忘れられた世界の狭間内検索 / 「プロローグ05,放たれた光」で検索した結果

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  • プロローグ05,放たれた光
    ...          プロローグ05,放たれた光  「親父が俺に部屋に来いだと?」  聖は小夜に源三が自分を呼んでいることを聞いた。   親父である源三が自分を呼ぶ理由は聖には一つしか考えることは出来なかった。  ―――とうとう俺を殺すつもりか?―――  自然と聖の顔に笑みが浮かんだ。  「ありがとな小夜、俺はこれから親父の部屋に行って来る」  小夜は「行ってらっしゃいませ」と言うと頭を下げた。  後ろを向きながら手を振る聖は父である源三の部屋に向かった。  源三の部屋は布団と本棚と机以外何も無かった。それは、不要な物は要らないと言う常に硬い源三の心の現われであり、逆に考えればさびしさも見ることが出来た。  そんな部屋で父子は向かい合わせに対面していた。 ...
  • 光舞闇奏
    ...り高きこと プロローグ05,放たれた光 プロローグ06,暴走と別れと旅立ち  断章それぞれの思い
  • プロローグ03,壊れ行く日々
     才能も実力もあった  誰よりも強く優秀になろうと努力もした  でも、そんなもの俺には不要な物だったんだ  あったって何も変わらなかったんだ プロローグ03,壊れ行く日々  『この化物が!!!』  ―――どうして俺を否定する?  『お前なんて生まれてこなければ良かったのに!!!』  ―――俺は何のために生まれてきたんだ?  『ふん、こも出来損ないが……』  ―――俺の存在意味は何なんだ?  (何をやってもいい!!!……でも俺の存在意味だけは否定しないでくれ!!)  月灯の入り込む部屋で天井を見ていた。     (また何時もの夢か……)  全身に汗をかきながら聖は自室で目が...
  • プロローグ01,闇の始動
    プロローグ01,闇の始動  夜の帳が降り天空に輝く月の下で、ある都心にある巨大な屋敷は喧騒に包まれていた。  そして屋敷の大広間から女性の苦しげな呻き声が聞こえる。 「頑張って下さい!!もう少しでございます!!鈴未様!!」  ある広間に体を横にして天井から垂れた縄を持ち汗をかき喘いでいる女性がいた。   そして女性の周りを10人程度の袴を着た男女が祝詞を唱えている   彼女の名前は、天宮 鈴未  ―――今から新たな命を誕生させようとしていた―――  ただの出産ならここまでする必要は無いだろう  だが、彼女は最候補の退魔師の一族  さらに、その中の最候補の術者の血筋の子を産むのだ     出産は、ここまで順調だった・・・      ―――そう、この時までは――― ...
  • プロローグ06,暴走と別れと旅立ち
     あれから一週間が経った。  聖はあの日から一週間ずっと牢獄の地下深く幽閉されていた。  ここに人が来る時は食事と三日に一回ぐらいの様子見だけだった。  ただ眼をつぶって聖は時の流れるままにしていた。 ―――苦しみはあった。  でもこんな苦しみなんて生まれてから今までの自分への差別と冷たい視線に比べるとこんなものは苦しみにすらならない ―――憎しみはあった。  でもそんなのは、自分が生まれてきたときからすでにしょうがない事だと思っていた。  むしろ今まで生きてこれたことぐらい不思議なくらいだ。  今まで生かしてくれてむしろ宗主に感謝したいくらいだった。  だから別に自分は死んでもよかった。  むしろ今すぐ殺されてもかまわなかった。  ギギギギ……  その時、牢獄の扉が...
  • プロローグ02,闇の真相
     あの夜から2日ほどたったある日、静蓑は源三を自らの部屋に呼んだ。  「源三、あの闇の正体がわたったぞ」  「……本当か?………それで、あれは一体何なんだ?」  だが、源三の顔は何時も通りの無用情で何も読み取ることはできなかった。  静蓑は、隣にある机の上から一冊の古い本を手にとた。                                 ごくれん   「だが、あまり良いもので無いが………お前の息子が出していたのは”獄煉”と言うものらしい」  「……獄煉……それは、どのような物なのですか?」  本のページが捲られる。  「獄煉は、天宮が使う”天契”とは全く違う物だ」  無言で源三は静蓑の話を聞いている。  それを確認すると静蓑は本のページを捲った。 ...
