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ダピコの里帰り 第3話 前編
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dmps_fun
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ストーリー
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妙な熱気を追って来てみたら こんな所に神殿があったのか |
ダピコ | |
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……これでも故郷だというのに 知らないことばかりだ |
ダピコ | |
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ぐっ……!? 先ほどよりも熱気が 強まっている! |
ダピコ | |
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あの大男の記憶を戻すのは 妹達に任せて正解だったな |
ダピコ | |
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この暑さ……大抵の クリーチャーは耐えられないだろう |
ダピコ | |
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きっと神殿の奥に この異変の原因があるはず |
ダピコ | |
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妹達……待っていてくれ 私が何とかしてやる! |
ダピコ | |
神殿の奥へと進むダピコは 益々暑くなっていくのを 肌で感じながら奥へと進むが―― | |
やがて、独り佇む影に邂逅し 足を止めた | |
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余の社に土足で踏み入る 無礼者 |
??? | |
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塵へと還る前に 名を名乗るがいい |
??? | |
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お前こそ何者だ! この暑さの元凶はお前なのか!? |
ダピコ | |
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……少し眠っている間に この世の者達の程度は ずいぶん下がったらしい |
??? | |
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自分が何者の前に 立っているのかを 理解できていないようだ |
??? | |
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……何を言っている? |
ダピコ | |
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! 熱っ―― |
ダピコ | |
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(な、何だ この全身が燃え上がるような 暑さは――) |
ダピコ | |
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余はアポロヌス この地を治めし神 |
アポロヌス | |
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――そして、この世界を 燃やし尽くす太陽の化身だ |
アポロヌス | |
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(神が怒っているかも という話はあったが、まさか 本当に神だったのか……!) |
ダピコ | |
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(この力、ただ者じゃない!) |
ダピコ | |
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(この暑さを止めるには この神を一度倒すしかないか!) |
ダピコ | |
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(できるだけ耐えて 隙を突く! 格上相手には それしかない!) |
ダピコ | |
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(だ、だが……隙なんてあるのか? この熱気、衰えるどころか どんどん強くなっていくぞ!) |
ダピコ | |
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さらばだ 名もなき小鳥よ |
アポロヌス | |
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(ま、まずい、やられ――) |
ダピコ | |
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――危ない! |
ピース・ルピア | |
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ピース……! |
ダピコ | |
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ふー、良かった! 間一髪だったね! マッハで来て間に合った! |
マッハ・ルピア | |
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急にいなくなるから 心配したんですのよ! |
八重子 | |
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そうですよ! せめて一声かけてください! |
ルピコ | |
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お前達…… どうしてここに |
ダピコ | |
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いや……そんなことよりも 助かった |
ダピコ | |
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お礼は後でたっぷりとね! ダピコ姉、あれ誰? どうして攻撃されてるのよ! |
キューティー・ルピア | |
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あれは……この地の神だ お前達の予想が合っていたらしい |
ダピコ | |
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ルピアの里の酷暑の原因は あの神だったんだ |
ダピコ | |
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うげ~…… こんな形で予想が当たるとは 思わなかったぞ |
マッス・ルピア | |
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……なぜお主が こ奴らと共にいる |
アポロヌス | |
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この者達には空腹で倒れて いるところを救ってもらった |
??? | |
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お前は我を知っているのか |
??? | |
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ふざけているのか? それとも下等生物に 何かをされたか |
アポロヌス | |
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こちらへ戻れ お主は余と共にあるべきだ |
アポロヌス | |
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――何をするつもりか 知らないけど、だめだ! |
マッハ・ルピア | |
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神様が何に対して怒っているのかは 知らないけど、謝るよ! だから生贄は勘弁して! |
マッハ・ルピア | |
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ずっと忘れていてごめんなさい! これからはきちんと 祀りにくるぞ! |
マッス・ルピア | |
