リク

ソーサラー/セージ/エルダナーンの少年。
『クルシスの冒険』に登場したカイの実弟。

生まれた頃より脚が悪く、幼少期は本を読んで過ごすことが多かった。
読書家の兄から本を借りることも多かったため、魔法の基礎はその頃に培う。
元々の器用さもあって、魔法の形状や性質を変容、研ぎ澄ますことを得意としている。
また本人が思惑を巡らすタイプでないだけで、実は結構な知識人。

ある日、兄が非常に高価とされる義足をリクのために用意してくれたことで、リクは外を自由に動き回れるようになった。
その頃からリクは剣技に打ち込み始め、これまでお世話になった人々への恩返しも始める。

末っ子ということもあり、普段は純朴で人懐っこい性格。
また極度の方向音痴であるが、行く先々で誰かに助けてもらえるので、本人はさほど気にしていない。
助けてくれた人々には必ず恩返しをしてからその地を去るという義理堅さも持ち合わせている。
一方で、本人の気質なのか血筋なのかは定かでないが、戦いになると派手に周囲の物を破壊するデストロイヤーな一面がある。

戦闘では、地属性の魔法を巧みに操り攻撃を仕掛ける。
相手の特性に合わせて魔法の性質・形状を変更しているため、弱点を的確につくことができる。
剣技も現在磨いている最中であるが、将来的には魔法と組み合わせられるかもしれないという展望を持っている。
最終更新:2016年11月22日 07:32