シーン作成の準備 - (2019/05/11 (土) 17:01:37) の1つ前との変更点
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*シーン作成の準備
さて、無料Propの取り扱い方もわかったところで、いくつかのPropをお借りして、シーンデータの構築に励んでみようと思います。
今回利用させていただくのは以下のFree Propです。
-[[Lace Underware for G8F>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/laceunderware-for-g8f/80507]] 雨宮さん制作の可愛いアンダーウェアです。
-[[Cute Pose Pack 02 For G8F>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/cuteposepack02forg8f/81271]] 雨宮さん制作の可愛いポーズセットもお借りしましょう。雨宮さんありがとうございます!!
-[[dForce_French Twist Hair for Genesis 8 Female(s)>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/dforce-french-twist-hair-for-genesis-8-female-s-/81937]] 髪の毛は、[[先の記事>無料Propの取り扱いについて]]
にて紹介しましたこちらをお借りします。
これらのファイルをダウンロードしてきたら、フォルダ構造をよく見て、[[無料Propの取り扱いについて>無料Propの取り扱いについて]]に記載したように展開しましょう。
Lace Under wearの方はMy Library起点のフォルダ構造になっていますので、一つ階層を降りて、内部階層を展開してください。
Pose Packの方はそのまま展開すれば大丈夫です。
**シーン構築
では、取り込んだデータをDAZでシーンにしてみましょう。以下の手順に従ってやってみてください。
-G8Fの読み込み(フィギュアは[[フィギュアを用意しよう>フィギュアを用意しよう]]等を参照して構築してください)
-G8Fを選択して衣装を適用
-衣装を選択してマテリアルを適用
-G8Fを選択して髪をセット
-髪を選択してマテリアルをセット
ここまででシーン構築準備完了です。
#image(SceneSample20190511-01.jpg)
ここからは、さて、歩かせるか、座らせるか、寝かせるか…色々考えてみてください。ポーズの作り方も、そのうちご紹介します。今回は雨宮さんのポーズ集からお借りしましょう。
-ポージング
-シーン構築
-オブジェクトの配置
とやってみましょうか。今回お借りしたのは、雨宮さんのポーズ集Sit08です。
#image(Sit08-20190511-01.jpg)
背景がないのは寂しいので、こちらの部屋をお借りしましょう。
[[Classic Bedroom Final>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/classic-bedroom-final/79646]]
サイズがでっかいので、ダウンロードに少し時間がかかります。
展開するとRuntimeファイルがもう一つZip圧縮されて入っているはずです。そちらが本体です。内部構造から、こちらはファイル形式がpz3、つまりPoser形式のファイルです。[[無料Propの取り扱いについて>無料Propの取り扱いについて]]に記載したようにPoser Libraryを構築してみましょう。
私はPoser Free Stuffと言う名前でフォルダを作り、中にRuntimeフォルダを入れました。Add runtime directryを選択して、Runtimeを選ぶと添付の画像のように「Poser Free Stuff」フォルダができているはずです。これでPoser形式の Propが読み込めるようになりました。
#image(PoserFreeStuff.jpg)
PoserはDAZとライブラリの構成が若干異なるので、今回はPoser Free Stuff/Scene/JuraフォルダからClassic Bedroomを読み込みましょう。読み込むとConstruct.objがないぞ、と警告が出るかもしれませんが、今回は無視して構いません。さて、読み込みますと、おそらく皆さん画面が真っ暗になるか、何も表示されなくなると思います。何故かと言うと、このルームシーンは全周が壁で囲われており、以下の図のような箱になっているからです。さらに、その外周にも…恐らく環境マップを貼るドームのつもりか、EZinner, EZouterと言う箱がありそうです。これは邪魔なので削除してしまいましょう。なぜ、DAZとPoserでこれほど違いがあるかと言うと、DAZとPoserではレンダリングエンジンが違うからです。ライトなどの基本数値にも違いがあるようですね。
#image(Box20190511-01.jpg)
