ヨアキム・デュヴァル


種族:人間
年齢:27
性別:男
生まれ:魔術師
出身:ダーレスブルグ
職業:外交騎士
外見:灰髪黒眼。陰気な顔つき、無造作に伸ばした髪の毛。黒系統の色で統一されたネクタイ付きの制服を着用。

設定

死者の街の人族側外交官。
主に対外勢力との外交と頭脳面での支援を担当する。
非常に陰気でワーカホリック、神経質な現実主義者。死者の街における人族代表『紅衣の』レイス?の忠実な部下で、彼の弟子。
死者の街が抱えている多くの軍師の一人であり、堅実で成功率の高い策を好む。実戦経験は少なく、人族を指揮した経験はほぼ皆無。
『夢』や『浪漫』と言った言葉に強い拒否反応を示す為、気楽で無責任な言動を繰り返す、同じ所属のワーキュライト・マーリン?とは仲が悪い。


経歴

ダーレスブルグの市井の操霊術師の下に生まれる。
幼少期から周囲に魔術師である事を隠して生きていく両親に疑問を持って育っていった。
その疑問は成人した頃には諦めと共に薄れていって、会計士として就職し数年経った頃には自身の能力を隠しながら生きていく事に慣れっこになってしまっていた。
元より能力のあった彼は程々に評価を得て数年でそれなりの地位を確立するものの、なんとなく心は空虚なままで、ただただ自分の力を隠したまま朽ちていくのだろう。

そう考えていた彼の人生は、両親の死から一変する。

両親の葬儀が終わって、自分の未来を見たかのように思えて、家でぼんやりとしていた彼の前にそれは現れた。
紅いローブを纏い、銀色の髪をした少年が部屋の中に立っていた。金色の砂時計のような形をした瞳を光らせ少年は彼を誘った。
こんなところで腐っていくより、あなたの力を生かしませんか?と。
かくして、一人の青年が、堕ちた。
最終更新:2010年02月12日 18:03