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第２話 祈りの巫女として
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dmps_fun
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ストーリー
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…………っぷはー！ ぜぇっ……ぜぇっ……！！ |
| ジャスミン | |
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ジャスミンちゃん、すごい！ |
| モエル | |
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ドラゴン龍さん達の傷が 少しずつ治っていってる！ これならすぐに治っちゃいそう！ |
| モエル | |
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まさか、祈りの力でこの世界に 満ちているマナを操るなんて…… |
| モエル | |
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……もしかして、 ジャスミンちゃんってすごい人？ |
| モエル | |
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はぁ、はぁ…… ……や、やってみるもんですね！ ……でも |
| ジャスミン | |
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……足りません、まだ表面上の ダメージしか治ってない…… |
| ジャスミン | |
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ここにあるマナだけでは…… 身体の深くに残るダメージも 治しきれませんし…… |
| ジャスミン | |
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ここに居る皆さん全員は とてもじゃないけど…… ……うぅ |
| ジャスミン | |
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何とか私も、皆さんの 役に立たなきゃ…… |
| ジャスミン | |
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ジャスミンちゃんは いっぱい頑張ってるよー！ |
| モエル | |
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いや……でも…… 私にはこれくらいしか…… |
| ジャスミン | |
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うーん……マナがいーっぱい あればいいんだよね？ 自然文明の子がいる森とかかな？ |
| モエル | |
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でっかい樹が大昔 あったって言われてるところが、 割と近くにあるけど…… |
| モエル | |
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なんて言ったっけ？ ……確か……世界樹？ だった……かな？ |
| モエル | |
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え！？ ホントですか！？ そこ！！ そこです！！！ |
| ジャスミン | |
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それなら、わたし案内できるよ！ そこに行って皆、治せるなら…… |
| モエル | |
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危険です |
| アクア・プロフェッサー | |
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えー！ そんなー！ プロフェッサーさん…… ……どうしても？ |
| モエル | |
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なりません！ 今、我々は窮地に立たされている という事は分かっていますね？ |
| アクア・プロフェッサー | |
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敵がこの拠点を嗅ぎつけて いないとも限らないのです |
| アクア・プロフェッサー | |
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そうだけど……でっ、でも！ ジャスミンちゃんの力で ちゃんと治ってたし…… |
| モエル | |
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世界樹も近くにあるから それで怪我してる皆を パッと治せれば……！ |
| モエル | |
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……あなた方の気持ちは よく分かりました ……ですが、負傷者は大勢います |
| アクア・プロフェッサー | |
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その負傷者達を連れて 素早く移動する事は難しい |
| アクア・プロフェッサー | |
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それに負傷者を危険に晒して しまいます、 それを考えれば許可は—— |
| アクア・プロフェッサー | |
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…………ダメ、です ここじゃ、ダメなんです…… |
| ジャスミン | |
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ジャスミンちゃん…… |
| モエル | |
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ここじゃ、私の力では…… 万全に癒せない |
| ジャスミン | |
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完全に治るのかもわからない 仲間達が、いるんです |
| ジャスミン | |
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それは私達の仲間だけじゃない ゴールデン・エイジの 皆さんの中にも居るんです |
| ジャスミン | |
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そんな彼らを癒す医療設備も ここにはありません |
| ジャスミン | |
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仲間達を癒すには、 世界樹のあった場所の近くに 行くしかないんです……！ |
| ジャスミン | |
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しかしですね…… |
| アクア・プロフェッサー | |
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……行かせてやりゃいーじゃんか |
| 鬼丸 | |
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鬼丸…… |
| アクア・プロフェッサー | |
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仮にここを襲撃されたとしても オレやカシラがいるんだ 何とでもなるぜ |
| 鬼丸 | |
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……だけどよ 怪我人を守り続けるのは オレの性に合わねぇし…… |
| 鬼丸 | |
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今のオレ達の戦力じゃ 怪我人を守り切れるかも 怪しいだろ？ |
| 鬼丸 | |
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確かに外に行きゃあ 襲われるかもしれねぇ ……でもよ |
| 鬼丸 | |
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本当にみんな治ってくんなら、 ゼニスの連中をぶっ潰しにいける オレ達にとっちゃプラスだぜ？ |
| 鬼丸 | |
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それに、けが人全員が 戦えないわけでもねーだろ 自衛ぐらいできるはずだ |
| 鬼丸 | |
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……それは…… |
| アクア・プロフェッサー | |
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要はゼニスと遭遇しなきゃいい どうせアイツらは本丸である ここを狙ってくんだろ？ |
