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第2話 前編
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dmps_fun
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ストーリー
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巫女として、あまりにもなっていない |
| キリコ | |
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そう言うからには 手本を見せられる―― そういうことだな? |
| アポロヌス(陽) | |
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当然 |
| キリコ | |
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言うではないか |
| アポロヌス(陰) | |
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ならば見てやろう 貴様の言う 巫女としての正解とやらを |
| アポロヌス(陰) | |
| キリコが手を上げると 会場に満ちていた熱狂が 潮が引くように遠ざかっていく | |
| そこから始まる 細かな所作にすら目を奪われる 洗練され尽くした舞 | |
| ただ美しいだけではない 一つ一つの動きに意味があり 祈りと、物語が宿っていた | |
| な、何だ……あの舞……! 一瞬でこの会場を支配しちまった! | |
| 圧倒される群衆 | |
| それに、この音は何だ……? 歌、か? | |
| 圧倒される群衆 | |
| あれだけ動いているのに乱れもない 永遠に聞いていたいと思わせるほど 神聖な響き……! | |
| 圧倒される群衆 | |
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あいつ……凄いクリーチャーだとは 思ってたが、こんなことまでできたのか! |
| ダピコ | |
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凄い……ただ舞っているだけなのに キリコさん以外が目に入らなくなるほど 見入っちゃいます |
| ルピコ | |
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(見入りすぎて放心している) |
| カスミ |
| やがて、最後の一音が消え キリコはただ静かに立っていた | |
| わああああああああっ!! | |
| 群衆 | |
| 歓声、拍手、叫び、祈り それら全てが一つの熱となり キリコへと注がれていく | |
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どうやら、この者の演舞は 世界中の観測者達にも届いたらしい |
| アポロヌス(陰) | |
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あ、あれ! キリコさんの頭の上 数値が表示されています! |
| ルピコ | |
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一、十、百、千、万…… 桁が多すぎる……! あれは何だ!? |
| ダピコ | |
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も、もしかして 今の演舞に心を動かされた人数? 1000万を超えてますよ! |
| カスミ |
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あれと張り合うのか、私達は…… |
| ダピコ | |
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壁が高すぎますね…… |
| ルピコ | |
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間違いなく あれは一つの正解の極致ですよ |
| カスミ | |
| 会場を一瞬で掌握した キリコのパフォーマンスは驚異的だ | |
| しかし、ルピコはルピコの ダピコはダピコの それぞれの魅力があるはずだ | |
| それを活かせば大丈夫―― と、伝えると ルピコとダピコは固まってしまった | |
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わ、私達の魅力…… |
| ルピコ | |
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そうですよ! |
| カスミ | |
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ずっと二人を見てきた 【プレイヤー】さんは お二人の魅力をわかってます |
| カスミ | |
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ルピコさんとダピコさんの可愛さを 頑張って売り出しましょう! |
| カスミ | |
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何でそうなる!? 私はカッコイイのほうが―― |
| ダピコ | |
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……ふふっ |
| ルピコ | |
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少し自信を持てた気がします ありがとうございます 【プレイヤー】さん |
| ルピコ | |
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待て、可愛さで売り出すのは 私は合意してないぞ!? |
| ダピコ | |
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ダピコお姉ちゃんも 可愛いの似合うと思いますよ? |
| ルピコ |
| ほら、サンタの格好とか とっても可愛かったですし! | |
| ルピコ | |
| あ、あれはバイトの…… いや、それはいい! | |
| ダピコ |
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アポロヌスが信仰を集める巫女を 求めているというのなら 私にとっても都合がいい |
| ダピコ | |
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ルピアの里では 巫女としての役目を果たすことが できなかった |
| ダピコ | |
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今度こそ巫女として 活躍してやろうじゃないか |
| ダピコ | |
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ふふ、私もルピアの里の巫女として 精一杯頑張ります! |
| ルピコ | |
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そうとなれば練習あるのみです! |
| カスミ | |
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お二人はそのままでも可愛いですが 可愛さだけではキリコさんには 勝てませんからね! |
| カスミ | |
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プロデュースは 【プレイヤー】さんが お願いします! |
| カスミ |
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さて、アイドルと言えば みんなを楽しませる存在です |
| カスミ | |
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まずは見ている人達に 楽しんでもらう工夫から 考えてみましょう |
| カスミ | |
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楽しませるだけなら色々できるが 具体的には何をすればいいんだ? |
| ダピコ | |
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可愛さを売り出す と言っても……私達は そんなことしたことありませんし |
| ルピコ | |
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【プレイヤー】さん この子達はまず 何をするのがいいと思いますか? |
| カスミ | |
| ――ルピコの元気さが溢れる 衣装を見て、考える | |
