■CLIMAX PHASE
◆Climax 01 宿敵、集結
襲い来る敵を退け、森の奥へ進んで行く一行。クウの案内で辿り着いた先は、巨大な洞窟の入り口だった。
GM(クウ):「さぁ着いたよ。ここを抜ければ、その先は君たちが目指す場所だ」
リーフ:「でも、魔族や妖魔たちは大丈夫か?」
GM(クウ):「その心配は必要ないよ。この世界はいつまでも留まれる場所ではないからね」
リーフ:「そっか…。世話になったな、クウ先生」
GM(クウ):「いや、僕もナミキの仲間が君たちのような人たちで良かったと思っているよ。……あー、でもどうやら、このまま行かせてはくれないみたいだね」
リーフ:「え?」
GM:クウの視線の先を追って洞窟の入り口を見上げた君たちは、一段と禍々しい気配を感じ取る。そこにいたのは、かつて君たちに襲いかかってきた3体の魔族と、炎髪の獅子の姿であった。
ドラドル:数多くなぁーい?
リーフ:「アロケン…!」
GM(クウ):「アロケン、まさか君がここに踏み込んでくるとは思わなかったよ」
GM(アロケン):「黙れ。お前のような半端者と話をする気はない。大人しくレメゲトンを渡せ」
GM(クウ)「おや、これはずいぶんな言い草だね。君ももう分かっているはずだ。三賢人と呼ばれた僕の役目も、その実力もね。…さて、アロケンは僕が相手をするとしよう。君たちには他の魔族の相手をお願いしてもいいかな?」
ナミキ:「それは構いませんが…先生、お一人では…!」
GM(クウ):「君も僕を甘く見過ぎてはいけないよ」
ナミキ:「そういう意味ではありませんが…」
リーフ:「ナミキ先生、向こうはクウ先生に任せよう。さっきだって気づいたら影の一軍を一瞬で消してたぜ?」
ナミキ:「…分かりました。まずはここを抜けないと、ですね」
GM(クウ):「それじゃ、任せたよ」 そう口にしたクウがさっと指を振ると、何もない空間に裂け目が割れ、目にも留まらぬ早さでアロケンとともにその裂け目へ姿を消した。
リーフ:「……さて、と」
ナミキ:「こっちはこっちで大変そうですね…」
ドラドル:「ホントな」
GM(フィリーネ):「さぁーて!じゃあ早速始めるとしよっか!」
GM(ディマーダ):「ふふっ。あなたたちと会うのはエルクレスト以来ね。もっと早く絶望に打ちひしがれるかと思ってたけど」
GM(ウバル):「お二方、油断はされぬよう。彼らも以前と同じではあるまいて…」
ドラドル:その通り!
ナミキ:むしろ前より弱くなってるかもしれんぞ!
リーフ:一人抜けてんだよ!MPタンクが無ぇんだよ、こっちは!
ドラドル:便利アイテム一個失ってんだよ!!
控えめに言って、最低な奴らである。
(※
シェンファン(PL2)は、この時まだ通信の場にいなかったのでツッコミ不在です)
GM(フィリーネ):「でもさ、こうして上位魔族が3人も揃って相手をするんだから、同じだったら正直興ざめ…。だからさ、簡単にやられたりしないでよね!」
◎ROUND 1
- エンゲージ1:リーフ、ナミキ、ドラドル
- エンゲージ2:フィリーネ、ディマーダ、ウバル
リーフ:3人で来るなんて卑怯だぞ!一人ずつ来い!
GM:4対1でボコボコにしてたやつらがよく言うわ!(笑)
ナミキ:えっと…彼らはどんなやつらでしたっけ?
リーフ:たしか、フィリーネはバッファーみたいな感じだったような…ディマーダは…魔法系?あれ、どうだったっけ…??
GM:記憶があいまいだなぁ(笑)
リーフ:ほらな?リプレイ書かないからこうなるんだよ(戒め)
GM:はい、じゃウバルのセットアップからいくよ。≪インペレイティブ≫+≪召喚:機械≫!
ナミキ:…何?
GM:ゴーレムを召喚します。
リーフ:まだ増えんの!?