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――要らぬ! |
アポロヌス | |
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ヒィィィィィィィィ!? 怒ってるんですの! |
八重子 | |
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さっきよりも更に熱く……! 【プレイヤー】さん 大丈夫ですか!? |
ルピコ | |
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なぜ……何に対して そこまで怒っているのですか! |
ピース・ルピア | |
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だめ……このままじゃ……! |
キューティー・ルピア | |
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どうやら話を 聞く気はないようだな……! |
ダピコ | |
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私が闘う! みんなは下がっていてくれ! |
ダピコ | |
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(犠牲を出させはしない 私が…私が何とかするんだ!) |
ダピコ | |
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――邪魔をするな! |
アポロヌス | |
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くっ……! |
ダピコ | |
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(温度が更に上がってる……!) |
ダピコ | |
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(そして奴の操る炎……) |
ダピコ | |
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(かわしても肌が 焼けるような熱さだ! かわせた気がしない!) |
ダピコ | |
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(動けば動くほど体力を奪われ 近づくと熱で更に体力を 奪われてしまう……!) |
ダピコ | |
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ダピコ姉! 私達も一緒に闘うぞ! |
マッス・ルピア | |
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そうだ! 数では有利なんだから! |
マッハ・ルピア | |
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駄目だ! これは遊びじゃない ここはお姉ちゃんに任せておけ! |
ダピコ | |
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遊びじゃないことなんて 知っています |
ピース・ルピア | |
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私達はずっと真剣なんですよ~ 里と家族を守るために |
ピース・ルピア | |
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ダピコ姉はどうして 何でもかんでも 一人で背負おうとするの? |
キューティー・ルピア | |
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里を出ていったときも、そう! 何で何も言ってくれないの? |
キューティー・ルピア | |
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私達は家族でしょ! |
キューティー・ルピア | |
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………… |
ダピコ | |
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ダピコ様…… |
八重子 | |
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私には お前達と肩を並べる資格はない |
ダピコ | |
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里の巫女の役目を放棄し 黙って里から離れた私にはな |
ダピコ | |
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私が里を抜けていなければ こんなことにはなっていなかった かもしれない |
ダピコ | |
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……これは 私が解決するべき問題なんだ |
ダピコ | |
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でないと…… 里から出ていった者達や お前達に胸を張って生きていけない |
ダピコ | |
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関係ないよ! |
マッハ・ルピア | |
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巫女じゃなくても 里から離れたとしても そんなの関係ない! |
マッハ・ルピア | |
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私達にとって ダピコ姉はお姉ちゃんなんだよ! |
マッハ・ルピア | |
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お姉ちゃんがピンチなのを どうして黙って見過ごせる っていうんだ! |
マッハ・ルピア | |
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! |
ダピコ | |
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大体、ダピコ姉は 恰好つけすぎ! |
キューティー・ルピア | |
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今の状況を冷静に考えてよ! ダピコ姉がどうしたいかなんて 言ってる状況じゃないでしょ! |
キューティー・ルピア | |
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小さいころは ダピコ姉に甘えてばかりだったが 今はダピコ姉を支えられるぞ! |
マッス・ルピア | |
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里を出ていったことで 誰も恨んでなんかない |
マッス・ルピア | |
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ダピコ姉が 巫女の役目を嫌がってたのは 皆わかっていたぞ |
マッス・ルピア | |
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……それに、お姉ちゃんだから 私達を守らなきゃいけない というのも違います~ |
ピース・ルピア | |
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家族だから、仲間だから みんなを頼るし、助けるんです! |
ルピコ | |
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ですよね、八重子さん! 【プレイヤー】さん! |
ルピコ | |
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ですのですの! まさかこんなクリーチャーが いるとは思ってなかったですのよ |
八重子 | |
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ですが皆様を見過ごすわけには いかないんですの! |
八重子 | |
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……そうか |
ダピコ | |
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わかった、一緒に闘うぞ みんなであの神様を止めるんだ! |
ダピコ |