種族:人間
性別:男
年齢:44
出身:ダーレスブルグ
職業:商人
外見:栗色の短髪に青い瞳。質のいいシャツとベストのシンプルなスタイル。モノクルがアクセント。

説明
食料品を主として扱うアルエント商会の商会主。
元々はアルセリオ家の次男坊だが家を出奔して行商人となり、ふとしたことがきっかけでダーレスブルグで商会を開くことに。
柔和な性格で一見すると騙しやすく見えるのだが、若い頃から培ってきた商人としての眼力で海千山千の商人達とも渡り合う。
妻の家に伝わる薬草秘伝を生かして作り出した野菜や果物をはじめとした食品による自社ブランドを生み出すことによって商会を爆発的に成長させた。
投機的投資家としての側面もあり、カシュカーンに出来た料理店や、公国内で営業中の商店の不動産投資を行っていたりもする他
孤児院への寄付など、様々な事に手を出しているため、忙しく公国中を飛び回っている。


経歴
アルセリオ家の次男として生を受ける。
家の慣わしでご隠居の下で幼少期を過ごした結果、商業の適性があることが分かる。
が、外からとついできた父はその言を信用せず、ヒューイを士官学校に入学させようとする。
もとより争いごとを好まないヒューイは父親との大喧嘩の末家を出奔。
兄ルークの陰からの助けもあり、母の知り合いであった行商人の弟子になり、自らも行商人となる。
20年の行商生活の中で出会ったササナと結婚、ナイトメアの一人娘を授かる。
師とも別れ、家族で転々と行商を続けていたヒューイはダーレスブルグにてひょんなことから、家を継いだ兄ルークと再会。
兄の計らいでダーレスブルグに商店を構えた。妻の家族も公国に呼び寄せ、これから新しい生活が始まるというその時に、愛娘トリンシアが盗賊に誘拐されてしまう。
アルセリオ家ご隠居率いる部隊によって盗賊は討伐されたが、彼らのアジトには子供の骨があるのみで、愛娘の姿は何処にも無かった。
娘を失ったと信じ込み、絶望しかけた彼は商会を大きくすることに埋没していった。
やがて悲しみが薄れ始めたころには商会を立派に成長させたが、いまだ娘を失った悲しみが消え去ることは無く、その穏やかな表情の奥に押し殺している。

現在
ご隠居システィア・アルセリオによって起こされたテロ事件によってスポンサーであるアルセリオ家が解体されることが決まり、商会のスポンサーを失う。
事業の縮小を余儀なくされたが、事件によって再会を果たすことの出来た愛娘の存在が、彼に今まで以上の情熱をもたらしており
商会の更なる躍進の為、交渉に投資と公国中を妻と共に飛び回っている。
最終更新:2010年03月08日 23:36