GM:そんでもうひとつは、≪インクリーズデバイス≫!『対象が行う攻撃のダメージに+【知力】する。ラウンド終了まで持続。』そんで、SL体に使えるので全員に使えまーす。
ナミキ:いやぁぁぁぁあああ!!(悲鳴)
リーフ:っざけんなよ!(笑) こっちは≪陣形≫だ!
ドラドル:ドラドル、行きまぁぁす!!
リーフ:俺とナミキ先生は散開する感じだな。
ナミキ:いつも通りだね。
GM:では、ディマーダいきます。≪インペレイティブ≫!
ナミキ:お前もかァ!!
GM:≪エントリーマカブル≫を使います。これでダイス1個でも6が出るとクリティカルね。あと≪クイックステップ≫で、≪ステップ:アース≫と≪ステップ:ファイア≫を使って終了~。
リーフ:鬼か…
GM:続いてフィリーネさん。オリジナルエネミースキル≪風の歌:弐≫を使います。『対象が行う判定に+2D。対象はクリンナップ毎に20点のHPロスを受ける。シーン終了まで持続する』って感じで、ディマーダに使います。
ドラドル:これさっさとディマーダ落とした方がいいな?
GM:あ、ゴーレムは何もないよ。
ナミキ:すでにソウルジェムが濁りそうです…。
GM:フッフッフ(楽しげ)
ナミキ:私の番では≪限界突破≫します!
ドラドル:回避上げるよ!≪グラスホップ≫だな。
GM:さて、イニシアチブに移りますか。
リーフ:≪カリキュレイト≫で割り込む!しかし今気づいたけど、俺が【行動値】下げても意味ねーな!≪インパクトショット≫の意味が…!
ドラドル:防御を下げるんだ!
リーフ:だな。『理力符』で属性を変えて、≪ワイドアタック≫で全員に攻撃!…(ころころ)6Dも振ったのにクリティカらない…!『ブリッツゴーグル』の効果で振り直す!…(ころころ)あ、だめだ(笑) しかもちょっと下がった。44点命中!
ナミキ:まぁ余程のことが無ければ当たるでしょう。
ドラドル:余程のことをしてきそうな気がする…
ドラドルの悪い予感は的中し、フィリーネにクリティカル回避を成功されてしまう。さらに、ゴーレムが≪アラウンドカバー≫を宣言。ダメージは通るのか…?
リーフ:わははは!クソ野郎め!!(ヤケクソ)≪ワンコインショット≫+≪バレットマーク≫!…(ころころ)ダメージ低いな…80点ダメージ!
GM:……じゃあ、はい。2体分のダメージが入るので、ゴーレムは落ちますね。
リーフ:よしっ!!そんなに強くないな!
ドラドル:でもこれ毎ターン召喚してくるやつか?
ナミキ:さっさと叩きたいけど、まずは攻撃を凌いでからだね。
GM:では、まずウバルさんの攻撃。マイナーで≪ファストドロウ≫、メジャーで≪クエイク≫、みなさんに攻撃しまーす。命中行きますね…(ころころ)53といって命中!
リーフ:高っ!
ナミキ:リーフ、≪インターフィアレンス≫のダイス数は?
リーフ:もろもろ入れて6D。
ナミキ:こっち7Dだから≪パトロナイズ≫しよう。
ドラドル:よろしく!
ナミキ:フェイト1点使用して8D、MP消費して固定値も上げておこう。クリティカル失敗しても何となるかもしれない…(ころころ)あぁ~残念!!振り直し!…(ころころ)ダメだぁ~~!!(泣)
GM:はい、≪クエイク≫いきまーす(棒)…(ころころ)184点地属性魔法ダメージ。あ、ごめん。リアクションまだだった。避けてどうぞ。
リーフ:いやいやいやいや…
ナミキ:これ死ぬぞ。
ドラドル:フェイト2点使って回避するぞ。…(ころころ)惜しい~!もっかい!…(ころころ)クリティカルぅ!
リーフ:フェイト使っていくぜぇ…(ころころ)いやーーキツイ!振り直し!…(ころころ)あ、避けてねぇ!(笑)
ナミキ:1点フェイト使って…(ころころ)はいクリティカル!
