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照明の追加方法の基礎 - (2019/07/05 (金) 15:18:15) のソース

*照明の設定方法の基礎
今回は、DAZStudioでフィギュア操作を始めた人がぶち当たる壁の一つ、照明の基礎についてお話いたします。

DAZの照明にはいくつか種類があります。

-Distant Light:太陽のような平行光線:図のように矢印が3本束ねられたような形です。矢印の方向に指向性がある光ですが、平行光源なので、クッキリした影ができます。
#image(DistantLight20190511-02.jpg)

-Spot Light:いわゆるスポットライトです。やはりオブジェクトに当たった光はクッキリした影を持ちますが、周囲にできる影は光軸の角度パラメータや光源の形状次第でかなり自由に調整が可能です。
#image(SpotLight20190511-02.jpg)


-Point Light:電球のような点光源です。こちらは1点から放射光を出す仕組みになっています。オブジェクトに指向される光がPoint光源ですとクッキリした影を落としますが、Light Geometryを変更することで、柔らかな影に出来たりするのは他のライトも同じです。
#image(PointLight20190511-02.jpg)

光源形状の変更はこちらのメニューから
#image(LightGeometry20190511-01.jpg)
これをSphere(球)にしてやると、このように柔らかな影が得られます。
#image(LightGeometry20190511-02.jpg)

-Linear Point Light:こちらは点から平行光源を発生させる仕組みかなと思っていたのですが、ライトジオメトリを変更してみると、他のライトと同程度の効果が得られるようです。正直違いがよく分からない部分です。
#image(LinearPointLight20190511-01.jpg)

ライトの基本事項はこのようなものです。
ただ、どのライトにも言えることですが、デフォルトの光量が小さすぎます。照射しても違いが全く見えないように見えるのは、それが原因と思われます。また、DAZのカメラにはデフォルトでカメラ連動のヘッドランプ機能というものがあり、ある程度良い感じのライトが自動で当たるように、デフォルトでは設定されています。慣れてきたらこのヘッドランプ機能を切って、自分なりの照明を追求するのも楽しいと思いますよ。

それでは、皆様の良きDAZライフの一助にならんことを祈って…。
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