それらしきものが登場・言及される作品
小説
著者:Clark Ashton Smith
公開:1933年
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邦訳 |
収録書:暗黒神話大系シリーズ クトゥルー 4
公開:1989年
訳者:若林玲子
収録書:ヒュペルボレオス極北神怪譚
公開:2011年
訳者:大瀧啓介
収録書:魔術師の帝国《2 ハイパーボリア篇》
訳者:安田均
公開:2017年
容姿:頭も手足も持たない肉塊
生まれて間もない地球の蒸気を上げる沼地に棲んでいたとエイボンの書に記されている。アメーバ状の肉体をした地球生命すべての原型を腹部から吐き出す。卑子は他の卑子と貪り食らい合う。
地球が生まれるより遥か昔に滅んだ神々が学問の全てを記した超星石の碑文を守護している。
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- The House on Curwen Street/The Trail of Cthulhu
著者:August Derleth
公開:1944年
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邦訳 |
収録書:暗黒神話大系シリーズ クトゥルー 2
公開:1988年
訳者:大瀧啓裕・岩村光博
表記:ウボ=サスラ
忘れられざる源。旧神に挑みし旧支配者の起源。
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- The Horror in the Gallery/Zoth-Ommog
著者:Lin Carter
公開:1976年
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邦訳 |
収録書:クトゥルーの子供たち
公開:2014年
訳者:森瀬繚
表記:〈自存する源〉ウボ=サスラ
〈魔王〉アザトースと双子の、〈旧神〉に反乱を起こした〈大いなる古きものども〉の盟主。
〈旧神〉により痴愚に退行され〈灰色に照らされしイクァア〉に幽閉される。
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- The Descent into the Abyss
著者:Lin Carter
公開:1980年
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邦訳 |
収録書:クトゥルフ神話カルトブック エイボンの書
公開:2008年
表記:ウボ=サスラ
「始まりのないもの」
地球上の全ての生命の源とされる原形質の神。地球の生き物の原始型を永遠に生み出し続ける。地球最後の生き物となる運命も定められ、すべての地球生命は最後にはウボ=サスラに戻るとされる。
時間が始まるより前に旧き神から宇宙の秘密が記された石板「旧き記録」を盗み、その罰ですべての知性を奪われ魂のない愚者に成り下がった。
ショゴスの先祖ではないが、ショゴスから師と仰がれている。
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著者:風見潤
公開:1981年
表記:ウボ=サトゥラ
“頭手足なき魂”
- Papyrus of the Dark Wisdom
著者:Lin Carter
公開:1984〜1988年
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邦訳 |
収録書: クトゥルフ神話カルトブック エイボンの書
公開:2008年
訳者:
表記:ウボ=サスラ
「エイボンの書」に記された内容としてウボ=サスラが解説されるが、矛盾した内容を含んでおり、エイボンはウボ=サスラについて触れたくない謎を知っており仄めかすに留めた、翻訳される過程で誤植が生じたなど考察されている。
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著者:佐野史郎
公開:1994年
収録書:クトゥルー怪異録
表記:ウボ=サスラ
容姿:水そのもの
先カンブリア代からの地球の支配者。
著者:Cody Goodfellow
収録書:Book of Dark Wisdom #5、
New Cthulhu: The Recent Weird
公開:2005年?
インディアンに伝わる地球よりも古いがまだ生まれていないもの、地球を卵として生まれる全ての地球生物の姿を模倣する黒いタール状の存在について語る老人が、「Ubbo-Sathla」という単語を含む呪文を詠唱する。
著者:Gary Myers
収録書:
Dark Wisdom: New Tales of the Old Ones
公開:2007年?
表記:Ubbo-Sathla
地球生命全ての父であり母。形の無い子を無限に産み落としゆっくりと進化させ、最後の日に吸収するために呼び戻すとされる。
創造の段階は過ぎ去り、終わりの段階に移っていたがHyperboreaの凍結に巻き込まれ中断されていた。
HyperboreaのVoormithadrethの成れ果てであるグリーンランドの山岳地帯の地下空洞で凍り付いていたが、肉体の一部がサンプルとして回収され解凍されて蘇る。捕食により際限なく成長する。
著者:小夜
公開:2011年
表記:ウボ・サスラ
容姿:定まった部位が一つもない、スライムですら清潔に感じさせるほどに醜く歪んだ不快な形状。常に形状を変化させ、不定期に体色も変化させる。
地球創世の直後に飛来した神の一柱。全ての生命の源で旧支配者と戦った神々の親とされる。
傍らには究極の知識が刻まれた「切り出された星の銘板」が並べられている。
- The Drowning at Lake Henpin
著者:Paul Tobin
公開:2012年
収録書:The Book of Cthulhu Ⅱ
全ての地球の生物の創造主と「Cthäat Aquadingen」に記される存在。
氷河の下に横たわるUbbo-Sathlaが融解した氷に吐き出した奇怪な生物が何億年もかけて魚や犬、人間に進化した。唯一Cabershaw家だけは進化することなく姿を留め、人間の中に紛れ込みUbbo-Sathlaの召使いとして活動する。
著者:Robert M. Price
公開:2017年?
収録書:Strange Sorcery #24、Sorcery Against Caesar: The Complete Simon of Gitta Short Stories
Abhothの別名。
TRPGリプレイ小説
収録書:マルチジャンル・ホラーRPG インセイン
公開:2013年
詩
著者:Michael Fantina
収録書:The Book of Eibon
公開:2002年
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邦訳 |
収録書:クトゥルフ神話カルトブック エイボンの書
公開:2008年
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- Mhu Thulanese Invocation to Abhoth
著者:Ann K. Schwader
収録書:The Book of Eibon
公開:2002年
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邦訳 |
収録書:クトゥルフ神話カルトブック エイボンの書
公開:2008年
表記:サスラ
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漫画
原作:猪原賽
漫画:横島一
公開:2009年〜
表記:ウボ=サスラ
“旧支配者”、“生命の原始にして終局”。
駿府の国の龍爪山の地下で眠る。周囲に浮かぶ石版は失った知性そのもので、破壊されると智慧を取り戻すことは不可能となる。
ナイアーラトテップがニョグタを使い府中宿の人間の肉体と魂を捧げ目覚めさせる。
著者:coco
公開:
表記:自存する源 ウボ=サスラ
始原であり終末。地球が始まった時から存在しており、全生物の滅亡後も留まり続けるとされる。
体表にできるブツブツからショゴスが生まれる。
著者:海野なまこ
公開:2021年?
ゲーム
公開:2024年
表記:飢茫母主
Ubbo-SathlaとAbhothの要素が混ぜ合わされていると思われる。
解説している書籍
- The encyclopedia Cthulhiana
著者:Daniel Harms
公開:1998年
表記:
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邦訳 |
翻訳:坂本雅之
公開:2007年
表記:ウボ=サスラ
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編集:クトゥルー神話事典制作委員会
監修:森瀬繚
公開:2009年
表記:ウボ=サスラ
著者:森瀬繚
公開:2022年
表記:ウボ=サスラ
最終更新:2025年07月14日 22:14