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レヴィの記念すべき日 後編
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dmps_fun
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ストーリー
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エイル、やっと見つけたぞ 今度こそ事情を聞かせてもらう! |
| レヴィ |
| 部屋に飛び込んだレヴィに、突然 パンッ! と大きな破裂音が浴びせられた | |
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――うわぁ!? 何だ!? |
| レヴィ | |
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坊ちゃん 誕生日おめでとうございます |
| エイル | |
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おめでとう、レヴィ |
| シャコガイル | |
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……おめでとうございます |
| リュミエ | |
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今の音は……クラッカーか それに、この部屋の飾り付けに 沢山並べられた料理は…… |
| レヴィ | |
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実は、坊ちゃんの誕生日パーティーを 企画していたのです |
| エイル | |
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僕の誕生日なんかに、どうして わざわざこんな準備を……? |
| レヴィ | |
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そんなの、レヴィの誕生日を みんなでお祝いしたいからに 決まってるでしょ |
| シャコガイル | |
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ね、エイル? |
| シャコガイル | |
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エイルが中心になって 準備をしていたんですよ |
| リュミエ | |
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レヴィを驚かせたくて 頑張って隠していたようです |
| リュミエ | |
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誕生日とは、その人の生誕に感謝をして 生きていることを肯定し、祝福するもの ……そうお二人から聞きました |
| エイル | |
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だから、今回は 私が坊ちゃんを祝いたかったのです |
| エイル | |
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迷惑、でしたか? |
| エイル | |
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……嬉しいよ こんなに用意をしてくれたんだから |
| レヴィ | |
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まだこれからですよ せっかく用意したんですから 料理も沢山食べてください |
| エイル | |
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祝いがいのない会になるかと思いましたが まんざらでもなさそうじゃないですか |
| リュミエ | |
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来年は、もっと沢山 人を呼んでもいいかもね |
| シャコガイル | |
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――さ、せっかくエイルが いっぱい準備してくれたんだから 冷める前に、料理をいただきましょう |
| シャコガイル |
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どうですか、坊ちゃん この唐揚げは子どもの大好物だと 本で読んだので、作ってみたのです |
| エイル | |
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それでやたら本を読んでたのか…… |
| レヴィ | |
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はい、サプライズも効果的と聞きました それで……味はどうでしょうか? |
| エイル | |
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ところどころ焦げているのに 店で出てくる物より、ずっと美味しい |
| レヴィ | |
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エイルは日ごろから貴方のことを 観察しているようですからね |
| リュミエ | |
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まあ、前提として子どもの大好物を 作ろうとしたみたいですし 成熟した私の舌には合いませんが |
| リュミエ | |
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一つ訂正しておくが 僕が唐揚げが美味しいと言ってるのは 子どもだからじゃないからな |
| レヴィ | |
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そうね、本当に美味しいわ エイル |
| シャコガイル | |
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喜んで頂けて何よりです |
| エイル | |
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唐揚げを作ったのは 子どもが好きというだけではないんですよ |
| エイル | |
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唐揚げは、歳の数に一つ足した数を 食べることで、来年一年も健康に 過ごすことができる―― |
| エイル | |
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と、本に書いていましたからね 子どもだけではなく、誰もが 食べるべきものなのです |
| エイル | |
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唐揚げにそんなエピソードがあるなんて 聞いたことがないぞ? |
| レヴィ | |
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……豆は畑の肉と言いますし 似ている、のかもしれませんね…… |
| リュミエ |
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それじゃあ、エイルが作ってくれた 本命のバースデーケーキを食べましょうか! 私達も手伝ったのよ |
| シャコガイル | |
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そういえば……リュミエも ケーキについて本で調べていた このためだったのか |
| レヴィ | |
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見つかった時は、さすがに 気付かれたかと思いましたよ 貴方が鈍くて助かりました |
| リュミエ | |
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馴染みが無かったんだから 仕方ないだろう…… |
| レヴィ | |
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八百屋で新鮮な果物も 沢山買えましたから きっと美味しいですよ |
| エイル | |
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それで八百屋に……なるほどな 謎が解けたよ |
| レヴィ | |
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あっ! そうでした ケーキを食べる前に 試したい儀式があったのでした |
| エイル | |
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ケーキを食べる前に試す儀式? 誕生日パーティーで 何か魔法でも使う気なのか? |
| レヴィ |
勝利時
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ほら、肝心なものを まだ渡してないでしょ |
| シャコガイル | |
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誕生日プレゼントよ レヴィ、改めて誕生日おめでとう |
| シャコガイル | |
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これは……新しいカード、ですか |
| レヴィ | |
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ええ、今の貴方なら きっと使いこなせるでしょう |
| シャコガイル | |
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私からのプレゼントは、これです 勤勉家の貴方のことですから ノートは、いくつあっても困らないでしょう |
| リュミエ | |
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ちょうど買い足そうと思ってたんだ ありがとうございます、先生、リュミエも |
| レヴィ | |
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ただ生まれた日、というだけで リュミエにまでプレゼントをもらうのは 変な気分だな |
| レヴィ | |
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何を言っているんですか 私の誕生日には貴方も渡すんですよ |
| リュミエ | |
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坊ちゃん、私からも……これを |
| エイル | |
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……ずいぶん凝った包装だな 今、開けても? |
| レヴィ | |
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はい、どうぞ |
| エイル | |
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これは、万年筆か しかもかなり高級なものだね |
| レヴィ | |
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ペンが欲しいと仰っていたので お店を回り、坊ちゃんに似合いそうな物を 探してきました |
| エイル | |
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……これを探し回ってたのか |
| レヴィ | |
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私も付き合いましたが これを選んだのはエイルです 感謝しなさい |
| リュミエ | |
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(何でリュミエは偉そうなんだ) |
| レヴィ | |
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ありがとう 大事にするよ、エイル |
| レヴィ |
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――そうだ、この場にはいないが ファレナの誕生日も、来たら みんなで祝ってやろうか |
| レヴィ | |
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ファレナ? 構いませんが……彼もなんだか 祝いがいのない人のような気がしますね |
| リュミエ | |
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沢山準備をすれば きっと喜んでくれますよ 坊ちゃんのように |
| エイル | |
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僕のようには余計だろ! |
| レヴィ | |
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ファレナが喜ぶ顔…… うーん……想像できませんね |
| リュミエ | |
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決闘でもすれば、喜んでくれそうだが |
| レヴィ | |
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……治安が乱れるのは看過できませんよ 訓練は訓練として、他でやってください |
| リュミエ | |
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(――ふふ…… みんな、仲良くなってくれて 本当に良かったわね) |
| シャコガイル | |
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(これからも、この幸せな日常が ずっと続いていくことを 今は祈りましょう) |
| シャコガイル |
敗北時
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ちょっと待ってくださいね 今用意しますから…… |
| リュミエ | |
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はい、プレ……ええと、本に書いてあった 儀式の準備を…… |
| エイル | |
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一体何を始める気だ……? |
| レヴィ |





















