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チート会SS3」を以下のとおり復元します。
*チート会SS

***合計点<+>

#contents


***「奇跡の男、その名は……」<+2/千尋:ワンターレンだと思い込んでたよ! 先入観っておそろしい!>

王大人「榎本和馬。死亡確認!」

三田康成「立ったな」

フジギリ「ああ、フラグがたった」

それは奇跡の男王大人。
彼に死亡を宣告された人間は、程なく蘇るというパラドックス・アビリティ・ホルダー。
そんな彼に死亡を宣告された榎本和馬もまた、時をおいて蘇ると思われた。
だが――

フジギリ「なぜだ。なぜ立ち上がらない!?」

ドリアン「馬鹿な……何者かによる介入か……!? おい、王大人!」

愕然としたドリアンが呼びかける
だが、王大人の反応はない

ドリアン「王大人! ワン・ターレン!! 聞こえているのなら返事をしろ!」

そこでやっとその男は立ち上がり、マンチ・グループの面々を見て、その言葉を放ったのだ

王大人?「ワン・ターレン? 誰ですかその人?」

マンチ・グループに衝撃走る――

フジギリ「…………は?」

永劫とも思えるその硬直の後、最初に口を開いたのは指揮官であるフジギリだった

王大人「いや。私はワン・ターレンなんて人じゃないですよ。ワンダー・ロンです。どなたと勘違いしてるんですか?」

フジギリ・木下・ドリアン・神宿内・三田「ナ、ナンダッテー!?」

そして男は去っていく。後に残るのは、精魂出しつくし、満足そうに逝った榎本和馬の、その亡骸だけだった――








駒沢「プゲラwwwwwwwwwwwwwwwww王大人wwwwwwwwwwwwwwワンダー・ロンwwwwwwww
   勘違いしてやんのwwwwwwwwバカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwハライテエwwwwwwwwwwwwwwww」


とりあえず駒沢は殴られた


***「木下 狂介降臨」<+1/千尋>

現実
駒沢「あ 手鏡落としましたよ」
鏡子「あら?ありがとう」
駒沢「いやいや 礼には及びませんよ あっはっは」
鏡子「うふふ」

遠くからその様子を見てた木下恭介視点
駒沢「へっへっへ この手鏡は貰ったぜ!!(棒読み)」
鏡子「あ~れ~ 返して下さいまし~(棒読み)」
駒沢「げへへへへ 返して欲しくば俺の女になれ!!(棒読み)」
鏡子「クスン、ああ誰か助けて 駒沢マジで許せねえ(棒読み)」


木下恭介「うおおお おばあちゃんのピンチだ!!」
神宿内「おいおいどうしたんだいハニー」
木下恭介「はああああああ!!マジで許さんぞ!!駒沢!!」

その時
木下 狂介が降臨し
マンチグループ小屋周囲300メートルの生命活動は止まり
マンチグループは壊滅した

のちにスズハラ機関で見つかった文書に記載された事実とはこの事である


***『キープ枠とは何か、及びマジで許せない駒沢がスタメンに選ばれた経緯についての考察』<+3/千尋:

ニートだって恋をする。

セバスチャンの心を射止めたのは、剣の道をひた走る一人の少女だった。
懸命に今を生きる姿に、久しく忘れていた胸躍る感情を呼び起こされたのである。
だが彼女はもう、ここにはいない。
一人の男を追って、敵地へと去っていったのだ。
自分も後を追おうとしたが、仲間に止められ、無念の思いを抱いたまま決戦の日を迎える。
セバスチャンは、駒沢のことをマジで許せなく思っていた。


BTだって恋をする。

出島の心を射止めたのは、赤い頭巾が似合う一人の少女だった。
被虐的な瞳を見た瞬間、初めて抱く気持ちに戸惑い、他のことは何も考えられなくなったのである。
だが彼女はもう、ここにはいない。
一人の男に連れられ、敵地へと去っていったのだ。
自分も後を追おうとしたが、仲間に止められ、無念の思いを抱いたまま決戦の日を迎える。
出島キーラは、駒沢のことをマジで許せなく思っていた。


一方その頃。

駒沢の加入により、マンチグループには混乱が起きていた。
チーム内の全ての女が駒沢に群がり、突如として駒沢争奪戦が始まったのだ。
嫉妬に怒り狂う男性陣の中、特に鼻息を荒くしていたのが榎本和馬と木下恭介だった。

榎本「あんな男の風上にも置けん奴と同じ組にいちゃあ、仁義がすたれるわい」

木下「大好きなすららちゃんを駒沢に取られちゃったよー。僕もう、こんなところにいるのヤダー!」

そう言ってチームを去ろうとする二人を、仲間が必死に引きとめる。
チームの主力である彼らに抜けられると、マンチグループは大変困ったことになるのだ。

神宿内「待て、考えなおすんだ! 駒沢を許せないのは分かるけど、本当によく分かるけど、頼むからお前らだけは行かないでくれ!」

榎本「じゃがのう、駒沢がいる限りは戦う気にもなれんぜよ」

木下「僕も僕も。どっちかというと、駒沢を殺したいくらいだよ!」

「――殺せばええんじゃないかのう」

「!?」

会話に入ってきたのは、リーダーとなったフジギリであった。

フジギリ「殺そうよ、あいつ。みんなも知っての通り、零華ちゃんはワシの嫁なわけじゃが、
それなのに駒沢の奴、道の角で零華ちゃんとぶつかってスカートの中に顔つっこんで、
『いやーん、駒沢くんのエッチ!」なんて言われて、『やれやれ、参ったな』などとほざいてたんじゃよ。
そんなことがあったのに、最近の零華ちゃんはなぜか顔を赤らめて駒沢のことばっかり見ておる。
こんなの、許せるわけないじゃろう」