一時的に壁やら邪魔なオブジェクトを非表示にしてやります。シーンタブを見てください。Wallオブジェクトを展開すると、沢山「目が開いてるマーク」があると思います。これはそのオブジェクトが見える状態に置かれているという意味です。これをOFFにしてやります。
#image(Viewoff20190511-01.jpg)
上図の様に、一部オブジェクトを非表示にしてやると、スッキリ見えるようになります。
さて、シーンタブから人物を選んでフォーカスしてやりましょう。フォーカスの当て方は[[ユーザーインターフェースについて>ユーザーインターフェースについて]]の
View Port UIから、ターゲッティングのところを選びます。これで人物がカメラ中央に来て回転できるようになります。
現状だと、なんとも空気椅子で、アバウトな位置にいるので、位置合わせしてあげましょう。ベッドに座らせるか、椅子に座らせるかは、お好きな方を選んでください。私はベッドに座らせてみるかな。
ちなみに、DAZはたまにクラッシュすることがあります。頻繁にセーブしましょう。セーブのやり方はFile>Save as>sceneでOKです。
人物の位置調整は、人物のベース階層を選択状態にして、パラメーターからXYZ translateを調整します。
#image(SampleSceneTranslate20190511-01.jpg)
数値的にはこのくらいで、ちょうどベッドに座ってる感が出そうです。
Poserファイルに含まれているライトが機能していないので、カメラともどもバッサリ削除します。
#image(SampleSceneDelete20190511-01.jpg)
新しく自分用カメラを作ります。上部メニューからCreate>New Cameraでこのように設定。
#image(CameraSetting20190511-01.jpg)
で、Irayプレビューで見てみます。このような絵が得られています。ちょっと暗いですかね。キャラも弄ったほうが良さそうなので、自作のキャラを持ち込むことにしました。
#image(SampleScene20190511-01.jpg)
色々シーン内のオブジェクトを検証してみると、光を遮るものが幾つかあるのに気が付きましたので、Nullオブジェクトにセットされているものを全て削除。ポーズの微調整を行い、更に表情を少しいじりました。ライティングもかなりカスタムしてあります。この辺りのHow toもそのうち書きたいと思います。
で、サクッとレンダリングして、出来上がりですよー!
#image(SampleScene20190511-02-01.jpg)
色々いじってみてくださいな!
皆様の良きDAZライフの一助にならんことを祈って…。
*シーン作成の準備
さて、無料Propの取り扱い方もわかったところで、いくつかのPropをお借りして、シーンデータの構築に励んでみようと思います。
今回利用させていただくのは以下のFree Propです。
-[[Lace Underware for G8F>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/laceunderware-for-g8f/80507]] 雨宮さん制作の可愛いアンダーウェアです。
-[[Cute Pose Pack 02 For G8F>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/cuteposepack02forg8f/81271]] 雨宮さん制作の可愛いポーズセットもお借りしましょう。雨宮さんありがとうございます!!
-[[dForce_French Twist Hair for Genesis 8 Female(s)>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/dforce-french-twist-hair-for-genesis-8-female-s-/81937]] 髪の毛は、[[先の記事>無料Propの取り扱いについて]]
にて紹介しましたこちらをお借りします。
これらのファイルをダウンロードしてきたら、フォルダ構造をよく見て、[[無料Propの取り扱いについて>無料Propの取り扱いについて]]に記載したように展開しましょう。
Lace Under wearの方はMy Library起点のフォルダ構造になっていますので、一つ階層を降りて、内部階層を展開してください。
Pose Packの方はそのまま展開すれば大丈夫です。
**シーン構築
では、取り込んだデータをDAZでシーンにしてみましょう。以下の手順に従ってやってみてください。
-G8Fの読み込み(フィギュアは[[フィギュアを用意しよう>フィギュアを用意しよう]]等を参照して構築してください)
-G8Fを選択して衣装を適用
-衣装を選択してマテリアルを適用
-G8Fを選択して髪をセット
-髪を選択してマテリアルをセット
ここまででシーン構築準備完了です。
#image(SceneSample20190511-01.jpg)