想定以上のウバルの攻撃に対して避け損なったリーフをドラドルがカバーし、ダメージはナミキの≪アフェクション≫でゼロに抑えることに成功。初発から即死級の攻撃に冷や汗を流すPCたちであった……
ドラドル:なんで避けないのよ!回避職じゃないのが避けてんのに!(笑)
リーフ:た、助かった…
GM:助かった、と思った矢先、次の攻撃いきまーす(←容赦無い)
一同:はーい……
GM:ディマーダさんだね。メジャーでオリジナルエネミースキル≪水蛇の舞:弐≫!
ナミキ:なになに?
GM:まぁ、要は2回攻撃です。
ドラドル:あーいいよ、そういうの要らない。
GM:さらに≪大奔流:弐≫を使います。こちらもオリジナルスキルね。『あなたが行う攻撃と同時に使用。この攻撃を「場面(選択)」、「射程:視界」に変更。』
ナミキ:(失笑)
リーフ:殺しに来てますわぁ…(笑)
ドラドル:これは≪インタラプト≫では?
リーフ:だな。≪インタラプト≫します!
GM:じゃあ…ディマーダの周囲に魔力が集中し始めたその時、リーフの狙撃が術式の展開を妨害します!「ちっ!」と舌打ちします。
リーフ:「何度もそんなの連発させっかよ!」
GM:えーっと、次のフィリーネは普通に行こうかな。
ドラドル:その普通も怖いんだけどな!(笑)
GM:メジャーで≪バラード≫をディマーダにかけましょう。魔法防御を10点上げますね。
ドラドル:上げてきましたねぇ。これはディマーダを落とされたくない、と。
ナミキ:ウバルもヤバいんだけどなぁ。
GM:では続いてナミキさんかな。
ナミキ:範囲でいきますよ!≪マジックブラスト≫+≪ホーリーライト≫!…(ころころ)あー、クリティカルが出ない…。しかもちょっと低いぞ。振り直そうかな。…(ころころ)クリティカル!
GM:マジか。全体だもんね。えっと…(ころころ)全員当たりましたね。
ナミキ:ダメージは…期待値以上か。126点貫通ダメージ!
ドラドル:いいですねぇ!
GM:結構なダメージ入りましたね…。続いてどうぞ。
ドラドル:俺だな。これはディマーダでいいよね?
リーフ:そうだね。
ドラドル:≪ファストセット≫+≪スキップジャック≫+≪ライドファング≫かな。≪バーサーク≫は回避されるから使いません!(笑)
ナミキ:いい判断!(笑)
ドラドル:で、≪ストラグル~≫ですね!フェイト1点使っていこう。1発目は≪ボルテクスアタック≫!!命中は8D、イケる!…(ころころ)イケなかった!≪バトルコンプリート≫します(笑)
リーフ:必死。(一同爆笑)
ドラドル:あ、クリティカル!ありがとうございます!
GM:…回避は出来ませんでした。
ナミキ:≪ディバインフォース≫入れちゃおうか。
ドラドル:入れられるときに入れちゃった方がいいよね。
ナミキ:では、≪ディバインフォース≫!!
ドラドルの武器が、ナミキの聖なる力が付与され、淡い光を放つ。光をまとった斧は光の鉄槌となり、敵の頭上に振り落とされた!!
ドラドル:273点魔法ダメージ!
ナミキ:強い!
GM:そこでウバルが≪障壁展開≫して、40点軽減します!
リーフ:まぁ、そのくらいはしょうがない。生きてる?
GM:痛ぇよ!でも生きてます。あ、しかも判定2D忘れてるし(笑)では2撃目どうぞ。
ドラドル:はいはい、出た出たそういうの。要らないから!(笑)
GM:次は回避で5D振れるので(ニッコリ)
リーフ:ほんとに要らない!!
ドラドルの2撃目は危うく避けられそうになるが、≪ライドファング≫に救われるが、ダメージは振るわず…。
ドラドル:ほんとに……97点なの…?
