『七つ風の』ジョニー

種族:リルドラケン
年齢:90
性別:男
生まれ:商人
出身:西方のそこそこ大きな町
職業:傭兵剣士。剣豪。
外見:引きつった傷跡だらけの漆黒の鱗に真紅の鬣、赤と黒、左右色違いの翼と瞳を持ったリルドラケン。黒と白のツートンカラーが基調の服装。基本的に厚着で、通常のリルドラケンより首が短めなのを隠すためにマフラーをしている。腰帯に差した七本の鞘はそれぞれに違う意匠がこらしてある。身長は2m20cm

説明:
蛮族の襲撃に遭い、今はなくなってしまった西方の町の出身。
成人して武具屋を開業するが、10年ほどして、町は不幸にも蛮族の襲撃に遭い、壊滅してしまう。
ただ一人の生き残りであった彼は、町を襲った蛮族を退治した剣士に拾われ、彼の元で剣を新たな生きがいとして各地を放浪しながらの長い修行の年月を過ごす。
やがて師の教えを独自昇華するところまで技を高めるも、師はまもなく寿命で他界。
一人残された彼は、またも行くあて無く、傭兵として各地を彷徨う。まるで死に場所を探すように。彼は「力」は得ても、「心」は得られなかったのだ
ふと立ち寄った「水門の街」で「そんなしけた面して酒を飲むなー!」から始まった騒ぎが、彼の人生を180どころか540°もぶん回すことになる。
積み上げた40年が何度もぶちのめされればそれは人生観も変わる。彼は生き急ぐことをやめた。
舎弟となってからは旅での見聞を水神に教えたりする穏やかな日々を送っていたが、突如「恩義を返してこいPart2!」と題してジョナサンの下へと向かうことに。

心の傷の数々や長い修行の年月が、彼からコミュニケーション能力を奪っていったため、口下手で無愛想に見えるが、リルドラケンらしい陽気さもその中には伺うことが出来る。義に厚く、種族や信条の別なく人と接するが、敵と定めたもの、あるいは蛮族には容赦しない。武人らしく戦いを愛好する面もあり、強者には敬意を払う。
女性経験がまったくないため、極端に女性に弱い(種族の別なく)
己の力と人生の向かう先を模索している部分があり、長い年月を生きていながらも、懊悩する青年のような翳りを併せ持っている。繊細でもあり、豪胆でもある。
ジョナサンに加勢することも、その模索のうちのひとつとなっている。
一人称は「俺」二人称は「汝」
以下、流派の説明

『流派・無双壱天外式:討魔七爪流(りゅうは・むそういちてんげしき・とうまななそうりゅう)』
東方に伝わる一刀流の剣術『無双壱天流』の技を七つ風が独自に改良し、魔物や蛮族を討ち滅ぼすために特化させたもの
あらゆる敵の「弱点」を探り当て、それに合わせたあらゆる型、刃を体得することによって、どんな相手をも打ち倒すというもの
体得には抜きん出た剣の腕もそうだが、何よりも的確な刃、型を用意し、どれに定めるかを見極める的確な知識、知恵といったものが必要とされる。
その性質上、魔物や蛮族を討ち滅ぼすことに関しては抜きん出た流派だが、その性質ゆえに剣術としては邪道ともとられかねない
そのため、七つ風自身はこの流派を「外式」と名づけている
七本の刀を持ちいることから彼の称号である「七つ風」や流派の名前「七爪」といわれる。
以下がそれぞれの刀である

火の秘剣:『迦具土』
水の秘剣:『水蛇』
風の秘剣:『斬凰』
雷の秘剣:『鳴神』
土の秘剣:『砕震』
銀の秘剣:『禍討』
空の秘剣:『吼竜』(この刀だけは行方が分からなくなったため、『型』によって瞬間的な代用を行っている)

「汝の定め、断つ刃は定まった・・・」
最終更新:2010年03月03日 03:58