コード・ヴァンデミエール(葡萄月)


■性別
無性

■学年
1年生

■所持武器
舗石

■モチーフ書物
武装蜂起教範

評価1:3
評価2:4
評価3:4

■ステータス
攻撃力:0/防御力:0/体力:10/精神力:7/FS(Fraternite):13

特殊能力:『武器を持つ者はパンを持つ』

効果:体力ダメージ2 30
効果付属:複数回発動可能 80 ※1
効果付属:壁貫通 10
範囲:対象:隣接2マス内ランダム敵一人 1.4 ※1
時間:一瞬 1.0

消費制約:味方行動不能1ターン(同マス) 15 ※2

※1
この能力は同マスにいる味方キャラの数まで、一回の行動で複数回発動することができる。
対象は発動毎に範囲内からランダムで決定され、発動判定や成功判定も発動毎に行う。

※2
同マスにいる自分以外の味方キャラは1ターンの間、全員行動不能になる。
この制約は遡って適用され、もしこの能力の発動が最後の行動だったとしても、制約の適用は一番最初に行われる。

ボーナス:11

発動率:100% 成功率:100%

能力原理

蜂起のためにその場に集まった人民を急ごしらえで組織するためのマニュアル。街路舗装用の石レンガを剥がし、バリケードを築く。
銃を持つものは通り沿いの商店から侵入者に攻撃し、そうでないものはやはり剥がした舗石を兵士に投げつけて応戦する。

「勝利に絶対不可欠(シネ・カ・ノン)な条件とは、まさに組織、協力、秩序、規律である。」

キャラクター説明

「この要綱は純粋に軍事的なものである。政治的、社会的問題は、ここでは扱わず完全に除外してある。パリの蜂起は、もはや今日、これまでの古いやり方では成功の見込みはない。」

オーギュスト・ブランキは、パリにおける過去の民衆蜂起の失敗をかえりみ、より意識された蜂起戦術の必要性を訴える。
組織編成方法、機動方法、そして蜂起の諸手段。なかでも、バリケードの項において、防御壁ひとつとその保障壁ひとつからなる「完全なバリケード」を提案し、その構築に必要な舗石の数をその面積から計算する。
七月革命、二月革命に参加しその失敗を経験してきたブランキにとって、革命の防衛のための戦術の検討は急務だった。
ブランキの秘密結社「四季協会」は構成員を3段階ないし4段階の序列に細分化した。
最小単位は7人のメンバーで「週」、「日曜」と呼ばれる者がその指揮を執る。
「週」の小隊4個の28人で「月」の中隊を編成、3つの「月」の中隊で「季節」の大隊を編成し、「春」の大隊が各大隊の指揮を執る。
中隊長にあたるコード・ヴァンデミエール(葡萄月)の素性は、同じ中隊のメンバーでさえ知らない。
命令は全て上意下達によって行われ、下部構成員は蜂起の時に備え、ただ指示を待つのみである。


最終更新:2024年11月19日 20:35