ナミキ:自分が信じられないみたいね(笑)
ドラドル:低っ!これはやっちまったなぁ…
GM:やっちまったなー。はい、ダメージは通りましたよっと。
リーフ:もうここで≪再行動≫しよう!フェイトはないが、仕方あるまいよ…。≪ダブルショット≫で確実にディマーダを落としに行こう。
GM:落とせるといいね。(ボソッ)
リーフ:うるさいっ!(笑)
GMの呪詛にやられ、リーフの≪ダブルショット≫はフェイトの振り直しを使っても出目が振るわず、難なく回避されてしまう。続くナミキの攻撃は確実にディマーダを捉えるが、GM(ウバル)の貫録の2Dクリティカルが炸裂する――。
リーフ:なんでそんなに2Dで6ゾロ出んの?バカなの?ねぇ、バカなの?
GM:そんな褒めても何も出ないよ~(微笑)
リーフ:こんにゃろう…!
ドラドル:おっかしぃなぁ!≪ニゲイト≫とか魔防ゼロに出来るはずなんだけどなぁ!(一同爆笑)
ナミキ:107点貫通ダメージ!
GM:はーい。ディマーダはまだ生きてますよ。
リーフ、意地の≪アデンダム≫を使用し、このラウンド最後の≪ダブルショット≫をディマーダに放つが、ダメージが振るわない。2撃目の命中も酷い出目が出るが、GMの優しさ(?)もあり命中するも、やはりダメージは振るわない……
リーフ:低い…(絶望)
ドラドル:話になりませんねぇ!
GM:稀に見る酷さだな(笑)
リーフ:いろいろあんだよこっちにもぉ!(泣)
ダイスの女神に見放されたリーフに続き、ドラドルも運命に翻弄され、ことごとく攻撃をかわされてしまう。
さらにクリンナップで、ディマーダが20点HPロス…と思いきや、フィリーネのオリジナルスキル≪風の恩恵:弐≫により、逆にHPが100点回復してしまう。回復を担う料理人だけでなく、ダイス運まで欠いた一行は、次の猛攻を凌ぎきれるのか――?
◎ROUND 2
- エンゲージ1:ウバル、ディマーダ、フィリーネ、ドラドル
- エンゲージ2:リーフ
- エンゲージ3:ナミキ
セットアップでウバルは再度ゴーレムを召喚、一行は≪最後の力≫でフェイトを回復させて次の攻撃に備える!
GM:うわぁい、やったね。首の皮一枚つなぎとめた☆
リーフ:うるせぇ!(笑)
GM:ではウバルさん。≪クエイク≫+≪ホースバトラー≫をドラドルにいきますよ。…(ころころ)命中は49ですよ。
ドラドル:フェイト1点使って頑張って避けるかな。…(ころころ)あ、避けられなかった。
リーフ:させるか!≪インターフィアレンス≫!フェイト使っとくか。6が一個でも出ればいいのだ!…(ころころ)うわ、一個も出ないというね(笑)
ドラドル:wwwwww
リーフ:振り直そね。ヤバいな今日…(ころころ)1個出た!(笑)≪ハードラック≫!
ドラドルに相対するウバルを中心に魔方陣が展開しはじめるが、リーフの弾丸がドラドルの脇をすり抜け、ウバルの詠唱を妨害する。ウバルはとっさに魔法障壁で防御するが、ドラドルの足元に展開していた魔方陣は消えていく――
ナミキ:今日ほんとに出目酷いな…(笑)
GM:じゃあ≪ホースバトラー≫いきまーす。…(ころころ)26といって命中!
リーフ:これはどうしようもない……何とか防いでくれ!
ドラドル:これはフェイト使わんよ…(ころころ)まぁ避けられんわな!
GM:127点の貫通ダメージ!
ドラドル:痛いわ!
ナミキ:≪プロテクション≫!!54点止め!
ドラドル:73点ダメージか。まだまだ。
リーフ:次いきます。≪インパクトショット≫はゴーレムのせいで意味ないからな…≪ファニング≫!ゴーレムとディマーダ対象に攻撃!…(ころころ)いやぁ…当たるかなこれ…命中は38かな?