  • 零章
    無敵と最強は違う これは少し過去にあった会話  『兄さん、僕は外を見てみたいんだ』  少年は声を荒げて兄を説得した。  『いや、君はまだ出るのは早いよ・・・・   まだ覚醒したばっかりの君には・・・・』  『おねがいだよ兄さん』   何度もお願いする少年に、兄はついに折れた。  『解かったよ・・・でも、絶対死んじゃ駄目だよ   これだけは約束して・・・』  少年はその時の兄の目を忘れ無い  その目は家族を心配している優しい目であった。  『うん、僕は絶対に死なない約束する』  少年は兄に背を向けると歩き出した。  『あ、最後にこれ』  少年は振り向いた。  すると、兄が細長い袋に入った何かを持ってきた。  そしてその袋ごと何かを少年に渡した。  『これは?』  少年は兄を見た。  『これは、君を守る武器だよ』  私のこれと同じでねと言...
  • 5, 宴 
     話しが終わったあと僕は着物を借りて着替え、どこかに案内された。  そして、今僕の目の前には決して僕が今まで食べたことの無い様な豪華な料理が置いてあった。  「ふふふ、たくさん作ったから沢山食べてください」  呆然としている僕を和服の女の人がニコニコと笑いながらこっちを見ている。  「いや・・・一つ聞きたいことがあるのですが・・・」  僕はこの部屋中の人皆に言う様にに聞いた。  ま、皆と言っても同じくらいの女の子と中年のおっさんと和服の女の人の三人しか居ないけどな・・・  和服の女の人は、相変わらずニコニコしながら「ふふ」と怪しい笑い方をした。  「ここは神城家の宗本家ですわ」  ・・・神城?・・・何だ、それは・・・知らんぞ  全く覚えの無い言葉に僕は少し困惑した。  はっとして、視線に気づいて視線の方...
  • この世の終りで見る夢は・・・
       キャラクター 第一章    1,咎人   2,出会い  3,償い   4,激動     5, 宴   6,災厄   7,友達   8,異変     9,妖刀   10,実力  11,秘密?
  • ほのぼのとした日々の記録
    7月24日  こんな世界でも何を犠牲にしてでも守りたいものがある  読書感想文,夏休みの日誌,選択課題,問題プリント×3種類…どうして宿題なんてあるんだ?  うむ…SSの感想を書いてほしいと思う今この時……  明日は部活だ・・・がんばりマックス!!!! 更新予定  光舞闇奏 6話+何か 7月22日日    人も自然の一部……その意味を知る物は少なくなってしまった。   夏休み   部活のある私には普段とあまり変わらないが・・・まー楽しみますか~♪ 更新予定-  特に無し 7月20日日  戦い続けることで未来があると信じ―――   ……明日は金山で合唱の大会だ!!! と言っても、私はあまりうまくなくて戦力外だがな(汗+涙)     今夜は小説執筆で終わ...
  • 2,出会い
     雨の中、一人の少女が歩いていた。  その少女は、何所か人を寄せ付けないようなほどの綺麗な顔立ち、漆黒の闇よりも黒い長い髪、何所かの女子高生だろう何処かの制服を着ていた。  少女が通っているのは表通り  少女はふと当たりを見回した。    サラリーマンや傘をさす子供など人がいた。  少女の目に映るのは、何時も雨の日の風景だった。   だが、何かの気まぐれだろうか・・・   少女の目は裏地に眼が行った。   「人?」   少女は裏地を歩く黒い影を見た。   その影は、足元がおぼつかない足取りをしていたが、何かにつまずいて倒れてしまった。   少女は驚いた顔をして、倒れた影の方へ歩いていった。   裏地は、少女が何時も通る表通りとは違って、ビルとビルの間にあった。それは、まるで自分が囚人の...