ここからは、さて、歩かせるか、座らせるか、寝かせるか…色々考えてみてください。ポーズの作り方も、そのうちご紹介します。今回は雨宮さんのポーズ集からお借りしましょう。
-ポージング
-シーン構築
-オブジェクトの配置
とやってみましょうか。今回お借りしたのは、雨宮さんのポーズ集Sit08です。
#image(Sit08-20190511-01.jpg)
背景がないのは寂しいので、こちらの部屋をお借りしましょう。
[[Classic Bedroom Final>https://www.renderosity.com/mod/freestuff/classic-bedroom-final/79646]]
サイズがでっかいので、ダウンロードに少し時間がかかります。
展開するとRuntimeファイルがもう一つZip圧縮されて入っているはずです。そちらが本体です。内部構造から、こちらはファイル形式がpz3、つまりPoser形式のファイルです。[[無料Propの取り扱いについて>無料Propの取り扱いについて]]に記載したようにPoser Libraryを構築してみましょう。
私はPoser Free Stuffと言う名前でフォルダを作り、中にRuntimeフォルダを入れました。Add runtime directryを選択して、Runtimeを選ぶと添付の画像のように「Poser Free Stuff」フォルダができているはずです。これでPoser形式の Propが読み込めるようになりました。
#image(PoserFreeStuff.jpg)
PoserはDAZとライブラリの構成が若干異なるので、今回はPoser Free Stuff/Scene/JuraフォルダからClassic Bedroomを読み込みましょう。読み込むとConstruct.objがないぞ、と警告が出るかもしれませんが、今回は無視して構いません。さて、読み込みますと、おそらく皆さん画面が真っ暗になるか、何も表示されなくなると思います。何故かと言うと、このルームシーンは全周が壁で囲われており、以下の図のような箱になっているからです。さらに、その外周にも…恐らく環境マップを貼るドームのつもりか、EZinner, EZouterと言う箱がありそうです。これは邪魔なので削除してしまいましょう。なぜ、DAZとPoserでこれほど違いがあるかと言うと、DAZとPoserではレンダリングエンジンが違うからです。ライトなどの基本数値にも違いがあるようですね。
#image(Box20190511-01.jpg)
一時的に壁やら邪魔なオブジェクトを非表示にしてやります。シーンタブを見てください。Wallオブジェクトを展開すると、沢山「目が開いてるマーク」があると思います。これはそのオブジェクトが見える状態に置かれているという意味です。これをOFFにしてやります。
#image(Viewoff20190511-01.jpg)
上図の様に、一部オブジェクトを非表示にしてやると、スッキリ見えるようになります。
さて、シーンタブから人物を選んでフォーカスしてやりましょう。フォーカスの当て方は[[ユーザーインターフェースについて>ユーザーインターフェースについて]]の
View Port UIから、ターゲッティングのところを選びます。これで人物がカメラ中央に来て回転できるようになります。
現状だと、なんとも空気椅子で、アバウトな位置にいるので、位置合わせしてあげましょう。ベッドに座らせるか、椅子に座らせるかは、お好きな方を選んでください。私はベッドに座らせてみるかな。
ちなみに、DAZはたまにクラッシュすることがあります。頻繁にセーブしましょう。セーブのやり方はFile>Save as>sceneでOKです。
人物の位置調整は、人物のベース階層を選択状態にして、パラメーターからXYZ translateを調整します。
#image(SampleSceneTranslate20190511-01.jpg)
数値的にはこのくらいで、ちょうどベッドに座ってる感が出そうです。
Poserファイルに含まれているライトの光量が低くて機能していないので、カメラともどもバッサリ削除します。
#image(SampleSceneDelete20190511-01.jpg)
新しく自分用カメラを作ります。上部メニューからCreate>New Cameraでこのように設定。
#image(CameraSetting20190511-01.jpg)
で、Irayプレビューで見てみます。このような絵が得られています。ちょっと暗いですかね。キャラも弄ったほうが良さそうなので、自作のキャラを持ち込むことにしました。
#image(SampleScene20190511-01.jpg)
。ポーズの微調整を行い、更に表情を少しいじりました。ライティングもかなりカスタムしてあります。この辺りのHow toもそのうち書きたいと思います。
で、サクッとレンダリングして、出来上がりですよー!
#image(SampleScene20190511-02-01.jpg)
色々いじってみてくださいな!
皆様の良きDAZライフの一助にならんことを祈って…。
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