィナ:そうね…身体の方は癒せても、心の方は、ね…。っと、あら?あらあら?
シャオレイ:どうかされたんですか?
メルヴィナ:私はもともと気づいてはいたんだけど………シドも何か………見えません?(一同爆笑)
シド:メルヴィナも意外とこういうのへたくそだな!!(笑)
メルヴィナ:あ、胸元の話か。
GM:気づいてなかったんかい!
メルヴィナ:あら…?ちょっと、シャオレイちゃん。
シャオレイ:はい?
メルヴィナ女の子はこんなあられもない恰好しちゃダメよ?
一同お前が言うな!(笑)
シャオレイ:首を傾げながら自分の恰好を見て、「きゃっ!!」と顔を真っ赤にして体を隠そう。
GM:あざとい…!(確信)
メルヴィナ:ちょっと男子ぃ!どこ見てんのよ!
シド:お前に言われたくないし、お前はまず自分の恰好を直せっ!
シャオレイ:おずおずとシドの方に向き直って「シドさん……見ました?」
シド:い、いやっ!見てない、見てない!慎ましいな、とか思ってない!
シャオレイ:やっぱり見たんじゃないですかーー!!メルヴィナさん、どうしたらいいですか?
シド:いや、聞く人間違ってるよ!!(笑)
メルヴィナ:これは由々しき問題よ。乙女の柔肌を見るなんて…
シド:だから見てないって言ってんだろうが!
シャオレイ:それでシドさん、こっちを見てくれなかったんですね…
シド:いや、そういうわけでは…
メルヴィナ:これだから男は…。どうせチラチラ見てたんでしょ?
シド:見てないっての!……そういえば、グローヴィスはどうした!グローヴィスは!
GM:いやー、ほんと言うとグローヴィス出す予定まったく無かったし、そもそもリンさんを失って粛々としたシーンになると思っていたんだが……どうしよう、このいつもの空気(笑)これがラブコメ…!!
かい:いや、いいと思う!
メルヴィナ:でもこういう時にこそ、的確な一言があったのよね…。
GM:そうだね。的確なツッコミが必要だね。
シャオレイ:シャオレイも顔を伏せよう。
シド:リンの包帯と髪飾りはどこに?俺が持ってるでいいのかな?
メルヴィナ鼻に詰めてるんじゃないの。
シド:鼻に…なんで鼻に詰めてんだよっ!
GM:嫌らしいことに使ってる…
メルヴィナ:リンさんのかぐわしい香り…
シド:そんな使い方してない!(笑) じゃあ…枕元にある包帯と髪飾りを手に取って…
GM:装備する?
シド:装備しない!
メルヴィナ:俺のフラガラッハに装備…
シド装備しない!!シリアスにしたいのかしたくないのか、どっちなんだお前ら!(笑)

 どっちかって言うと、ラブコメがしたいんだ(遠い目)

シド:では、包帯をギュッと握りしめて、「必ずリンを連れ戻しに行くぞ…!」
シャオレイ:ですが、リンさんはかなり瘴気に身体を侵されていたようでした…。
シド:何か方法はあるはずだ…
メルヴィナ:そういえば…どこかに瘴気の専門家がいたような…
シャオレイ:メルヴィナさん、どなたか心当たりがあるのですか?
メルヴィナ:うーん……たぶん、アコ美なら何か知ってるかも!
GM:知りあいなの?(笑)
シド:……誰だ?
メルヴィナ:私の修道院時代の同僚。
シド:そうなのか。
GM:そうなのか…。
メルヴィナ:卒論で『瘴気に侵された人への治療法』についてってやってた気がするわ!
GM:そうなのか…。
シド:それはぜひ話が聞きたいな。…いや、しかしその前にグローヴィスだ。現状、何が起きているのか確認してから、どう動くか決めたいな。
シャオレイ:そうですね。リンさんのことはヴァンスターの皇帝さんにも報告しないといけませんしね。


