基本情報
発売日 |
型番 |
5GHz 2.4GHz |
有線 |
メモリ |
フラッシュ |
CPU |
Clock |
Port |
2015-08-20 |
WXR-1750DHP |
(ac)1300 (n)450 |
1Gbps*4 |
256MB |
128 MB |
BCM4908A0 |
800MHz 2Cores |
USB3.0 |
2015-11-13 |
WXR-1750DHP/Y |
(ac)1300 (n)450 |
1Gbps*4 |
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800MHz 2Cores |
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2017-04-15 |
WXR-1750DHP2 |
(ac)1300 (n)450 |
1Gbps*4 |
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800MHz 2Cores |
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2017-04-15 |
WXR-1751DHP2 |
(ac)1300 (n)450 |
1Gbps*4 |
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800MHz 2Cores |
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- 関連機種:WZR-1750DHP / WZR-1750DHP2 / WZR-S1750DHP / WXR-1750DHP / WXR-1750DHP2
- 全く情報がない機種。
- DHPもDHP2も1751も同一の工事設計認証番号を持つのでほぼ同じ内部構成だと見られる。
- 1900Mbps機種と同じく、ややマイナーな3ストリーム機種。
こちらは256QAM技術に対応していない分だけ速度表記が小さい。これは2.4Ghz帯において256QAMに対応しているかどうかの違いによる(AC1750・AC1900規格の違いを参照)。5Ghz帯(IEEE 802.11ac)は当然256QAMにい対応しているものであり、5Ghz帯における最大速度は、両製品とも1300Mbps(理論上)。
- WXR-1750DHP/Yは某大手家電量販店限定モデル。お陰でこのページを作ることが出来ました。ありがとうございます。
- (追記)筐体はWXR-1900DHP系に近い形状だが、内部は基板レイアウトが全く異なる。
インストール関連
概要・注意点・参考サイト
- 2022年3月現在、正式に対応しているOpenWrtファームウェアはない。
型番が一文字違いのWZR-1750DHP用のOpenWrt 21.02.1 ファームウェアをインストールするとIP疎通が取れず実質brickするのでインストールしてはいけない。
WXR-1900DHP用は起動中にシリアルコンソール上の表示が乱れてハングするのでこれもインストールしてはいけない。
WZR-900DHP用はインストール可能でIP疎通は取れるがcat /proc/cpuinfo でCPUは1個しか見えない。またLED制御ができない。
筐体分解方法
- 底面のT6トルクスねじ2本を外してから、携帯電話用などの細いリムーバーを差し込んで開けていく。筐体の爪が小さいのでLANポート側から開けていくと良い。開け方そのものはWXR-1900DHPに近いが、中の基板の取り付け方法が表裏逆でリムーバーがLANポート側の表面実装LEDに接触して破損しやすいので注意。
シリアルコンソールはJ14。シルク印刷の▲側から順に 3.3V,GND,TX,RX。115200bps
使用中のファームウェアのバックアップ手順
- 純正ファームウェアでは ID:bufpy Pass:otdpopypassword でログインして管理メニューからtelnetdをenbaleにし、TeraTermなどでtenlet接続する。
- telnetdが使えない場合は基板上のシリアルコンソールを使う
- コンソールでログインし、/dev/mtdblock0~10 までの領域を ddで取得。
例) dd if=/dev/mtdblock0 of=/tmp/mtdblock0.dd bs=1
- USBメモリへcp またはTFTPで外部にコピーする。
例) tftp -p -l /tmp/mtdblock0.dd 192.168.11.2 69
インストール手順
- CFE bootloaderからの TFTP get でのインストール方法
flash -noheader 192.168.11.2:frimware.trx nflash0.trx
flash -noheader 192.168.11.2:frimware.trx nflash1.trx_recovery
バックアップへの復旧手順
その他情報
AOSS押下しながら電源ONで、192.168.11.2 宛のTFTPサーバに firmware.ram を取得しに行きます。
OpenWrt buildsystemで initramfs imageを build すれば読み込んで RAM上OpenWrtが起動できます。
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コメント
- WXR-1750DHPのSoCは目視確認したら BCM4708A0 でした。 -- 名無しさん (2022-05-09 23:01:18)
- 従来のBroadcom BCM4708/4709系統のシリーズにはOSが格納されるNAND-FLASHとBootloader用の小容量SPI-Flashが搭載されていました。
WXR-1750DHPでは SPI-Flashがなくなり、Bootloder も NAND-FLASH上に格納されるようになりました。
今まではbootloderは別のデバイス上だったためアドレスも別れており、誤って上書きしてしまうリスクは低かったのですが、全てNAND上に乗ったことにより、誤ってbootloader領域を削除・上書きして簡単にbrickするようになりました。OS書き戻しなどは慎重に行いましょう。 -- 名無しさん (2022-05-24 01:09:19)
最終更新:2023年04月05日 03:51