| これを着て動いている様は 明るくて、軽やかで、見ているだけで 自然と笑顔になれるだろう | |
| ――ダピコは自身が求めるカッコよさが 形になったような衣装だ | |
| そんな自信に満ち溢れたダピコを見て みんなは憧れを覚えるはず | |
| 二人で、笑顔で―― 共に楽しそうにしている様が きっと、一番人の心を動かせる | |
| それをアイドルのように 見せられれば…… | |
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面と向かって言われると その、何だ…… そわそわしてしまうな |
| ダピコ | |
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そ、そんな風に 思ってくれてたんですね |
| ルピコ | |
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――うんうん やっぱり姉妹で歌ったり踊ったり 楽しそうにしているのがいいですよね |
| カスミ | |
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と言っても、一から練習を始めるのは とっても時間がかかってしまいますよね |
| カスミ | |
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だから助っ人を呼んできました! |
| カスミ | |
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またも、お困りのようですね |
| 光の守護者 エレナ | |
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多くの人を楽しませるような ダンスをしたい―― |
| 光の守護者 エレナ | |
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そういうことでしたら 私がレッスンをつけられると思います 振りつけも私がやりましょう |
| 光の守護者 エレナ | |
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本当ですか!? エレナさんが協力してくれるなら 百人力です! |
| ルピコ | |
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……………… |
| ダピコ | |
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ルカもエレナも どうして私達に協力してくれるのか 今一つわからないが…… |
| ダピコ | |
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断る理由はない ぜひ頼む! |
| ダピコ | |
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時間も限られていますし 少し厳しくいきますよ |
| 光の守護者 エレナ | |
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しっかりついてきてくださいね? |
| 光の守護者 エレナ |
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ワンツー、ワンツー♪ 視線は前へ 笑顔を忘れずに |
| 光の守護者 エレナ | |
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ルピコさん、そこで一歩遅れています ダピコさん、力が入りすぎですよ |
| 光の守護者 エレナ | |
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ピ、ピィ……! |
| ルピコ | |
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くっ……! 見た目より、ずっと難しいぞ……! |
| ダピコ | |
| 二人は必死にステップを踏む 身体は思うように動かない | |
| 頭ではわかっていても 手足はばらばらになり 笑顔はぎこちなく固まってしまう | |
| 何より、二人の頭から離れないのは 先ほどのキリコの姿だった | |
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(あんなに綺麗に舞える人と 同じステージに、私が立っても いいんでしょうか……) |
| ルピコ | |
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(何とかキリコに追いつかないと! こんな所でつまずいてられるか!) |
| ダピコ | |
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………… |
| 光の守護者 エレナ | |
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ルピコさん、ダピコさん レッスンはここまでにしましょうか |
| 光の守護者 エレナ | |
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ど、どうしたんだ? 私達はまだまだやれる! いや、やらせてくれ! |
| ダピコ | |
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明日は、お二人とも 舞台に上がってみましょう |
| 光の守護者 エレナ | |
| ぴぇっ!? | |
| ルピコ&ダピコ | |
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いきなりですか!? さすがにまだ早すぎなんじゃ……? |
| カスミ | |
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最初から完璧を目指そうとすると 良いことは何も起こりません |
| 光の守護者 エレナ | |
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まずはステージの上で感じてください 人の期待を背負う重圧と…… 人の期待に応える楽しさを |
| 光の守護者 エレナ | |
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(厳しいのやら優しいのやら…… お二人のプレッシャーは 凄まじいものでしょうね) |
| カスミ | |
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(私も、できるだけ この世界の観客が何を喜ぶのか 分析しないと) |
| カスミ | |
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やっと、見つけましたっ! |
| ジャスミン | |
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え? |
| カスミ | |
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カスミさん! 貴方こそ、スノーフェアリーの救世主です! |
| ジャスミン | |
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は、はい? 救世主? 何で私なんですか? |
| カスミ | |
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救世主役なら 【プレイヤー】さんのほうが ずっとふさわしいですよ? |
| カスミ | |
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今は貴方の力が必要なんです! とにかく私と一緒に来てください! |
| ジャスミン | |
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理由はよくわからんが 困っているなら行ってやってくれ |
| ダピコ | |
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エレナさんを呼んでくれたおかげで とっても助かりました |
| ルピコ | |
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カスミさん、ジャスミンさんのことも 助けてあげてください |
| ルピコ | |
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許可は取れましたね! じゃあ行きましょう! 今すぐ行きましょう! |
| ジャスミン | |
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私はまだ了承してませんよ~!? |
| カスミ |

