シド:……という感じで…
シャオレイギャグパートを切ろうか。(一同爆笑)
シド:この最後の申し訳程度の粛々感よ(笑)
リン:いや~死んでみるもんだね。死んでみないとなかなかお目にかかれるものではありませんよ?
GMいや、死ぬな!!(一同爆笑) …さて、もうよいかな?そろそろ収拾つかなくなるからここらで切ろうか。では、本来だったらオープニングシーン①であったところへ行こうか。


◆Opening 02 ラブコメにシリアスは要らない


邪神討伐を祝して、街は盛大な祭りのムードに包まれていた。しかし街の中心である紅蓮神殿の一室は重苦しい空気が漂っていた――。

GMいや、漂ってないよね(笑)そうなると思ったんだが、まぁいいか…。

 そんな中、紅蓮神殿の一室にアイノス一行とグローヴィスが集まっていた。

GM:…シーンの最初っから、用意していた台詞が使えねぇ…どうしよう…。
かい:何て言うつもりだったの?
GM:いや、重苦しい空気の中、「そうか、リンは帰らずか…」っていう予定だったんだよ!
メルヴィナ:いいじゃない。
シド:うん、そのままでもいいんじゃない?
GM:だけど違うだろ!?こんなラブコメ時空にしやがって許さない。「シド~~!!よかった!目が覚めたのか!!」から始まるからね!(一同爆笑)

 乗っかってくんのかい。

GM:今回は全体的に、特にオープニングはシリアス、シリアスで行くつもりだった…!でもね…ラブコメの波動には勝てなかったよ…。そんなわけで、色ボケ女神様はいつものようにシドに強烈なハグをかましてきましたよ。
シド:痛ぇ!!傷…っ!傷っ!!
メルヴィナ:このバカ女は…
GM(グローヴィス):「キ、キス…!?ま、まだ早いって言ったじゃないか…っ!」と顔を真っ赤にしてましょう。
シド:アホかお前は!毎回毎回…!
メルヴィナ:さっ、シャオレイちゃん。その辺でお茶でもしましょ。
シャオレイ:放っておいていいんでしょうか…?
シド:待て待て!まだ話が終わってない!…というか始まってもいないっ!(笑)とりあえずグローヴィスを引きはがして、目の前の椅子に座らせよう。
GM(グローヴィス):「つれないな、シドは…」とぷくーっとしてるよ。
シド:こっちはそんな気分にはなれない…
GM(グロ―ヴィス):「私なりに励まそうとしたんだが…」
シド:気持ちだけ受け取っとくよ。
GM(グローヴィス):さて、それより、これからどうするつもりなんだ?
シド:リンを助けに行く。
GM(グローヴィス):「しかし、あの様子だと彼女は瘴気に侵されたというより、瘴気となって霧散していったようだった。あれを元に戻すというのは…」
シド:リンの瘴気のかたまりがセルノーグたちの陣営の方に飛んでいくのを見た。てことは、リンもまだ向こうにいるはずだ。
GM(グローヴィス):「ハッキリ言ってしまうが、すでに“リン”という存在はいないんだ。あれはただの瘴気のかたまりだ。残念ながらな…」
メルヴィナ:ここの女神様はずいぶん夢の無いことを言うのね。
GM(グローヴィス):「それでも彼女を探すというなら、私は止めない」
シド:くそっ…!何か方法はないのか…!
GM(グローヴィス):「瘴気を払うことなら、神の端くれだからな、私にも出来る。しかし瘴気になった人間を元に戻す方法は私でも聞いたことが無い」
メルヴィナ:瘴気を集めればいいんじゃない?
シド:……ビンで?
GM:いや、掃除機でしょ。