GM:ディマーダ回避しまーす…(ころころ)38といって回避。
リーフ:避けるのかよ…!
ナミキ:ヤな予感…
GM:ゴーレムの回避…(ころころ)クリティカル!
リーフ:こ、こんにゃろう…!!
ナミキ:ちょっとリーフ…(蔑みの目)
リーフ:俺のせいか?これ俺のせいか!?2Dで6ゾロ何回出すねん!!
GM:ゴーレムの華麗な舞でリーフの弾丸はさらりとかわされます。
リーフ:おかしいだろうよォ!!(泣)
ドラドル:ちょっとー……で、どうすんの?
リーフ:≪アデンダム≫!!
予想外に機敏な動きを見せたゴーレムに攻撃をかわされ、涙の再攻撃でもディマーダにかわされ、ゴーレムも撃ち漏らしてしまう…
リーフ:出目が回復してこない……
ナミキ:やる気ないの?リーフくん。
GM:では、ディマーダですね。すでに≪大奔流≫は使い果たしてるので、≪水蛇の舞:弐≫でドラドルに2回攻撃しまーす。
ドラドル:うん、そういうの要らn(以下略
GM:はい、6が3つでクリティカル~(笑)
リーフ:絶好調だな、オイ!
ナミキ:さて、どうしましょう…
リーフ:撃ち落とすか。
GM:3ゾロをぉ?
リーフ:うっさいっての!!最後のフェイトを使うぞ!≪カウンターショット≫!!…(ころころ)やっと出たよ…そしてなにこれ出過ぎじゃない?(笑)
ドラドル:今までのを取り戻すかのような(笑)
完全に見放されていたダイスの神様にやっと微笑んでもらったリーフの弾丸は、正確にディマーダの魔方陣を打ち崩した!続く攻撃はドラドルがクリティカルで回避!敵の水流弾を華麗に受け流し、ノーダメージで凌ぐ!
ドラドル:水の攻撃は効かないよ!いやぁ、ごめんネッ☆(テヘペロ)
ナミキ:リーフ、こういうとこだぞ、こういうとこ。
リーフ:さっき出したもんっ!!!
GM:ドラドルに攻撃を受け流され、お次はフィリーネです。どうしようかなぁ…メジャーで≪エチュード≫を、ウバルにかけようかな。攻撃に+10点します。
ドラドル:あー、そういうの要らない(笑)
GM:ゴーレムさんですね。ではメジャーで≪連続攻撃≫をドラドルに叩きこんでくるよ。
ドラドル:早めに落としておかなきゃいけないやつぅ~!
GM:39といって命中!
ドラドル:避けられないよっ!
GM:ダメージは……162点物理ダメージかな。
ドラドル:おかしくなぁーい?笑わせてくれるな!(一同爆笑)
ナミキ:≪プロテクション≫!……諸々計算すると、80点ダメージで、ドラドルの残りHP21かな。
想定以上に重いゴーレムの連撃に、奥の手≪パーフェクトボディ≫で何とか堪えるドラドル。しかしその姿はあまりに痛々しく…?
GM:ゴーレムの強烈な打撃を受けるが、ドラドルは血まみれで立ち上がる(一同爆笑)
リーフ:かっこいい!(笑)
ナミキ:とりあえずイニシアチブで≪クイックヒール≫!…(ころころ)成功!78点回復!
ドラドル:HP残り98点か…
続くナミキの全体攻撃でゴーレムを瞬殺することは出来たが、一行はドラドルの最後の≪ボルテクス~≫をどう使うかに頭を悩ませる。確実に敵の数を減らすならディマーダに撃つべきだが、すでにかなりのダメージが入っていることを考えると、今のうちにウバルへ大きなダメージを入れておいた方がよいのでは……相談の結果は――?
ドラドル:ウバルに行こう!
リーフ:ゴーレムの発生源でもあるしな。
ドラドル:≪ファストセット≫+≪スキップジャック≫+≪イートザミート≫+≪ストラグルクラッシュ≫+≪ボルテクスアタック≫!
ナミキ:いけぇ!!