| 鬼丸 | |
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だったら真っ先には 襲われないはずだぜ |
| 鬼丸 | |
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……鬼丸、貴方…… ——いえ、いいでしょう 鬼丸もそう言うなら認めましょう |
| アクア・プロフェッサー | |
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本当ですか！ |
| ジャスミン | |
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ですが！ 無理だと感じたら引き返すのです いいですね、決してゼニスと—— |
| アクア・プロフェッサー | |
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もう！ 心配性だなぁー プロフェッサーさんは！ |
| モエル | |
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でも、心配してくれてありがとう おにぃも説得してくれて ありがとうね！ |
| モエル | |
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おう、気ぃつけて 行ってこいよー！ |
| 鬼丸 | |
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うん！ わたし ゴールデン・エイジとして しっかり頑張るよ！ |
| モエル | |
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……モエル一人では、 大変でしょうから腕の立つ者を 数名護衛につけます |
| アクア・プロフェッサー | |
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オニナグリ殿には、 私から伝えておきます ……ですので |
| アクア・プロフェッサー | |
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モエル、負傷者や…… ジャスミンさんを頼みますよ |
| アクア・プロフェッサー | |
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うん！ |
| モエル | |
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プロフェッサーさん、 ありがとうございます……！ |
| ジャスミン | |
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私、必ず皆さんを 癒してみせますから……！ |
| ジャスミン | |
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ふぅ……ごめんなさい モエルさん、無理言ってしまって |
| ジャスミン | |
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んー？ だいじょーぶだよ！ おにぃも言ってたでしょ？ |
| モエル | |
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みんなの力が必要なんだし 元気になるなら それに越したことはないよ！ |
| モエル | |
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……ありがとうございます ゴールデン・エイジの 皆さんは優しいですね…… |
| ジャスミン | |
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そうかなぁ？ |
| モエル | |
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みんなで手を取り合って…… っていうのが私達だから こんなもんなんじゃないかなー？ |
| モエル | |
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そうなんだ…… |
| ジャスミン | |
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私の知っているクリーチャー達と 違う…… |
| ジャスミン | |
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……あれ？ あそこに見えるのって…… まさか、ゼニスの手下！？ |
| ジャスミン | |
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ほーんとだ！ こんなに近くに |
| モエル | |
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もうこんな所まで、 捜しに来てるんだ…… |
| ジャスミン | |
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ちょっと急がないと、かな？ でも……放置もできないね |
| モエル | |
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ジャスミンちゃん！ 一応アイツらを倒していこう みんな、手早く片付けるよ！ |
| モエル | |
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……マナさえもっとあれば、 皆をしっかり治せるのに…… |
| ジャスミン |
勝利時
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ハッハッハ！ まさか、鬼丸がそのように 意見を述べるとはな |
| オニナグリ | |
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まったく…… 成長したものだな！！ |
| オニナグリ | |
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えぇ、これもオニナグリ殿の 指導の賜物でしょうか |
| アクア・プロフェッサー | |
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次代を担うものは…… 順調に育ってきていますね |
| アクア・プロフェッサー | |
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すまない、ちょっといいかな？ |
| 水の守護者 カイト | |
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おぉ、カイト殿か 一体どうした？ |
| オニナグリ | |
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ジャスミンが見当たらないんだ こんなことをあなた方に聞くのは 変かもしれないが…… |
| 水の守護者 カイト | |
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どこに居るのか知らないか？ |
| 水の守護者 カイト | |
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あぁ、 それなら世界樹の元へ行くと |
| アクア・プロフェッサー | |
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世界樹の元でなら 怪我人をしっかり治療できる とのことでしたよ |
| アクア・プロフェッサー | |
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まさか、 ジャスミンさんに これほど助けられるとは…… |
| アクア・プロフェッサー | |
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何だって……！？ マズイ……彼女はゼニスに 狙われている可能性がある！ |
| 水の守護者 カイト | |
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早く呼び戻—— |
| 水の守護者 カイト | |
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ほお、良いことを聞いた |
| ？？？ | |
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なっ……！？ |
| アクア・プロフェッサー |
敗北時
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フレー！ フレー！ モエルさん！！ |
| ジャスミン | |
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応援ありがとうー！ ジャスミンちゃん！！ |
| モエル | |
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戦闘力は無いですけど…… 応援力なら任してください！！ |
| ジャスミン | |
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……自分で言ってて 悲しくなってきますね……！？ |
| ジャスミン |