 2分と経たずにシリアス空気に耐えられなくなってきているプレーヤーとGM。

シャオレイ:仮に瘴気を集めたとして、リンさんの意識がその瘴気にどれだけ残っているかが問題になりますよね。先ほど『リンさんの存在がない』と仰っていましたし…。
GM掃除機で瘴気集めて、リンさんの形のビンか何かに入れればリンさんになるんじゃないかな(適当)
シド:お前、ナメてんだろゴルァ。
メルヴィナ“神の器”たるハーフエルフを媒介にして降ろしてくればいいんじゃない…?(遠い目)
シド:“神の器”って、お前は何を降ろしてくる気だ。…なんにしても、情報が少なすぎる。
GM(グローヴィス):「まずは彼女に詳しい人間に話を聞いてみるのがいいんじゃないか?」
シド:よく知っているやつ?
シャオレイ:猫の女王様ですか?
GM(グローヴィス):「そもそもリンは出自から明らかではないのだろう?その者が知っていればよいが…」
シド:確かにリンを知っているやつって言ったら、あの女王様しかいないか…。報告もしないといけねぇし、会いに行くか。
メルヴィナ:じゃあ戻る?
GM:今のところ、リンさんを元に戻す方法は分からないからねぇ。
シド:じゃあ一旦、リンのことをよく知るためにも、リンのことを報告するためにも…
GM:まずは友達から始めようと。
シド:うん。違うな。
メルヴィナ:ワンナイトラブ?
シド:もっと違う。
GM:結構いい流れだと思ったからさぁ…
シャオレイ:そういえば、戻る方法ってあるんですか?
GM(グローヴィス):「そういえば、迎えの船がお前たちが降り立ったところに来ていたぞ。」
一同まじか!(笑)
かい:そんなあっさり(笑)
シド:なんでもいいや。とにかく行こう。
GM(グローヴィス):「もう発つのか。あと1年くらいゆっくりしていけばいいのに…。これから祭りが…」(一同爆笑)
シド:悪いがやることがあるんでな。
GM(グローヴィス):「お前のことだ。どうせすぐ行ってしまうと思っていた。だが…」と、シドの手をギュッと握る。「またここに戻ってくると、それだけは約束してくれ!」
メルヴィナ:はい、ルート分岐出来たよ~(笑)
シド:ええぇ~。
GM:『ええぇ~』とか言うな!(笑)
メルヴィナ:ここで一つエンディングを迎えることも出来るぞ~。
シド:そうだな…。世話になったし、全部終わったらまた挨拶にくるよ。
メルヴィナ:あー、はぐらかした~
シャオレイ:はぐらかしたさんだ~
かい:はぐrけstさんだ~(←噛んだ)
GM(グローヴィス):ちょっと寂しそうな表情を浮かべて、「分かった…。いつまでもこの地で待っていよう」と笑顔で送り出してくれます。
かい:いい子だね~(笑)
GM:女神だしねっ!
シド:よし。じゃあ二人とも、行くか!
メルヴィナ:はいはい。
シャオレイ:はいっ。

 一行がアースランに最初に降り立った地点に戻ると、そこにはニャーロックと船が待ち構えていた。

GM(ニャーロック):皆さん、お疲れ様だにゃ~!帰りのフライトも安心して任せろにゃ!
シド:大丈夫だろうなぁ…?
GM(ニャーロック):あれ?そういえば、リンさんはまだなのかにゃ?
シド:リンは……別行動中だ。
メルヴィナ霧散してな…
シド:言っちゃったよ…
GM(ニャーロック):…?よく分からないけど、リンさんは乗らなくていいのかにゃ?
シド:大丈夫だ。そのことも含めて皇帝様に報告しに行く。
GM(ニャーロック):分かったにゃ!じゃあとっとと乗り込めにゃ~!

 君たちが乗り込むとすぐに離陸の準備が始まる。数日前、悲鳴と怒号の飛び交ったこの船内で彼女が座っていた席が空いたまま――。

かい:なんか……切ないね。
シド:切ないか?!俺あんまり切ない感じ無いんだけど!(笑)
GM:もうちょっと全体的にシリアスで行ったところで、このシーンが入れば切なくなるんだけどね。なにぶんラブコメで来てるから、描写が浮いちゃう(笑)君たちはどこまでいってもコメディ集団だな!
シャオレイ:このシナリオにおいてはね!
シド:そんなつもりないんだけど…