ドラドル:まず回復(モグモグ)(一同爆笑)
リーフ:まず回復ね(笑)
ドラドル:良い出目!27点回復!命中には、フェイト1点使って、≪ドラゴンソウル≫使います。ということで、8Dだね。てやっ!…(ころころ)あーーー出なかったーーー。いや、でも当たることを信じる!37!
GM:避けられる!…(ころころ)あ、だめだ。
ドラドル:よぉし…(ころころ)まぁまぁいい出目。294点水属性魔法ダメージ!
GM:≪障壁展開≫で40点軽減。ダメージは通りました。お次どうぞ。
ドラドル:あれ、あんまし食らって無さそうな…
GM:いや痛ぇよ!(笑)
ドラドル:2撃目は…≪ドラゴンソウル≫その2!MP消費マッハだ~
リーフ:言ってる場合じゃない!(笑)
ドラドル:クリティカれ~!…(ころころ)クリティカルです!あざーーっす!!
リーフ&ナミキ:あざーーーーっす!
GM:ウバルは≪因果予知≫を発動!
ナミキ:何ぃ!?
GM:『判定の直後、対象が行った判定を振り直させる』
リーフ:うぜぇ…!
ドラドル:振り直しですね?ありがとう。6たくさん出しちゃうよ?…(ころころ)うわー出なかったー。
GM:いやまぁ、避けられないよ(笑) クリティカル消したかっただけだから。
ドラドル:せっかくクリティカル出たのになぁ…(ころころ)良い出目!145点水属性魔法ダメージ!
水の力を纏ったドラドルの斧は、魔法障壁をも突き破り、ウバルへと届く!そのまま体勢が崩れたウバルへ立て直す間もなく切り返す!
しかし、確実に敵を捉えたかに見えた2撃目は、ほんの少し逸れてしまった。いや、ドラドルの目には、ウバルの動きが一瞬変わったように見えたのだ。まるで攻撃に合わせて身体をずらしたような不自然な動きに――。
GM:はい、かなり痛いダメージが入りましたよっと。
リーフ:死んでねぇーー!
ナミキ:まぁまぁよかろうて…。
◎ROUND 3
- エンゲージ1:ウバル、ディマーダ、フィリーネ、ドラドル
- エンゲージ2:リーフ
- エンゲージ3:ナミキ
セットアップで、三度ウバルがゴーレムを召喚。リーフはブリッツの力で【行動値】を上げ、迅速なゴーレム掃討を目指すのだった。
リーフ:≪ワイドアタック≫だね。…(ころころ)低いッ(低音)
ドラドル:フフッ(鼻笑)
リーフ:34かぁ…
GM:敵さん避けますね~…(ころころ)ディマーダだけ回避成功ですね。
ナミキ:まぁそこは仕方ない!他が当たればOKよ。
GM:ゴーレムの≪アラウンドカバー≫!
リーフ:≪ワンコインショット≫+≪バレットマーク≫!貫けぇぇぇ!!…(ころころ)こっちの出目はいい!81点魔法ダメージ!
GM:ダメージが倍になるから、ゴーレムは崩れますね。
リーフ:よし!任務完了!
ドラドル:しかしそろそろ私がログアウトするんだよなぁ…
GM:じゃあウバルいきますよ。≪クエイク≫+≪ホースバトラー≫をドラドルに撃ちますよ。…(ころころ)53といって命中。
ドラドル:避けれないよ~。
リーフ:ここは≪蘇生≫で何とかしよう!
GM:187点地属性魔法ダメージ!
ドラドル:1……7……8点?
GM:187点!
リーフ:ちょっとちょろまかそうとすんな!(一同爆笑)
ドラドル:もう現実が受け入れられない…(笑)
ナミキ:≪プロテクション≫!!
ドラドル:えーっと……あ、死んだわ。さよなら。
ナミキ:え?ちょっと待って。……(計算中)いや生きてるよ!3点残ってるって!
ドラドル:私のガバ計算だった…(一同爆笑)
リーフ:やめて!こんな局面で凡ミスすんの!!(笑)
ナミキ:死活問題だから!もー!
ドラドル:うっかりさんだから!受験当日に受験票忘れるタイプだから!(笑)
GM:やめろよ(笑) じゃあ≪ホースバトラー≫行きますよ。29点といって命中!
