ためにならないＲＰ講座 - 土場藩国

ためにならないＲＰ講座

やあ、ようこそ。缶ハウスへ、このコーヒーはサービスだからまずは飲んで噴き出してほしい。
すまない、塩入りなんだ。
エチオピア方式だね。海軍コーヒーともいうし
邪道のように見えて実は、本来はこのようにコーヒーは飲まれていたんだよ。まめちしきな！

　さて、のっけからくだらないＲＰで今晩は。冒険ゲームで缶のＲＰを担当しました、あさぎです。今回テーマはナシなので、思い切ってものすごく使えないＲＰテクニックを書いてみます。

　使えないというのは、使える局面が限られるということです。
　気軽に書ける、もしくは、時間のない人のためのＲＰ講座というとちょっと語弊があるのですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

　さて冒頭の文章ですが、これにはもとネタがあります。
　誰が見ても面白い文章の構造というのは、実は似通っていたりします。
　見ていて気持ちがいい、呼んでいて通りやすい。そういう文章には一定のリズムが
あるといえます。俳句とか、短歌ですね。
　テンポのいい文章を元に改造するのを「コピペ改編」と言います。

さて、このコピペ改編。実際にやってみましょう。

ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。 宇宙ヤバイ。
まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。

なんかテンパッてますね。これをちょっと変えると。

ヤバイ、シープホーンヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。シープホーンやばい。
まず評価高い。もう高いなんてもんじゃない。超高い。

となります。ちょっと入れ替えるだけで緊迫感がありつつも
少しばかりお笑いの要素のあるＲＰに早変わりしてしまいます。
無論これだけでとただのコピペですので、前後の文章に状況を入れるなり
キャラクターのセリフにしてしまいましょう。

目の前には黒い鋼の巨体があった。僕らのチームの前に立ちふさがっているのは…
「ヤバイ、シープホーンヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
　シープホーンやばい。まず評価高い。もう高いなんてもんじゃない。超高い。」
オペレーターが相当テンパっているようだ。

こうすると緊張した風景に見えないこともないです。
え、それほどでもない？まあ手抜き講座なので気にしないでください。
日常よく使われるフレーズをちょっと変更するだけで、

最近の流行だと、「私は自分自身を客観的に見ることは出来るんです。
あなたとは違うんです。」なんていうセリフなんかがありますがそれを入れてみましょう。

「フェイク３は自力で宇宙にでることができるんです。トモエとは違うんです。」

あれ、もしかして、なんかかっこいい？

「みんなのＲＰを集めるから価値があるんです。コピペとは違うんです！」とか。
まあいろいろ言い分はあるかもしれませんね。
みんながみんなできるわけでもないので、日常で「あ、このフレーズは耳に残るな」とか
こういう話の持って生き方は面白いな。と思ったら試しにいろいろ置き換えてみてください。

しっくり来たり、面白かったりしたらそれでもう十分。
いろいろ考える時間が短縮されます。

また、いろいろな本や文章に触れるとＲＰの幅が広がります。
自分のキャラクターや状況にあったネタを即座に展開して出せる、もしくは
あらかじめネタの引き出しを作っておきましょう。

ジョジョとガンダムとエヴァは基礎知識だからとりあえず押さえておけとか
肩肘張った文章を読めというわけではありません。
昔ながらの文章にもライトノベルにもネタは転がっています。
大事なのは、ネタはみんなが理解できるから面白いと感じるということです。
誰もが知っているネタを面白くアレンジできたら…それは高い評価につながる、かもしれません。

注意
担当する方がそのネタを知っているとは限りませんし、行き過ぎたネタは他人を
不愉快させます、さじ加減には十分注意しましょう。

以下はおまけ
おまけ