◆Opening 03 ヴァンスターへの帰還


 「なるほどな…。あいつ、逝っちまったか…」
 一行の報告を受けたヴァンスター帝国の女帝、リーネは寂しげにつぶやいた。

メルヴィナ:ちょっとぉ!勝手に殺さないでくれる?
GM:いや、死んだし…
シド:俺たちはリンをこのままにしておこうとは思ってない。
GM(リーネ):「まぁ、あいつもそれくらいでやられるようなヤワな奴じゃないからな。どっかでひょっこり現れるだろうさ」
シド:あんたはリンを元に戻す方法は何か知らないか?
GM(リーネ):「人間の力じゃあ無理だろうな。一度無くなったものを一から創り直す…、それこそ神の所業が必要だろうさ」
シド:グローヴィスも無理だっつってたしなぁ…。瘴気に詳しい神様か…。
GM(リーネ):「それこそ邪神と呼ばれる奴らならそういうことは専門だろうな。あまり頼りたい相手じゃないけどな。」
シド:だとしても、今はそこしか当てがない。
GM(リーネ):「リン一人に執着するのも結構だが…それよりお前たちの働きのおかげで、今エリンディルは予想以上の動きを見せている」
シド:どういうことだ?
GM(リーネ):「神と邪神のバランスが崩れたことによって、魔族の連中が暴れ出しているようなんだ」
シャオレイ:「それは本当ですか?」と口を挟もう。
GM(リーネ):「嘘を言っても仕方あるまい。これまではお前たちをはじめ各国の精鋭たちで対応していたが、手が回らないくらいの被害が出ていてな。国民たちに不安が広がっている。不安は不満となり、現在の体制を大きく揺るがしかねん。暴動でも起きればそれこそ魔族たちの思うつぼだからな。何とか手を打たねばならないってわけだ」
メルヴィナ:猫にも暴動を起こされるのか…
GM(リーネ):猫どもはいつでも反乱を起こそうとしてるだろうさ。まぁ俺の力でそんなこと出来ねぇんだけどよ。