ドラドル:それは避けるよ!…(ころころ)……くそっ(小声)(一同爆笑)
ナミキ:≪バリア≫張るよ!
GM:耐えられるならな!125点貫通!
リーフ:もちろん≪蘇生≫!
ナミキ:もう一回≪プロテクション≫入れて……残りHP103点!
ドラドル:痛いわ~
GM:じゃあディマーダは≪水蛇の舞:弐≫でドラドルに2回攻撃!
ディマーダのすさまじい攻撃が、とうとうドラドルを捉える!最後のフェイトもつぎ込んだ意地の回避も振るわず、水流弾の雨がドラドルに降り注ぐ――!
ドラドル:ダメージのことはよく聞こえなかったけど、HPがゼロになったのは分かった(笑)
ナミキ:あーードラドルぅ!!
GM:じゃあフィリーネの番だが……君たちにはここで終わりを迎えてもらうか。
ナミキ:攻撃してくるのか!?
GM:攻撃するのだ。ムーブで≪ファストドロウ≫…
一同:はぁ!?
GM:メジャーで≪魔術攻撃:風≫!2人とも終わりを迎えるがいい!
ナミキ:これは…
GM:まずは命中判定…(ころころ)43といって命中!
リーフ:避けます!…(ころころ)もうひどいな…(一同爆笑)
ドラドル:もうシーフ辞めたら?(笑)
ナミキ:避けられません~。
GM:ダメージいきまーす…(ころころ)142点魔法ダメージ!
リーフ:きっつい…生きてるけどさぁ…残りHP5点だよ。
ナミキ:≪プロテクション≫自分に使って…残りHP51!
GM:はーい、じゃあナミキさんだよ。
ナミキ:どうしよう…リーフに≪ヒール≫する?
リーフ:いや、回復してもたかが知れてるぞ?攻撃しよう!
ドラドル:フフちゃんとか、川から流れてきたりしません?
GM:しねぇよ!(笑)
ナミキの光の槍もディマーダ以外の2人には命中するが、致命傷にはならず…。
万事休すか――!?
◎ROUND 4
- エンゲージ1:ウバル、ディマーダ、フィリーネ、(ドラドル[戦闘不能])
- エンゲージ2:リーフ
- エンゲージ3:ナミキ
クリンナップでポーションを飲んだことで、再度ブリッツの力で自身を加速させるリーフ。ウバルも手を緩めず、ゴーレムを召喚する。
ここで敵の数を減らさなければ、一行に勝利は無い。果たして!?
シェンファン:遅くなりましたー!
GM:はーい。
ドラドル:端的に言うとね、今、全滅しかかってるところ(一同爆笑)
シェンファン:なるほどね!あのね、いろいろ言いたいことはあるんだけど、とりあえず、ごめん!!(一同爆笑)
ドラドル:≪ニゲイト≫とかさぁ、≪レインボーカラー≫とかさぁ、回避下げる奴とかさぁ!
GM:瞬間火力もあるしねぇ(笑)
シェンファン:みんな言いたいことはあるだろうが、とりあえず結果を見届けよう!(笑)
リーフ:よしいくぞ!全体に≪ワイドアタック≫!…(ころころ)ここにきて出目が回復しつつある。
ドラドル:今さら…(笑)
GM:えっとね、ディマーダ以外は当たったよ。
リーフ:ダメージ!…(ころころ)もうなんなの今日ホント……(一同爆笑)
ナミキ:0.5…
ドラドル:もう0.3だよ(笑)
リーフ:73点魔法ダメージ!
GM:ゴーレムの≪アラウンドカバー≫!
シェンファン:≪アラウンドカバー≫を持っている?
ナミキ:毎ターン、ゴーレム召喚してきて、毎回≪アラウンドカバー≫してくんの!
シェンファン:狂っとる!(笑)
GM:はい、ゴーレム落ちたよ。やったね(微笑)
ナミキ:ここから避けていかないと、1人ずつ死ぬだけだよ…!
