第二回戦SS・水族館その1感想一覧
ベストバウト
- 二回戦も極めてハイレベルなSSが多かったですが、中でもこれは頭一つ抜けていたように思います。VINCENTさん……。
- ベストバウトはここじゃないかなー。一回戦でも見せた数多の笑いの弾丸に加えて、戦闘に入ってから決着までの流れがスムーズで素晴らしいですね。相手の能力も上手く自キャラの掘り下げに使って、トドメのこの引き。文句なしのナンバーワンでしょう。
- 瑕疵なく完璧なアンサーを仕上げてきたのでとても魅力でした。
コメント
- まさか相棒を切り捨てる判断をしてくるとは……。アイディアの豊富さ、回想パートの巧みさ、展開の意外性など複数人の強みを思い知らされたSSでした。
- その2もいい線いってたんですが、ちょっとこっちが強すぎましたね。話の転がし方、両者の能力の使い方、それと自分の札の切り方。全部が上を行っていたなーと思います。
- その2も決して悪くなかったのですが、その1が面白すぎました。3時間とは……。
- その1はとにかくバランスが良い! しっかりとした筋に、コメディやシリアスの肉付けをしっかりとしていて、長めの文字数を飽きずに読まされました。その2も 大変面白かったのですが、戦闘に至るまでに若干だれてしまったかなあ……と。
- 『俺(ボール)を相手のゴールにシュゥゥゥット!超!エキサイティン!』、めっちゃ笑いました。バトルドーム懐かしいね。七つの美徳のチョイスもこちらが上だったと思います。
- 万物会話ユーモアのセンス、七つの美徳のチョイス、手札の出し惜しまなさと、あらゆるところで一回りづつ上を行っていた印象です。
- どちらも力作でしたが、キャラのロール精度、魔人能力の運用、文体の面白さといった点でその1が一回り上手だなと感じました。
- 両者ともに甲乙つけがたく面白かったのですが、やはり相棒の死によって勝利を掴み取ったその1により大きな衝撃があったと思います。切ってきたカードの大きさというか。ちょっと泣いてしまいました。
- 展開としては両者割りと似てるところがあると思うし共にレベルは高いのですが、ミケさんの「勝つ流れ」を覆すパワーある逆転がその1にはなかった気がするので、相棒喪失という巨大なリソースを払ったその1に軍配を上げました。
最終更新:2016年09月17日 21:09