 この国、すでに足元グラッグラである。

シド:魔族が活発化してるってことはだ…邪神については魔族に聞くのが一番早いよな?
GM(リーネ):そりゃそうだろ。あいつらは邪神直々の配下なわけだからな。
シド:じゃあ決まりだ。各地の魔族たちを狩りながら情報を集める!もともと世直しみてーなことも目的だったしな。
GM:「世直しよりももっと大事なことがあるんじゃないですか、シドさん?」とここらで出てこないと忘れられそうなセラちゃんがひょこっと出てくるよ(笑)
シド:忘れちゃいねーけどよ…
GM(セラ):「バラールですよ、バラール!」
シド:分かってるっての。魔族が活発化してるのもそこにつながってくるんだろ?
GM(リーネ):「恐らくだが、アロケンの一派がバラールの復活を目論んでいることを考えると、むしろこの時を狙っているのかもしれないな」
シド:それなら一石二鳥、いや一石三鳥だ。リンの情報も探しつつ、アロケンたちの動きも邪魔できて、バラール復活も阻止できる。
GM(リーネ):「そこでなんだが…」リーネが何かを企んでるようにニヤッと笑みを浮かべるよ。
シド:「この女王様はまたろくでもないこと考えてるな…」と口には出さず察しよう。
GM(リーネ):「今、『ろくでもないこと考えてる』とか考えてやがったな?」とシドの頭を剣の柄で小突くよ(笑)
シド:で、何をお考えで?
GM(リーネ):「この事態を受けて、エリンディルの各国が“打倒魔族”を掲げて超国家連合を組むことになったんだ」
シド:何ぃ!?
GM(リーネ):「さすがの俺も驚いたぜ。なんせかつての大戦の際ですらこのような同盟を組むことはなかったのにな。どうも言いだしたのは聖都ディアスロンドの教皇様って話だが…」
シド:そう上手くいくのか?
GM(リーネ):分からん。ともかくその初会合が間もなくエルーランで行われるんだ。帰ってきて早々悪いが、すぐに行くから準備しとけよ!
メルヴィナ:え?
シャオレイ:私たちも行くんですか?
GM(リーネ):そもそもセルノーグを倒して事を大きくした当事者たちが出席しないでどうする!
メルヴィナ:ディアスロンドか…あそことはあまり関わりたくないのよね…。
GM:浄化されちゃう?(笑)
メルヴィナ:私、そこの出身よ!
シド:そもそも今回の魔族騒ぎを起こした張本人が会議の場に出向いたら、それこそエリンディル中で指名手配になるんじゃないのか?
GM(リーネ):まさか!邪神を倒したことを称えられこそすれ、責められることはなかろう。それにこの先、妖魔王バラールをはじめとした魔族たちとの戦いに向けて広く支援を受けられるのはよいことだろう?
シド:いろんな情報も入りやすくはなる、か…。どう思う?二人とも。
メルヴィナ:自由に動けなくなるのはちょっとね~。
シャオレイ:私は…正直あまり前向きではありませんね…。
メルヴィナ私たち複雑な背景がありますので☆
GM:シドだけか、特に拒む理由が無いのは(笑)
シド:どんだけこっちが悩もうと、どーせ無理矢理でも連れてくつもりなんだろ?
GM(リーネ):「フフッ、よく分かったな。…おい、下がっていいぞ!」というと、姿は見えないが周囲から多数の猫たちがざざざーっと下がる気配がするよ(笑)
シャオレイ:猫に負ける気はしませんが、ここで一戦構えても仕方ないですしね。
GM:経験値が無駄に増えるだけだからな!(笑)
シド:わーかったよ。着いてきゃいいんだろ?
GM(リーネ):「話が早いやつは好きだぞ?とりあえずこっから国境まではテレポートで行って、そこからは陸路だな。…そういや、お前らそういうフォーマルな場に参加するときの服は持ってんのか?」
メルヴィナ:私はドレスブックあるから大丈夫だけど?(一同笑)
シド:服は…
GM(リーネ):ないな。(断言)
シャオレイ:私は、その場は欠席させていただいたのですが…

 シャオレイの言葉が言い終わる前にリーネが指を鳴らすと、どこからか現れた猫たちがシドとシャオレイを担ぎ上げ、別室に拉致していった。

シド&シャオレイわああああ!!
GM:数分後、おめかしした二人が出来上がったのでした。よし、行くぞ!(一同爆笑)
シャオレイ:あ、次いく前にアストレート様と交信してもいい?
GM:お、いいですよ。
メルヴィナ:ちょいちょい挟んでくるな~。


◆Opening 04 設定ましまし


GM:どうやって会う?遊びに来る?
シャオレイ:遊びに来るってなんだ(笑)
GM:分かった!じゃあこうしよう!

 猫たちに衣装室に拉致されたシャオレイは、抵抗する間もなくドレスに着替えさせられてしまっていた。猫たちが去った後、こっそり脱ごうとしていると楽しそうな声が聞こえてきた。

