墜焦(こげおとし)/Burntdown・クラニア


■性別
女性

■学年
その他

■所持武器
儀仗剣(ぎじょうけん)

■ステータス
攻撃力:4/防御力:0/体力:3/精神力:3/FS(劫略):20

特殊能力:野辺昇るものを落体へ(urn own)


効果:体力2ダメージ   30
対象:MAP全体敵1人   3.6
時間:一瞬        1.0

消費制約:攻撃力4消費   20
非消費制約1:能力休み中の敵のみを対象に取れる   0.8

発動率:101% 成功率:100%

簡単説明


MAP全体から能力休み中の敵一人を選択して発動する体力ダメージ。
攻撃力4を消費するため、十分な攻撃力を所持していないタイミングでは発動不可能。

能力原理


古より伝わる魔人能力『urn own』、その真価はあらゆる"価値"の移管にある。
扱う者によって移管の範囲は異なるが、クラニアは儀仗剣(ぎじょうけん)が持つ象徴的な"価値"を自ら編み出した魔術的方陣に移し替える。
強い象徴性を帯びた方陣は超一級の門として彼岸(ひがん)へと繋がり、方陣内の呪文が示す位置座標へと漆黒の曲射熱戦を導く。
発動ごとに新たな方陣を地面に記し直す必要があること、限界量の"価値"を移し替えた儀仗剣(ぎじょうけん)は朽ち果てること等の様々な理由から、クラニアは疲弊していて比較的熱戦を当てやすい相手
以外にこれを使おうとは考えない。

キャラクター説明


彼女の名はクラニア。
文字にも言い伝えにも残らない、千古の時から変遷を重ねながら引き継がれる血の名は仮称、焦墜(こげおとし)・あるいはBurntdown(バーントダウン)。

架空の国に住まう王子か皇太子のような衣装を身に纏い、人や獣の頭蓋片と有角生物の角を継いで作った儀仗剣(ぎじょうけん)()く。

かつて重税を課し国民を苦しめる国家があった時、焦墜(こげおとし)の祖先は武力でもって国庫を占領し、高値をつけて国民に解放した。
支配者達も国民も最後には乾涸(ひから)び死んだが、焦墜(こげおとし)の手元には多くの恵みが残された。
豪族の奪った土地や娘を取り戻し、やはり高値で買い戻させもした。
碩学ファウストが契約を破って大悪魔メフィストフェレスの元を離れ、神の国へ誘われた際にも焦墜(こげおとし)の手の者がその魂を取り戻し、悪魔の宝をせしめたという。

強者から奪い、弱者を脅す。
それを繰り返すことで彼の血は強大さを増し続け、犠牲と亡びを招き続けた。

呑み込んだ輝きが真昼の地平に影を作るようになり、一族は己の爪と牙が争わぬよう影に身を潜めた。

クラニアも普段は一族の習いなど表に出さず、放課後や休日に儀仗剣を作ることを楽しみに暮らしている。
しかし一度標的を定めれば、彼女も剣を抜き犠牲者の生き血を喜んで啜るだろう。

後で使う分を除き、骨まで美味しく頂きます。
最終更新:2024年04月06日 22:06