Bokrug

それらしき存在が登場・言及される作品

小説

  • The Doom That Came to Sarnath
著者:Howard Phillips Lovecraft
公開:1920年
+ 邦訳
  • サルナスの滅亡
収録書:ラヴクラフト全集7
公開:2005年
訳者:大瀧啓裕
表記:ボクラグ
水棲の大蜥蜴。
遠い昔、ムナールに存在した湖畔の石造都市イブに棲む生物に海緑色の偶像が崇拝されていた。
イブの生物を滅ぼしたサルナスの住人が偶像を持ち帰り神殿に据えるが、その夜に大神官タラン=イシュが滅びの警告を遺して亡くなり石像は消失した。
1000年後、サルナスは滅び湿地となった跡地で偶像が発見されムナール全土で崇拝されるようになる。

  • The Sister City
著者:Brian Lumley
公開:1969年
+ 邦訳
  • 大いなる帰還
収録書:新編 真ク・リトル・リトル神話大系5
公開:2008年
訳者:片岡しのぶ
表記:ボクラグ
イブと、ヨークシャー州の荒れ地の地底湖に存在する姉妹都市ル=イブに君臨する水蜥蜴神。
ボクラグの末裔は幼児期は人間にそっくりでル=イブの気候に適応できないためイギリスに孤児として棄てられる。第一の変異が起きると故郷を目指すが大部分は山中に潜伏・精神病院に収監・〈淵みのものども〉と合流しダゴンとク・リトル・リトルに仕える運命を辿る。

  • Beneath the Moors
著者:Brian Lumley
公開:1974年
収録書:Return of the Deep Ones and Other Mythos Tales
「The Sister City」の内容を丸々含む。
荒れ地の湖Devil's Poolの水流に飲まれ、地下洞窟に流れ着いたEwart Mastersが遭遇。
Ewartを安全な地帯まで運び地底での暮らし方や自身らの種族について教える代わりに、懐かしき人間世界の話を求めた。

  • Something in the Moonlight
著者:Lin Carter
公開:1980年
原初にGreat Old Onesと共に地球に降り立ち、Ibに棲んだThuun-ha、Thunn'ha、Thunn'haaなどと呼称される生き物のリーダー。
月の地下深くでのたうち回るMnomquahに仕えているとされる。

  • The Necronomicon: The Dee Translation
著者:Lin Carter
公開:1989年
+ 邦訳
  • ネクロノミコン
収録書:魔道書ネクロノミコン外伝
公開:2011年
訳者:大瀧啓裕
表記:ボクルグ
ムノムクアーの配下であるイブの種族トゥーンハの首魁。

その他書籍

  • The Necromunchicon
著者:Mike Slater
Bokrugがモチーフの料理「Double Bockrug's Cauldron」のレシピが掲載されている。

解説している書籍

  • The encyclopedia Cthulhiana
著者:Daniel Harms
公開:1998年
表記:
+ 邦訳
  • エンサイクロペディア・クトゥルフ
翻訳:坂本雅之
公開:2007年
表記:ボクルグ
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  • 怪物
  • Bokrug
最終更新:2025年08月02日 16:35