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ポケモン物語~願いを叶えるために~第十四章

ポケモン物語~願いを叶えるために~第十四章


白いダークライに、呆気にとられるリュウト達。

「なんなの、あれ・・・。」

「さぁな・・・。」

セロウディア(グレイシア)とルックス(レントラー)を尻目にリュウトは考えた。
なんなんだ、アレは・・・。
そして、何故、攻撃のぶつかり合いで、生まれたのか・・・。
もし、僕の推測が正しければ・・・。
リュウトが考えている間に、ダークライは、白いダークライに攻撃を仕掛ける。
白いダークライも、まるで鏡のように攻撃を仕掛ける。

「!!ダークライ!戦っちゃダメだ!それは、お前の分身・・・!」

しかし、時既に遅し。
ダークライは白いダークライに攻撃を放つ。
白いダークライは消えたかと思うと、ダークライも、倒れこむ。

「ダークライ!」

リュウトはダークライに駆け寄る。
ダークライは穏やかな悲しそうな顔をしている。

「・・・ぐおっ・・・!」

リュウトは涙を流して、ダークライに語る。

「喋っちゃダメ!今、くすりを・・・。」

ダークライは目を閉じる。そして、

「少年。リュウトよ。教えてくれ。あの白い分身は何なんだ?そして、私は間違っていたのと言うのか・・?」

リュウトは首を振る。

「違うよ!ダークライはポケモンの事を、考えたんだよね!?」

ダークライはふと、笑う。

「・・・可笑しな少年だ・・・。だが、もっと早く、お前に出会っていれば、
よかった・・・・。さらばだ。」

そして、ダークライは光の粒子になって、消えた・・・・。

「あっ!」

リュウトは驚いた。
そして、その粒子を一つでも掴もうとする。
だが、その粒子は空に消えてしまった・・・。
そして、二時間後、リュウトは泣き止む。
そして、ジラーチの眠る、
ねむりのマユに触れた。
ジラーチはにっこり笑って、
リュウトに問いかける。

「キミノ、願イハ・・・?」

リュウトは真顔で言う。

「一つ目は、父さんを助けて欲しい。二つ目は、僕を元の世界に戻して欲しい。そして・・・三つ目は・・・・すべてのポケモンと人に、幸せを・・・!

ジラーチは一瞬、困ったような顔をする。
でも、すぐに笑って・・・。

「ワカッタ。ソノ願イ、叶エルヨ。」

そして、手を振り上げる。
すると、塔の外では、ダークライが放った黒いポケモンによって、壊された場所が、元に戻って行く。
ユウタや、タツヤ、ミミはリュウトが消えて行く事を察する。
そして、口を揃えて、

「元気でね!」

と言う。
そして、リュウトは、自分の世界に帰る前にポケモンにお別れをしていた。

「トルテ(ドダイトス)、ラッセル(ラムパルド)、セロウディア、ルックス、ザンツ(ギャロップ)。元気でね。」

そして、それぞれの額にキスをする。
みんなは嬉しそうだ。
そして、みんなもお返しとばかりに、リュウトの頬や、額にキスをする。

「でも・・・僕達、離れ離れじゃないから!ずっと!ゲームを通してだけど、
会えるから!」

そして、願いの塔の大きな扉の前に立つ。
其処にいたのは、若くて、金髪で、オニキスのような黒い瞳、ベルトみたいなボタンの黒い服を着ている男の人。
それはリュウトの父だった。

「・・・!お父さん!お父さん!!」

リュウトは父に抱き締められて、自分の世界へと、帰って行く・・・。


それからだった。
リュウトはあれから、幸せな日々を送っている。
ゲームのポケモンも強くなり、今は、学園最強のトレーナーとなっている。
父も、あれから休みが多くなり、休みはどこかに連れてってくれる。
そして、今、リュウトはある夢を実現させる為に勉強している。

「僕の夢は、トルテ達に会うことです。そして、また、一緒に冒険したいです。」



~終わり~


最終更新:2008年11月29日 19:28
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