GM:じゃあウバルはリーフに≪クエイク≫を撃とうかな。
ドラドル:避けて!善意でリーフ狙ってるんだから!
GM:55点といって命中!
リーフ:もうクリティカル頼みじゃねーか!
シェンファン:なんかいろいろとおかしいぞ…(笑)
リーフ:くそぉ!…(ころころ)はい出ませんよ!!
ドラドル:あなたの回避、諦めないでっ。(真○みき風)(一同爆笑)
GM:はい、ダメージは196点地属性魔法ダメージ。
シェンファン:ちょっと待って!?全体的に強すぎやしないか?(笑)
ナミキ:最後にダメージ走ったな~(笑)
リーフが上空からの一斉射撃でゴーレムを破壊するが、真下の地面が隆起しはじめ、リーフの着地と同時に周辺の地面ごと爆発する!吹き飛んだ地面とともにリーフの身体が叩きつけられる――
GM:はい、リーフが落ちましたね。
ナミキ:えー、ちょっとこれどうしたらいいの…?
リーフ:あと2回避けて攻撃を叩きこむのさ!
シェンファン:戦略的撤退とかさ、アリだと思うよ!クウ先生とか来てくれるでしょ?
ドラドル:いるけどさぁ…
ナミキ:でもあの人、異次元担当してるから(一同爆笑)
GM:異ww次ww元ww担ww当wwww
ドラドル:今、アロケンとタイマン張ってるから!
シェンファン:アロケンも来てんの!?
GM:はい、じゃあディマーダは≪水蛇の舞:弐≫でナミキさんを攻撃しまーす。
ドラドル:奇跡起こしてぇ!!
ナミキ:奇跡って…ここから全部6ゾロってこと?
GM:あ、出目は優しいよ。36点命中!
ナミキ:…(ころころ)ああっ!避けられない!!
GM:はい、ダメージが…166点水属性魔法ダメージ。
ナミキ:これは盾を張っても…
リーフ:いや貼っておこう!
ドラドル:うん!カッコつけとこ!
ナミキ:分かったよ!……≪プロテクション≫!!
ディマーダが今までで一番巨大な水の槍をナミキへ放つ!光の盾を張るナミキだったが、巨大な水流は目の前の盾を突き破り、盾の破片ごとナミキを呑み込んだ――
シェンファン:え、ちょっと、私がいない間に大参事になってるんですけど…
GM:残念ですが…エンディングに入りましょうかね。
■ENDING PHASE
◆Ending 01 洞窟の先へ
上位魔族たちとの熾烈な戦いで苦戦を強いられる一行。確実にダメージは与えているにも関わらず、魔族たちの表情には余裕の色が見える。徐々に追い込まれている戦局の中、一行の前に突然裂け目が開き、そこから再びクウとアロケンが姿を現した。
GM(クウ):「これは、マズイ状況みたいだね…」
ナミキ:「先生!これ以上は…!」
GM(クウ):「どんな力を手に入れたのかは知らないけれど、すさまじい生命力だ。さすがに神具が欲しくなってくるよ」
ナミキ:「神具…」
GM:「さすがに上位魔族4体相手じゃね。…ま、愚痴ってても仕方ないね!君たちは洞窟の中へ。ここは僕が足止めをするよ」
リーフ:「なっ…!」
ナミキ:「必ず…必ず、また私の成長した姿を見せますからね…!」
リーフ:それ死亡フラグ…(一同爆笑)
シェンファン:しかし、いくらお師さんでも4体同時はキツイんじゃないか?
GM(クウ):「大丈夫!君たちがここにいなければ、僕にももう少し出来ることがあるからね」
ドラドル:アバン先生!?
ナミキ:メガンテ撃つ気かっ!
「それじゃ、君たちの武運を祈っているよ!」
そう言ってクウが君たちに手をかざすと、君たちはシャボン玉のようなものに包まれ、そのまま勢いよく洞窟の奥へ運ばれていく。
「な、何だ!?」
「クウ先生ぇーーっ!!」
襲い来る追手の前にクウが立ちふさがる光景を最後に、一行は洞窟の暗闇へと呑み込まれていった――。
To Be Continued……
最終更新:2020年02月29日 21:27