デュエプレ ストーリーまとめwiki
ダピコの里帰り 第3話 後編
最終更新:
dmps_fun
-
view
ストーリー
![]() |
――五月蠅い |
アポロヌス | |
神がそう言葉を 言い放つころには 既に攻撃は終わっていた | |
さらに威力を増した 炎と熱 | |
それらはいとも簡単に ダピコ達を吹き飛ばした | |
![]() |
他愛なし |
アポロヌス | |
![]() |
余はお前達に毛ほども興味はない |
アポロヌス | |
![]() |
いくら言葉を重ねようとも 余の気分一つで消し飛ぶ 塵芥にすぎぬ |
アポロヌス | |
![]() |
さて、そろそろ 自分が何者か思い出したか? |
アポロヌス | |
![]() |
………… |
??? | |
![]() |
こちらへ戻れ、わが半身よ この茶番を終わらせよう |
アポロヌス | |
![]() |
我々の眠りを妨げ 魂を切り裂いたこの世を 終わらせるのだ |
アポロヌス | |
![]() |
この世を終わらせる? ……この者達はどうなるのだ |
??? | |
![]() |
塵も残らんだろうな |
アポロヌス | |
![]() |
………… |
??? | |
![]() |
我は…… |
??? | |
![]() |
何を迷う? |
アポロヌス | |
![]() |
醜く歪んだこの世を この形のまま残しておく 意味などない |
アポロヌス | |
![]() |
我々の力で今一度正すのだ |
アポロヌス | |
![]() |
………… |
??? | |
![]() |
そうか ならば、力ずくで 魂を取り戻すとしよう! |
アポロヌス | |
![]() |
ま、待て…… |
ダピコ | |
![]() |
まだ私はやられていないぞ! |
ダピコ | |
![]() |
伏せておればよいものを |
アポロヌス | |
![]() |
なぜ自らの死期を 早めるような真似をする |
アポロヌス | |
![]() |
お―― |
ダピコ | |
![]() |
? |
アポロヌス | |
![]() |
お姉ちゃん、だからだ……! |
ダピコ | |
![]() |
ダピコ様! |
八重子 | |
![]() |
なっ……どうして出てきた!? 【プレイヤー】まで! |
ダピコ | |
![]() |
何だ貴様 |
アポロヌス | |
![]() |
クリーチャーですらない 下等生物が何の用だ |
アポロヌス | |
![]() |
……そなた、震えているぞ |
??? | |
![]() |
当然ですのよ! ただの人間ですもの! |
八重子 | |
![]() |
神だか何だか知りませんが |
八重子 | |
![]() |
嫌がる者を無理矢理 どうにかしようとする精神 それが許せませんの! |
八重子 | |
![]() |
そんなものが神だと言うなら この矢で一矢報いてやるんですの! |
八重子 | |
![]() |
そうか では、消えろ |
アポロヌス | |
神の攻撃は 瞬きをする間もなく 八重子とダピコに届く | |
――その前に 男が二人の前に割り込んだ | |
![]() |
……なぜ そ奴らを庇うような真似を |
アポロヌス | |
![]() |
この者達は失われるべきではない そう感じたのだ |
??? | |
![]() |
……何? |
アポロヌス | |
![]() |
そなたの力をこの身に 受けたことで、ようやく 自分が何者かを思い出した |
??? | |
![]() |
我らの魂が 陰と陽、二つに分かたれて しまった理由も |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
ならばわかるだろう |
アポロヌス(陰) | |
![]() |
この世がいかに歪み 変わり果ててしまったのかも |
アポロヌス(陰) | |
![]() |
そうだな |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
この世はある時を境に 無数に分かたれ、歪んでしまった |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
その歪みが 我らの魂を分かつことになった |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
……しかし この者達の魂は 太陽のように輝いている |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
何者かもわからない我を救い 敵の半身だとわかった後でも 糾弾することもない |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
この者達の心は 他者を慈しむ愛に溢れている |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
世を正すのは、この者達が 世界をいかに照らすのかを 見てからでも遅くはない |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
――やめろ、離せ! 何をする気だ!? |
アポロヌス(陰) | |
![]() |
望みなのだろう? 一つに戻るのだ |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
人間、そしてルピア達 ――神の星に挑む勇者よ |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
は、はいっ!? |
八重子&ダピコ | |
![]() |
我らのせいで迷惑をかけた この暑さはすぐに戻るだろう |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
だが、忘れるな |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
我らはお前達を見ている その太陽のような輝きが 失われるようなことがあれば |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
再び世界を熱が襲うだろう |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
ははは…… それは、勘弁願いたいが…… |
ダピコ | |
![]() |
妹達と仲間達がいれば 大丈夫だ |
ダピコ | |
![]() |
世界が壊れても何とかした 自慢の妹と仲間達だ |
ダピコ | |
![]() |
新しい友達も増えたし さらに多くの妹達とも再会できた きっと、何があっても大丈夫だ! |
ダピコ | |
![]() |
ふっ、期待しているぞ |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
ああ、それと お前のふるまってくれた飯は 美味かったぞ |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
お前達の世界の飯をまた食いにいく |
アポロヌス(陽) | |
![]() |
……えっ? それはどういう―― |
ダピコ | |
![]() |
お、おい! 待ってくれ――! |
ダピコ |