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設定(廃案01)





蓮柄まどか


鬼の娘。人の血が濃く混ざってはいるが、種族は妖怪である。
母親は不明。(不明ではあるが、設定上、母はショウゴの姉。ショウゴの両親は、あえてその検査をせず、可能性としてだけ残すことを選んだ)
父親である斑目(まだらめ)は、鬼の化け物。何百年も前から霧深き森の村では、山の神として崇拝されていた。美しい娘ばかりを何百人と攫って手込めとし、その手込めにした娘や孕ませた子の肉を食らい、血を啜り、骨をしゃぶる。攫った娘たちにも同じ生活を強いたため、気が触れて衰弱死したものもいる。

当時、赤ん坊だった蓮柄まどかは、斑目が捕縛されたとき、斑目の穴蔵(攫った娘たちを閉じ込めておくための穴)から瀕死の状態で発見された。
他の娘たちは皆、無残に食い散らかされており、誰が誰のものか判別不能であったため、蓮柄まどかの母親については不明となった。
斑目は捕縛される前の段階で、すでに人間によって限界まで追い詰められており、穴蔵に身を隠した際、身の終わりを覚悟して、娘たちを道連れにしたものと思われる。
蓮柄まどかが発見された穴蔵には、深い割れ目ができており、その中で、彼女は見つかった。発見者がその割れ目の上に置かれていた石に、たまたま足を躓かせたため発見できた。
容姿の上では、斑目の面影は一切なく、母親に似ていると思われる。

発見後は、ショウゴの両親によって保護され、国家刺客として育成される。
しかし、兄であり、幼馴染であり、先輩でもあり、さらに密かに想いを寄せていた葛木ショウゴに裏切られる。また、国からも見捨てられて、「何百人もの若い娘を惨殺した化け物の娘」として、世間に引きずり出され、捕縛されていた斑目とともに処刑された。発見から14年後のこと。

処刑される瞬間に、彼女のイグノアド・レジストリが目覚め、彼女の記憶や意識はドッペルゲンガーへと引き継がれた。
彼女の本来の肉体は、標本として研究所に未だに斑目とともに保管されている。

葛木ショウゴ

蓮柄まどかの幼馴染の青年。
家族で山へと出かけた折に、斑目に遭遇した。
歳の離れた姉と二人きりで川原で遊んでいたところ、斑目が現れて姉を攫っていった。その際、姉を助けようとして右目を抉りとられ、重傷を負う。

母は国家刺客の魔人であり、父はその監査官であった。
彼らは、自分の娘を救い出すため、国に斑目の討伐を働きかけ、最終的に斑目の捕縛に成功した(国の要請で捕殺はできなかった)。
斑目の穴蔵で蓮柄まどかを発見した二人は、彼女を不憫に思い、また斑目に殺された自身の娘の面影を彼女に見出し、自分たちで彼女を育てることを決めた。

ショウゴの両親は彼に、蓮柄まどかを知人の娘として紹介した。
蓮柄まどかを紹介されたショウゴも、両親がそうであったように、まどかに自身の姉の面影を見て、しだいに心を寄せるようになる。

その後、ショウゴは国家刺客魔人となった。それからしばらくして、両親は任務中に命を落とした。
ショウゴは、両親から「姉の仇は討った」と聞かされており、すでに斑目は死んだと思い込んでいた。
しかし、両親が携わっていた仕事を自身が引き継ぐことになったとき、上司から斑目が未だに生きていることと、さらに斑目に娘がいることを聞かされる。

ショウゴは、当時、両親は国の要請で斑目とその娘を生け捕りにせざるを得なかったのだと思い込んだ。
そして、ショウゴは両親ができなかった斑目への復讐を決意し、斑目とその娘の行方を追った。斑目の行方は容易にわかったが、斑目の娘に関しては非常に難航した。
ショウゴの両親は、まどかの行く末を案じて、さまざまな偽装工作を行っていた。また、国に対してもそれを行っており、国はそれを快く思わなかった。
ショウゴの両親が命を落としたのも、その件とまったく無関係とはいえない。
何も知らないショウゴは、それが自分の両親が仕掛けたものとは露ほども思わないで、偽装を暴いていった。
そして、ショウゴは、斑目の娘の正体が、蓮柄まどかであったことを知る。

両親の死後、すでに国家刺客となっていたショウゴの下で、蓮柄まどかは国家刺客となるため励んでいた。
ショウゴにとって、まどかとともに暮らしてきた時間は本物であった。ショウゴは思った。まどかは、自分の親が斑目という化け物であることを知らない。だから、自分(と両親)を欺いていたわけでもない。
まどかには罪はない。ショウゴも頭ではそれを理解していた。しかし、ショウゴは許せなかった。自身の姉と、自身の右目を奪った斑目の存在を。

なぜ、父さんと母さんがまどかを拾ったのか、それは、彼女を不憫に思ったからだ。甘すぎる。僕は絶対に斑目を許さない。姉さんの仇を討つ。僕は、二人のようにはならない。ショウゴは決意を固めた。

ショウゴは斑目について無知であった。斑目が、自分の子さえ平気で食らう化け物であることを知っていれば、まどかをその復讐の贄として選ぶことも無かったかもしれない。
しかし、ショウゴはその一途な憎悪ゆえに、斑目についての一切の事柄に耳を塞いだ。ショウゴは斑目について、これ以上のことを知りたくもなかった。斑目はすでに捕縛されており、手のひらの上同然。それゆえ、知る必要もない。ショウゴはそう自分を納得させて、憎悪の対象を直視することから逃げた。
ショウゴは結局、自分の復讐が、復讐として何の意味も持たなかったことに、最後まで気づくことができなかった。
ショウゴはその愚直さゆえに、最後まで人の手のひらの上で踊らされ、その中で満足して死んでいった。
(最後は、用済みとなり始末されたが、血の海に沈みながら「自分の命と引き換えにしてでも任務を全うできた」と思い込んだまま果てた)


斑目

全身に無数の目を持つ巨男。服は着ておらず、好みの娘を求めて常に彷徨っている。美的センスは、人間と同等。それ故、攫われる娘たちは、みな非常に可愛らしく、また美しい。
鬼の一種ではあるが角はない。
野蛮な見た目に反して、非常に賢く、論理的であるとされる。
しかし、倫理観というものは持ち合わせておらず、その意味では下等な化け物に過ぎない。
人喰い鬼でありながら、人間の女性を愛する。愛はあるが、性欲と食欲が一緒になっているため、愛する女性を食らって興奮する面も持っている。
若く美しい娘(9歳から~16歳)ばかり狙って手込めとする理由は不明。

家族に対するような愛情はないらしく、孕ませて生ませた子は、見つけしだい握りつぶして食べてしまう。お腹の中にいる場合も、自分が抱くときに、その膨らんだお腹が邪魔だと思えば、その娘の腹を引き裂いてから行為を始める。

また、自身と同じ生活(衣服を纏わない・人肉を食らう・睡眠をとらない)を、攫った娘たちにも強要する。

神通力のようなものを持ち、娘を攫うとき、どこからともなく姿を現す。


番長と生徒会長

妃芽薗において、ハルマゲドンを引き起こした張本人ら。

イグノアド・レジストリ





最終更新:2011年07月13日 19:21