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ダピコの里帰り 第2話 前編
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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ほらほら～手が上がってないぞ！ もっと筋肉に力を込めて！ |
| マッス・ルピア | |
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むむむむ～～！！ |
| ルピコ | |
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体が震えてキュートじゃないわ もっとしっかりポーズを決めて！ 笑顔も忘れないで！ |
| キューティー・ルピア | |
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ぴえぇ～～！！ |
| ルピコ | |
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簡単な踊りもできないじゃん それでもルピアの里の巫女か～？ |
| マッハ・ルピア | |
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ルピコちゃんは小さいころに デュエマシティの世界に 行っちゃいましたからね～ |
| ピース・ルピア | |
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ダピコ姉もいなくなって 苦労した覚えがあります～ |
| ピース・ルピア | |
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(ぬっ) |
| ？？？ | |
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ぎゃああーー！？！？ 何だこのクリーチャー！？ |
| マッハ・ルピア | |
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敵襲ーー！ 敵襲ーーーー！！ |
| マッス・ルピア | |
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お、落ち着いてください皆様！ この方は悪い方では ないのですわ！ |
| 八重子 | |
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そうだ、コイツはな―― |
| ダピコ | |
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め……飯…… |
| ？？？ | |
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ダピコ姉 マッハで食料持ってきたよー！ |
| マッハ・ルピア | |
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あまり多くはないけど 筋肉に良さそうなものを できるだけ集めてきたぞ！ |
| マッス・ルピア | |
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ありがとう このくらいあれば十分だ |
| ダピコ | |
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なるほど～ 行き倒れになってしまった クリーチャー、ですか～ |
| ピース・ルピア | |
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まぁ、この気温で作物も 育ってないし あり得る範疇かな？ |
| キューティー・ルピア | |
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それにしては妙に大きくて キュートじゃないな～ |
| キューティー・ルピア | |
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め……飯……！ |
| ？？？ | |
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あ、こら！ まだ食べちゃダメだ！ |
| ダピコ | |
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？ ダピコ姉、何するつもり？ 食べるために持ってきたんじゃ？ |
| マッハ・ルピア | |
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このままじゃ 美味しく食べられないだろう？ 私が料理してやるんだ |
| ダピコ | |
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りょ、うり……？ |
| ルピア達 | |
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ほら、できたぞ！ 待たせたな！ |
| ダピコ | |
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――！ |
| ？？？ | |
| 声をかけられた男は 跳ね上がり、ダピコの用意した 料理に食らいつく | |
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ほら、妹達の分もあるぞ たくさんあるから食べるといい！ |
| ダピコ | |
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う、美味い！ |
| マッハ・ルピア | |
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こんな美味しい物 初めて食べたかもしれないぞ！ |
| マッス・ルピア | |
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ダピコ姉がこんな キュートなスキルを 身につけていたなんて！ |
| キューティー・ルピア | |
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いったいどこでこんな 花嫁修業してきたんでしょう～？ |
| ピース・ルピア | |
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なっ、馬鹿を言うな！ 生きるために必要な スキルだったんだ！ |
| ダピコ | |
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ダピコお姉ちゃんは デュエマシティで色々なバイトを してきましたからね！ |
| ルピコ | |
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料理人ほどの腕前じゃないが ひもじい生活を経て 自炊の能力も高めたんだ |
| ダピコ | |
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（ルピアの里を出た後も ダピコ姉は色々 頑張ってたのね～） |
| ピース・ルピア | |
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もう少しだけ…… |
| マッハ・ルピア | |
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って、ああーー！？ |
| マッハ・ルピア | |
| よほど腹が減っていたのだろう 料理はあっという間に 大男が平らげていた | |
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あっという間に 食べてしまったんですの…… |
| 八重子 | |
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ふぅ…… |
| ？？？ | |
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ふぅ、じゃない！ もっと食べたかったのに 返せよー！ |
| マッハ・ルピア | |
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ほら 【プレイヤー】も まだ食べたそうな顔してるしー！ |
| マッハ・ルピア | |
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マッハ、落ち着け また作ってやるから |
| ダピコ | |
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美味かった 礼を言うぞ |
| ？？？ | |
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こんな美味い物は 初めて口にした…… |
| ？？？ | |
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本当にこれは この土地の食物なのか？ |
| ？？？ | |
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ああ、全部この土地の食材だ 調理法はデュエマシティ 仕込みのものだけどな |
| ダピコ | |
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デェエマ、シティ…… |
| ？？？ | |
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……もっとないのか？ |
| ？？？ | |
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お前もか…… |
| ダピコ | |
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だ、ダピコ姉…… |
| マッス・ルピア | |
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さすがにこれ以上は 里の食料がすっからんかんに なっちゃうぞ |
| マッス・ルピア | |
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この暑さの影響で 本当に備蓄ができていない ですからね～…… |
| ピース・ルピア | |
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ふむ……暑さに 困っているのか？ |
| ？？？ | |
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そうなんですのよ この暑さで皆様―― |
| 八重子 | |
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……ん？ 何か気温が下がってる 気がするぞ！？ |
| マッス・ルピア | |
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そんな馬鹿なことが…… いや、確かに涼しくなっている！ |
| ダピコ | |
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ですの！ すっかり暑くないですの……！ |
| 八重子 | |
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凄いです！ この方、もしかしたら気候を 操れる力を持っているんじゃ…… |
| ルピコ | |
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今、この一時だけだがな |
| ？？？ | |
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何者かの力に押し返されている すぐにまた元の気温に 戻ってしまうだろう |
| ？？？ | |
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何だよ～ せっかくマッハで解決したと 思ったのにー！ |
| マッハ・ルピア | |
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すまぬな |
| ？？？ | |
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しかし これは何か、我にとって 重要なことだったような…… |
| ？？？ | |
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いったい何者なんだろう？ この辺で見たこともないし |
| キューティー・ルピア | |
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こんな力を持っているのに 記憶喪失というのも不思議です～ |
| ピース・ルピア | |
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……この方の記憶を取り戻したら 何かわかるかもしれないですの |
| 八重子 | |
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確かに！ |
| ルピコ | |
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それなら、みんなで協力して この方の記憶を取り戻すのは どうでしょう？ |
| ルピコ | |
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そうですね～ 一瞬とはいえこの酷暑を和らげる 力を持っているわけですし |
| ピース・ルピア | |
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記憶を取り戻すことで 酷暑問題も 解決するかもしれません～ |
| ピース・ルピア | |
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よーし！ そうと決まったら 皆で頑張るぞ～！ |
| マッス・ルピア | |
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おー！ |
| ルピア達 |