ドリアン「落ち着くんだ、フジギリ殿。具体的すぎるエピソードはともかく、駒沢を許せないという気持ちは理解できた。
しかし殺すと言っても、そんなことをすれば女連中が黙ってないのでは?」

フジギリ「分かっておるよ、そんなことは。ワシだってそこまでボケてはおらんわい」

三田「じゃあ、いったいどうやって……」

フジギリ「――『戦場では何が起きるか分からん』とだけ言えば、理解してもらえるかのう?」

フジギリの言葉に、一同はざわめく。

フジギリ「なにせ、人と人とが殺しあう場じゃからのう。誤って味方を手にかけることも『起こりうること』じゃと、そう思わんか?」

一同は顔を見合わせ、フジギリの言葉を理解し、ゴクリとツバを飲み込む。

フジギリ「どうやらワシらは皆、駒沢を憎んでおるようじゃな。
ちょうどいい、戦場に立つメンバーを決める会議が、間もなく始まるところじゃ。
そのときの人選をワシらで固めようではないか。
わざわざ進んで死地におもむきたい奴なぞおらんから、立候補すれば認めてくれるじゃろう。
あやつを最前線に立たせ、その脇をワシらで固めて逃げられんようにする。
ま、さすがに全員男じゃと駒沢も怪しむであろう。誰か一人くらい女子を入れておこうか」

榎本「さすがはフジギリ殿、頭が回るわい。そういうことなら話は別じゃあ、全力で協力させてもらうけん」

木下「じゃあ、すららちゃんを入れようよ! 僕、すららちゃんの隣がいい!」

榎本は大きくうなずき、さっきまでチームを抜けようとしていた木下も、今ではすっかりノリノリだ。
こうして二人は考えを改め、バラバラになりかけていたチームの結束は、より強固なものになったという。


後年の研究では、
「駒沢の存在がなければ、いわゆるトレードという現象は起きていなかったのではないか?」
という考察が最有力の説となっている。
現在のところ、その説に反論する者は誰もいないようだ。

***「飛ぶ夢をしばらく見ない」<+1/千尋>

投人「まったく嘆かわしいでござるよニンニン」
セバスチャン「どうしたんですか?」
投人「どうしてここの連中は働く気が無いのでござるか!!」
セバスチャン「ニートだからじゃねえの?」
投人「おぬし!!それでも生きていると言えるのでござるか?!!」
セバスチャン「何で私が怒られるの?」
投人「28歳にもなって働く気が無いとか、どういう事でござるか?」
セバスチャン「まあ社会的には何の生産性のある事もしてねえから死んでるようなモンじゃないかなあ。」
投人「死人でござるか!!お主!!ニートは死んでるのでござるか?」
セバスチャン「面倒くせえなあ、生きてるけど死んでるようなもんだよ」
投人「うおお!!ニートでござる♪ニートでござるぅう♪」

ぽーい

その時 セバスチャンは山を越え谷を越え僕らの街へ

空を飛んだ

アイキャンフライ!!

ニートだったらユーキャンフライ!!

ござーるござるよ ナゲット君は
愉快な味方 忍者でござる 忍者でござる


***「希望の岬のエリエス」<+2/千尋:なんだこれww>

寂聴「また一つ、学園が滅びたか」
彼女が拾い上げた教科書がボロリと崩れ落ちた
寂聴「行こう、ここも時期に腐海に沈む…」

超高度魔人文明が発展した時より千年
突如発生した菌類により世界は滅びつつあった

数日後希望の崎
王女エリエス「おかえりなさい寂聴様!!」
寂聴「おお愛しいエリエスよ、美しくなったな」
エリエス「あら?この子は?」
寂聴「おお気絶していて(一回休みで)胞子を吸わなんだか」
スイガラ「キキィ」
エリエス「可愛い」
寂聴「おいおい 小さくとも野生のスイガラは凶暴だぞ?」

がぶ!!

エリエス「ほら、怖くない」

スイガラ「キキィ」
寂聴「何と!!人には慣れぬスイガラが懐くとは」
エリエス「寂聴様!!この子を私に下さいな!!」
寂聴「おお、構わんよ」

その夜、エリエスの部屋

寂聴「こ、コレは猛毒のマダマテではないか。エリエス!!」
エリエス「はい、私が育てました、大丈夫 胞子は出していません」
寂聴「た、確かに、こちらの凶悪なヤクザクワガタも人を操ろうとしておらぬ」
エリエス「正常なチートの空気とENT質問のおかげです」
寂聴「ほう」
エリエス「汚れているのはマンチの理屈なのです、仏心溢れるチートの体内では凶悪なマダマテでさえ発芽しません」
寂聴「そなた独学でこれを?」
エリエス「はい、元々は仏的世界には合わぬカビ、明日にはカビキラーを撒きます」
寂聴「…そうか」
エリエス「寂聴先生、私怖い」
寂聴「静かに念仏を唱えれば良いのですよ、そなたは世界を救う希望。阿弥陀様の化身に相違ありませぬ」


其の者 青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

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