GM(アストレート):「あら、もう脱いじゃうの?勿体ないわ。せっかく可愛くおめかししたのに」
シャオレイ:あ、アストレート様!ご無沙汰しております。
GM(アストレート):「元気にしてた?シャオレイ。…それにしてもすごいじゃないあなた!セルノーグを倒したんですって?」
シャオレイ:はい!まぁ、私の力だけではないですけど…。
GM(アストレート):「子の成長を見守る親の気持ちとはこのようなものかしら…」
シャオレイ:私はアストレート様のことをお姉さまのように思ってますよ。
メルヴィナBBAのように思ってますよ!
シド&かいこら!!
GM(アストレート):よしよしとシャオレイの頭をなでると、「それで、どうしてそんな不安そうな表情をしていたの?」
シャオレイ:はい…つい先ほど、あまりよくない話を聞いたもので…
GM(アストレート):それは、私たち魔族の動きのこと?
シャオレイ:はい、魔族が暴れていると聞きました。アストレート様も邪神がいなくなったことで、そのような動きをされているのですか?
GM(アストレート):ちょっと困ったような顔をして、「セルノーグが倒されたことで光と闇のバランスが崩れたというのは分かるわね?それで特にアロケンの一派がおおっぴらに動くようになったのよ。“殺られるまえに殺れ”の精神ね。」
シャオレイ:アロケンの一派は血の気が多いですからね。
GM(アストレート):「まぁそれに乗じて私もコソコソ~っとね☆」
シャオレイ:アストレート様、私は少し心配もしているんです。
GM(アストレート):「あなたがそんなに心配することなんてあるかしら?」
シャオレイ:今、人間たちの中で魔族を倒そうという機運が盛り上がっています。それは同時にアストレート様へも向けられるのではないかと…。
GM(アストレート):そればっかりはしょうがないわよねぇ。一番最初にやり玉に挙がるのはアロケンでしょうけど、その次は私か、バラムか…。
シャオレイ:私はこのまま人間の味方をしていてもよいのでしょうか。
GM(アストレート):なるほどねぇ…。ちなみにあなた、バラムの事はどう思う?
シャオレイ:……バラムって現在どんな情報があるんだっけ?(笑)
GM:前に1回会ってて、「力のある者が弱い者を支配するのがいいんじゃね」って言ってたよね。ノブレスオブリージュを持って行動してるのがバラム(笑)

 ※ノブレスオブリージュ:本来は「特権的な地位には相応の義務が伴う」という倫理のひとつで、階級社会や貴族社会を正当化・擁護する言葉。

シャオレイ:私は……私は人間はあまり好きではありませんけど、でも、やっぱり根本的には人間なのでバラムの考え方に賛同はできません。
GM(アストレート):じゃあ、もしあなたの仲間たちがバラムと戦うことになったらあなたは協力するのかしら?
シャオレイ:私個人としては、バラムを倒すことに異論はありません。
GM(アストレート):では、私と戦うことになったら?
シャオレイ:それは……私は正直、人間たちの味方にはなれないと思います。
GM(アストレート):その時になったら人間なんて放り出しちゃえばいいのよ。それくらいの考えでいいんじゃない?
シャオレイ:そう…ですかね。
GM(アストレート):あなたは極端に考えすぎなのよ。人間だけとか魔族だけにこだわる必要もないわ。自分の好きな者だけ守ればいいのよ。
シャオレイ:「好きな者だけ好きに守る…ですか。でも私は、好きなものも守れなかったです…」とリンのことを思い浮かべるよ。
GM(アストレート):いいね、シリアスだよ(笑)さてどう返そうか…「守れなかったのなら強くなればいいのよ。私だって最初からこんなだったわけじゃないわ」
かい:こんなって(笑)
シャオレイ:強くなれば……。そうですね、アストレート様に私の力の楔を解いていただいたおかげで、少しずつ魔力が上がってきている気がします。
GM(アストレート):「あなたとシルフィちゃんの絆も深まってきているように見えるしね」
シャオレイ:私はシルフィがいないと生きていけない身体ですから。言うなれば、シルフィと私は一心同体です。
一同そうなんだぁ…。
GM(アストレート):「そうね…あと1レベルくらいしたら具現化しそうなくらいの…」(一同爆笑)
シド:メタいぞ~(笑)
シャオレイ:あっ、アストレート様!私、一時的にですけど、シルフィを具現化できるようになったんですぅ!(笑)
GM:あ、あの~……クライマックスとかによく見るアレ?(笑)
かい:アレか(笑)
シャオレイ:私の身体に降霊させるわけではなくて、シルフィ自身の身体を具現化できるようになった、という意味です!
GM(アストレート):そこまで魔力が上がったということは、もしかしたら、もうあなたはシルフィちゃん無しでも生きられるのかもしれないわね。
シャオレイ:そうですかね…。でも私のこの身体はシルフィーが風精霊を集めてくれてるおかげで構成されていますから…
GMらしいよ!!(一同爆笑)