  • 00,The bule sky
     ギターとドラムが鳴り響き、ライトが照らし会場の雰囲気がヒートアップしていく。  秦御 迩乃弥は緊張しながらもマイクを手にする。 『  闇の中にめぐらされた蜘蛛の糸  一寸の光すら見えないそんな中でも  まだまだその先は見えないけれど  ただその先を目指して走り抜ける  Eternal times  さあ解き放て  その心の中にある熱い衝動を shinning the soul  眠り続けている命の鼓動が  その孤高の気高い魂  永遠の牢獄を抜け出せるはず  決められた物事の終りを叩き潰せ  目の前に映る鏡を粉々に砕け  この深い闇の奥にある小さな光を信じて I want be let s we dark.......           ...
  • 旅の記録
    来てくださった人々様。 何でも良いので気がついたことを書いてください。 こんなサイトですがヨロシクお願いします。 今後の展開に期待大 -- TNAKE (2006-05-03 02 30 19) 気合だ軍曹。がんばれよ -- 俺の名こそノースブリッジ (2006-06-27 00 37 12) 軍曹、色んなネタを考える時、血が滾ってくるよな -- 俺の名こそノースブリッジ (2006-07-18 23 01 42) 遊びに来ました。頑張れ。 -- ぶらだう (2006-07-18 23 04 05) 名前 コ...
  • 3,償い 
     無音の世界…  思い出したくない記憶…  壊れた世界…    あの時、僕の世界は壊れた。       幼いころ、人を諦めた時に…    火事で燃えた家の跡で見上げた夜空…   僕をあざ笑う様に見下ろす月…    ……ああ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ・・・       うあ!!!!!!  「うあーーーー!!!」  蒼樹は、自分の声で眼が覚めた。   毎日の様に見た夢     僕の永遠の罪の拘束の証  死神にも見放された体   今一度それをかみ締め、自分の今の状況を確認した。  見慣れない和式の部屋   障子から部屋に降り注ぐ月の光   何時ものアパートとは違っている。  「・・・・つーか・・・何所だよ・・・ここ」   学校をさぼって、雨の日に街を歩いていて何...
  • SS
    序章   3年前俺の家族が死んだ。    親父は、ドラッグに手を染め、警察に逮捕された。   そのせいで、俺は母さんに虐待された。        小学6年の頃の俺の頭では理解できづにただ殴られた。            そして、母さんは精神異常と虐待で警察にいった。     それからの俺は、荒んでいた。   犯罪やタバコ、酒に手を染めていた。   俺は・・・その年の冬のクリスマスに俺は出会った。  
  • 僕の友達は殺人鬼
    僕のクラスメートには殺人鬼が居る。 でも、別にその殺人鬼は眼が血走っているわけでもなく人を殺すのを快感に思っているわけではない。 むしろそんな奴等より遥かに恐ろしい。 殺人鬼は黒色の長髪で化粧も何もしてないのに真っ白な色をしている女子生徒である。 彼女は僕ぼ学校では美少女と言われている分類らしいが、僕の好みじゃないから別どうでもよかった。 クラスでは、いつも彼女の周りには人が集まっていた。 テストでは上位を取り、クラスの委員長でもある。 逆に僕はテストでは中、別に普通のクラスメート。 でも、僕は彼女のもう一つの姿を知っている。 多分それは僕しか知らないと思う。 彼女は僕と二人っきりの時しか話しかけてはこない。 何故、二人っきりの時しか話しかけないのかと聞くと、彼女は顔を少し赤くして僕に迷惑をかけたくない...
