葦原輝光
■モチーフとした英雄名
足利義輝
■性別
男性
■学年
2年
■所持武器
数珠丸(レプリカ)
■ステータス
攻撃:19 防御:2 体力:4 精神:3 FS:2
■FS名
剣術
特殊能力名:ただその生はこの為に(いちのたち)
スタイル:アクティブ
タイプ:瞬間型
効果:遠距離通常攻撃 60
対象:周囲1マス全員 2.1
時間:一瞬 1
消費制約:自分死亡 55
非消費制約1:敵味方無差別 0.95
★発動ボーナス
評価1、強さ・知名度:3 (強さは有名だけど、個人的には本多忠勝と同程度かな)
評価2、特殊能力 :3 (元ネタのFATEにも似たような技があるけど、義輝といえばやっぱりこういう技になるよね)
評価3、キャラ設定 :4 (聖杯に挑む理由が格好良い。 能力的に仕方ないのだろうけど、FSが剣術なのに2なのか)
シンプルボーナス:5
一発ボーナス:5
初心者ボーナス:0
ボーナス合計 20
発動率:(110-60*2.1*1*0.95+55)*(1.0+0.1*2)+20=74.36≒74%
成功率:100%
能力原理
剣豪将軍足利義輝。生涯ただ一度の戦いで数十人を斬り伏せた日本史上屈指の武人。
他の何ものにもよらず、個人の武のみで鮮烈な伝説と名を残した唯一の将軍。
その伝説を生んだ一つのきっかけ、剣聖塚原卜伝より義輝が賜った奥義「一之太刀」。
「一之太刀」とはそのとき振るわれるべき究極の一。
すなわち最高の武器と鍛えられた肉体を以て、完璧なるタイミングと最も適した環境で振るう唯一無二の、その場面における最良の一刀。
輝光は義輝の壮絶なる最期と彼の振るうその絶技を確かに"見た"。そしてそのとき能力を得た。
ただその生はこの為に(いちのたち)は足利義輝の散った状況を再現する能力。
周囲は結界で覆われ、その内部には生前義輝が所有していた数多の名刀が林立する。
その中から相対する敵に対し最も有効な刀を瞬時に選択。それを用いて「一之太刀」を振るい敵を斬り伏せる。
そこに平素の区別は意味を為さず、結界に入ったものは例外なく剣士葦原輝光の敵と見做される。
「一之太刀」は絶えて久しい技術。ならば現代において突如振るわれるそれを防げる道理はない。
結界に捕らわれた者は抵抗も能わずただその時を待つ。
ただその生はこの為に(いちのたち)は足利義輝の最期の具現。よって結界が消えるとき、能力を発動した者――輝光の生もその役目を終える。
キャラクター説明
室町から続く剣術の家に生まれた少年。
自身の卓越した剣技と名前が似ていること、そして何より稽古場で100人抜きを達成したことから足利義輝の再来と呼ばれているが、本人は嫌がっている。
自分の技はあくまで葦原の家のもので自ら鍛え上げたものであるという自負と、何より、足利義輝のことを嫌っていた。
幕府の権威回復に尽力し、自身の死によってその凋落を決定的にした"剣豪将軍"。
何もかもを為せぬまま死に、悲劇の将軍のように祀り上げられ、未練がましい辞世の句を詠い上げる。そうした何もかもが気に入らなかった。
数珠丸のレプリカを愛用しているのも、足利将軍家が唯一所持していなかった天下五剣であるという理由だ。
そんなとき夢を見た。ただの夢といえばそうだろう。けれどそのとき輝光は、確かに死の間際の足利義輝を見た。
足利義輝は笑っていた。全てを解き放つような呵々とした大笑。
自身の周りに数多の名刀を突き立て迫り来る雑兵を切り捨てる。切れ味が鈍れば剣を変え、また鈍れば剣を変え、何度も、何度も。
義輝の振るうその一刀一刀が限りなく洗練された剣技の極致。幾度となく変わらず振るわれるそれが「一之太刀」。今は途絶えた究極の一。
剣がなくなり力尽きるまでそれは続き、倒れ伏す義輝の口からあの句が聞こえた。
「五月雨は 露か涙か 不如帰 我が名をあげよ 雲の上まで」。
そこで目が覚め、同時に輝光はその句の意味を理解した。将軍としての名ではなく、ただ剣に生きた武芸者としての自分の生き様を残そうと、そのためにこそ詠ったのだと。
幕府の権勢復興に務めたのもあの梟雄に自らを裏切らせ、存分に剣を振るう機会を得るためだったのだろう。
おそらく、単なる武家に生まれていれば誉とともに後世に残せたであろうその名を、単なる傀儡の将軍として終わらせぬために。
剣豪将軍足利義輝。彼は、その生の全てを存分に剣を振るう為に費やし、そして満足して逝ったのだ。
――それでも自分は夢を見た。ならば、自分が夢見たのは意味がある。
剣士として生きたならば、剣聖と呼ばれたならば、必ず望むものがある――果し合い。
雑兵を何人斬ろうと味わえない、個人と個人の技のぶつけ合い。将軍ではけして届かないもの。
近く、聖杯ハルマゲドンが始まる。それで聖杯を勝ち取り蘇らせろとそう言っているのだろう。
ちょうどいい、そう思う。自らの技量を試すため元々参加する気だったのだ。
尋常なる果し合いをあの男に。あの男を乗り越える機会をこの俺に。
戦争に臨む理由が出来た。聖杯に望む願望が生まれた。
剣を握る者として為さねばならぬ誓いを自らに課し、輝光は戦場へと赴く。
アピールポイント
モチーフに足利義輝を選んだ理由はやっぱり好きだからです。
傀儡でしかない自分を誰より理解して、だからこそ武家の頭領として剣技という個人の象徴を鍛えたとか想像すると燃えます。才能があったというのがなお悲しいですね。
ただ一度の戦闘で数十人を斬り殺したという逸話は、宮本武蔵の吉岡70人斬りに勝るとも劣らない、日本史上でも屈指の記録だと思います。
命懸けの実戦ということでその強さにも説得力があるのではないかなと。
特殊能力やキャラクター説明はそのまま足利義輝に絡めていますが、所持武器を三日月宗近でなく数珠丸にしたのはより足利義輝への対抗心を押し出したキャラクターにしたかったからです。
後は足利義輝の知名度ですが、室町幕府の征夷大将軍で教科書にも載っており、逸話を知らないような人にも知られているのではないかなと思います。
例示されてるキャラクターと比べますと本多忠勝よりは有名かなと。
最終更新:2012年03月15日 21:23