 さっきから新事実、盛りだくさんである。

GM:いきなりぶっこんでくるからさぁ!(笑)
シャオレイ:だって一度殺されてるシーンがGMによって挟まれてるし。
GM:殺してって言ってなかったっけ?初期で送られてきた設定なんだったっけな…(笑)
シャオレイ:とりあえず…「シルフィ。出てきて。」と言うと、シルフィが空中から光と共に現れる感じかな。
メルヴィナピギャアアアアアアアアアア!!!!
シャオレイ:(無視)そこに姿を現したシルフィは、金髪碧眼の……私のイメージでは○イルズオブヴェスぺリアのフ○ンみたいな感じなんですけど…(一同爆笑)
GM:えらく具体的なビジュアルが…(笑)
かい:き、騎士様やでぇ…!!
シャオレイ:騎士様が出てきます!じゃあシルフィが声をかけます。「久しぶりだな。アストレート」
GM:う、どうやって返そうかな…
メルヴィナ相変わらず若作り頑張ってるわね!(一同爆笑)
シド:なんでそんなギスギスしてんの(笑)
GM(アストレート):「あの契約の時以来かしら?」
シャオレイ(シルフィ):ああ、そうだな。私もこの身体で出てくるためにはシャオレイの魔力が必要だから、その時以来になるか。
GM(アストレート):あの時は言えなかったけど、彼女の命を救ってくれてありがとう。
シャオレイ(シルフィ):いや、私はシャオレイの呼ぶ声に応えただけだ。必死に生きたいという望みが聞こえたからな。
GMそうだったんだ!!(一同爆笑) もうなんかね、いろいろ新事実が多くてね…。
シャオレイ:ぶっこんでおくんだよ、中盤で!(笑)
GM(アストレート):「そう、生きたかったの…」とシャオレイの方を向いてニヤッとします。「なんだ、かわいいところもあるじゃない」
シャオレイ:「あはは…さすがに私も死ぬのは怖かったですから…」と照れ笑い。
GM(アストレート):「それで、これからも彼女を守ってくれるの?」
シャオレイ(シルフィ):ああ、私の目的はシャオレイを守ることだからな。
GM:シャオレイ死んだら、精霊が「マモレナカッタ…」って言って仲間になるから待っとけや!(一同爆笑)
シャオレイ(シルフィ):最近はシャオレイに変な虫が付くんじゃないかとヒヤヒヤしている。主に虹の(笑)
GM:変な鳥だな(笑)
シド:何の話だ、鳥って。
シャオレイ(シルフィ):まぁ、シャオレイに何かあれば私のこの剣であいつをオロしてやろう。
かい:いつの間にこんなオートセコ○が…(笑)
GM(アストレート):「それなら安心ね。あの子はちょっと無防備なところがあるから」
シャオレイ(シルフィ):その通りだ。この前も胸元を男に見せつけて…!
GM(アストレート):「へぇ…?だいぶ大胆になったのね~。」
シャオレイ:ち、違います!わざと見せつけてたわけじゃないですっ!/// も、もうこの話はここまでにしましょう!アストレート様、私はいま守りたい人たちがいるので、彼らに付いていこうと思います!
GM(アストレート):いい方向に持ってったね(笑) 「あなたがそう思うなら、それがいいんじゃないかしら」
シャオレイ:シルフィにもこれからも力を借りて、出来るところまでやってみようと思います。だから、アストレート様もくれぐれも気をつけてくださいね。
GM(アストレート):「ええ。私が死ぬのはきっと、三魔族の中で一番最後だと思うし…しぶとく生き抜いて見せるわ。」
シャオレイ:はい!それでこそアストレート様です!……それじゃあ、そろそろみんなのところへ戻らないと。
GM(アストレート):「そうね。着替えが遅いなーと心配してる頃でしょう」
シャオレイ:はい。パパッと着替えて向かいます!
GM:そしたら、アストレートとシルフィが消えて残されたところで…
シャオレイ:身だしなみチェックが始まるって感じかな(笑)

EYE'S ep10 MPへ続く…
最終更新:2018年11月10日 20:19