  • 4,激動 
     『あなたは何者ですか?』  母さんのその言葉を聞いて蒼樹の顔は本人は気づいていないと思うけど驚愕していた。  私はそんな蒼樹を見た。  学校での彼はまるで限界まで磨がれた剣の様に、周りに人を寄せ付けない様な雰囲気を出していたけど・・・・  今の彼は、まるで小さな蝋燭の様に今にも消えそうな、泣きそうな顔をしていた。  母は、黙っている蒼樹をじっと見ている。  父さんは母をじっと見ている。  蒼樹は顔をうつむいていたけど、ふと顔を上げた。  「僕は人間だ」  彼は一言だけ言った。  でも、その一言には私では解からない様な・・・寂しげな、自分自身への戒めの様な、いや、自虐的な言葉だった。  「なら、あなたのその異常な力は何ですか?人が持てる様な物ではありません」  母さんは、鋭い言葉で私も気にかか...
  • 7,友達 
     災厄だ、何でこんなとこに冬那が居るんだよ。  そんなことを思いながら弁当を食べている  会話の話題が一切思いつかない・・・ きわどい・・・  屋上で弁当を食べようと思った僕達だが、偶然にも今最も会いたくない人物である冬那とその友人に会ってしまって、何故か一緒に食べることになってしまった。  僕は、周りを見た。  僕の左で、功大が女の子(双子の妹らしい)と笑いながら弁当を食べている。会話を聞くと、陸上系の専門的なこととか、聞いててこっちが頭がおかしくなりそうだ。  右ではエレナと言うハーフらしい女の子が真人の顔をちらちらと目で見て顔を赤くしていた。  エレナって子・・・真人に惚れた?  まーこの二人組みはいいとして、自動的に僕は冬那と食べるしかなかった。  「・・・・・」 ...
  • 8,異変 
    真夜中の公園で、その影は居た。   「フハハハ!!人ノ血、人ノ血、人ノ血ヲ)  影は日本刀の様な物を持っていた。   ガサ・・・  影は音のした方向を向いた。  「あ、ああ・・・」  そこに居たのは偶然通りかかったホームレスだった。  影は、ホームレスに微笑みと、手の中の獲物を向けた。  ホームレスは逃げようと後ろ向いた。  「何所へ行ク?サア、オ前ノ血をヨコセ」  そこにはあの影が居た。  悲鳴を上げようとしたが、声が出ない。  よく見ると、首に刀が刺さっていた。  「あ、う・・・ああ・・・」  その後すぐにそのホームレスはこの世からその存在が消えた  その夜はあの夜のように月明かりが綺麗だった。  「くっ・・・」  自然と僕の口から自嘲の声を出し...
  • 6,災厄 
    「おはよう~蒼樹」  教室に入って早々にウザイ奴に会った。  藍沢真人、それがこいつの名前で180cmの巨体で毎回毎回僕にちょっかいをかけに来るからうるさい、それでも僕の少ない友人だ。   「真人何か様か」  「うん、どうして昨日休んだの~?」  「言って僕に利益あるのか」  僕の肩に手を回していた真人の手を振り解き自分の席に向かった。  後ろで真人が「差別だ」とか「訴えてやる」とか言ってるがあえてそれは無視・・・  席に座ると前の席の男子が話しかけてきた。  「おはよう蒼樹、もうすぐ体育祭だけど何に出る?ついでに僕は長距離にするよ」  この人物の名前は斉藤功大と言ってこのクラスの委員長でもある。  陸上部に所属している功大は、入部してすぐに長距離でレギュラーになっていて新人戦でも優勝したらしい、彼も私の少...
  • 9,妖刀
     家を出て10分くらいして妖力のある場所についた。  僕が着いたのは近くの公園だった。  「ん・・・?」  木の上から見ている僕は広場の近くに黒い水溜りの様な物が見えた。  僕は周りを警戒しながらも水溜りに向かった。  その黒い水溜りに近づくにつれて鉄の臭いがしてだんだんその臭いは強くなって行った。  「血!!」  水溜りの正体は血だった。  僕は、その血に少し触れると、まだ少し温かかった。  さらに近くを良く見ると血の発生源が解った。  発生源の正体は人だった。  多分公園のホームレスだろうか?   上半身と下半身が2つ分けられていて、上半身は心臓と頭部が無差別に切り取られていた。  妖力の反応はその切り口からビリビリと伝わってきた。  僕はその時、気を抜いてしまった。 ...
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