作品情報
作品形式 |
小説 |
編者 |
大瀧啓裕 |
出版社 |
青心社 |
初版発行日 |
1989/3/17 |
収録作品
魔犬
原題:
著者:H・P・ラヴクラフト
翻訳:
魔宴
原題:
著者:H・P・ラヴクラフト
翻訳:
ウボ・サスラ
原題:Ubbo-Sathla
著者:C・A・スミス
翻訳:若林玲子
ロンドンで暮らすポール・トリガーディスは骨董店で、中心部が断続的に輝く小さな水晶に魅せられ購入する。
トリガーディスは中世フランス語版のエイボンの書を所持していた。アブドゥル・アルハザードの「ネクロノミコン」を読んだこともある。
ムー・トゥーランの魔術師ゾン・メザマレックについての言及がある。
冒頭の「エイボンの書」からの引用とされる文中でゾタクァ、ヨグ=ソトース、クトゥルーが言及される。
奇形
原題:
著者:ロバート・ブロック
翻訳:
風に乗りて歩むもの
原題:
著者:オーガスト・ダーレス
翻訳:
七つの呪い
原題:The Seven Geases
著者:C・A・スミス
翻訳:池田勝子
コモリオムの行政長官ラリバール・ヴーズは狩猟に出かけたブーアミタドレスで、妖術師エズダゴルの招魂をだいなしにしてしまいツァトゥグァの血の貢物となるよう呪いをかけられる。
ツァトゥグァは貢物を贈られた事自体は感謝しつつも、既に腹の虫は治まっていたためヴーズをアトラク=ナクアへの貢物にすることを決め呪いをかける。その後もヴーズは盥回しにされる。
ヴーアミ、ツァトゥグァ、アトラク=ナクア、ハオン・ドル、蛇人間、アルケタイプ、アブホース登場。
黒い石
原題:
著者:R・E・ハワード
翻訳:
闇に棲みつくもの
原題:
著者:オーガスト・ダーレス
翻訳:
石像の恐怖
原題:
著者:ヘイゼル・ヒールド
翻訳:
異次元の影
原題:
著者:ラヴクラフト&ダーレス
翻訳:
アーカムそして星の世界へ
原題:To Arkham and the Stars
著者:フリッツ・ライバー
翻訳:後藤敏夫
9月14日の夕暮れ時、語り部はアーカムのミスカトニック大学を訪ね、アルバート・ウィルマースに迎え入れられる。
語り部とウィルマースは「ダニエル・アプトンの殺人」などについて話し合いながら、教員の談話室に移動する。
談話室には教授達が集まっており、南極の古のものや夢の国の金属などの資料、ネクロノミコンまでもを他大学や連邦政府・軍に開示請求され抗っていることなどを語る。
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登場・言及 |
旧支配者・怪物など
- ダニッチの怪
- 古のもの
- ブラウン・ジェンキン
- ショゴス
- 冥王星人、蟹に似た宇宙を飛ぶ生物、ユゴス星人
アイテム
- 金属製の小像
- 未知の放射能をもつ隕石の残骸
- ネクロノミコン
- 金属製の罐
土地・施設
- アーカム
- アーカム空港
- アーカム・ハウス
- ハングマンズ・ヒル
- 魔女の家
- ミスカトニック大学
- 〈焼け野〉(ブラステッド・ヒース)
- ミスカトニック河
- ダニッチ
- 南極
- マサチューセッツ工科大学
- ハーヴァード大学ワイドナー図書館
- ヴァーモントの丘陵地帯
- 夢の国
人物など
ミスカトニック大学文学科主任。
- ミス・ティルトン
- アパム
- フランシス・モーガン
- ナサニエル・ピースリイ
- ウィンゲイト・ピースリイ
- ウィリアム・ダイアー
- エラリイ
ダニエル・アプトン
- エドワード・ダービイ
- アセナス
- エフレイム・ウェイト
- ダンフォース
- ウィルバー・ウェイトリー
- ダイアー
- ウォルター・ギルマン
- ナサニエル・ダービイ・ピックマン
- ヘンリー・アーミティッジ
- ヘンリー・エイクリイ
- プロヴィデンスの若い紳士
『戸口にあらわれたもの』などの小説を書いた作家。
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最終更新:2024年03月19日 03:52