六藤希門


■性別
男性

■学年
1年生

■所持武器
携帯式輪転印刷機

■モチーフ書物
マルドロールの歌

評価1:2
評価2:2
評価3:2

■ステータス
攻撃力:0/防御力:0/体力:19/精神力:5/FS(改作):6

特殊能力:『ド・クレランボー曙光群』

効果:状態異常【再発】付与 25 ※1
効果付属:カウント遅延1ターン 0 ※2
範囲+対象:周囲2マス内一人 2.0
時間:1ターン 1.0
非消費制約:能力休み中のキャラにのみ有効 0.8

※1
付与されたキャラの特殊能力の効果1を対象への体力と精神力に対するダメージ1を与えるものに変化させる。
本来の効果1は効果2として扱い、効果2以降が設定された能力も処理の順番を後ろに一つずらす。
この際に範囲や対象も全て後ろに一つずれる。
ただし、効果1(体力と精神力へのダメージ)は本来の効果1と同一の範囲と対象を取るものとする。

例:
効果1:付与貫通
範囲+対象:自分自身
時間:一瞬

効果2:通常攻撃
範囲+対象:隣接1マス
時間:一瞬


効果1: 体力&精神力ダメージ1
範囲+対象:自分自身
時間:一瞬

効果2:付与貫通
範囲+対象:自分自身
時間:一瞬

効果3:通常攻撃
範囲+対象:隣接1マス
時間:一瞬

※2
この状態異常は発動に成功してから1ターン遅れて付与される。
対象は発動時に指定したキャラであり、1ターン経過するまでに能力範囲から外れていても問題なく付与される。

ボーナス:+6

発動率:102% 成功率:100%

能力原理

囁き、ひそめき、ざわめき。どれほど小さく短い言葉や感情であっても、彼は記憶して詩の一部に変える。

誰が、何時、どのフレーズから歌い始めても、歌というものは変わらず同じ作品である。
表現を変化させても、字や音程を解する能力に欠けていても、同じことだ。
源流を切り離すことができないならば、元の形から全く別の内容に変化させることは不可能である。

メロディのない詩であれば、声に出さずとも読む人の頭に浮かぶ情景や感情、再生される表現がみな歌になる。

全ての詩に悪意を込めたならば。
他の作品も現実も、全てをモチーフに変えてしまうならば。
生き続ける限り常に書き留めているならば。

読み手の意思に関わらず、その詩は破滅を呼び寄せる。

キャラクター説明

むとうまれかど。
病質的に痩せた身体と長く伸ばした爪を持った青年。

手首に小型の輪転印刷機を装備しており、目にした文字、耳にした言葉、立ち会った場面を材料に詩を書き上げる。

彼の詠む詩は常に読む者の行動と信念を否定し、不快感を催すものである。
皆それを知っているので、紙片を目にしても無視することが希望崎の慣例となった。

印刷された言葉は誰の興味を引くものでもない。
しかし、借りた本の頁の間、靴の底、鍵をかけたロッカー、服の内側、自宅の机の上。
紙片はどこにでも落ちている。

鬱陶しいそれらを丸めて捨てる。
内容を覚えているはずもない。

それでも思い出さずにはいられない。

大好きな歌のワンフレーズ、漫画のセリフ、一番悲しかった時に貰った慰めの言葉、彼の告白。

あれは、屑籠に投げた言葉と同じものではなかっただろうか。

あそこに綴られていたのは私の全てを否定する言葉だった。
大好きな人が、お気に入りの歌が、本が、私を拒絶している。


最終更新:2024年11月20日 21:15