第1回戦:【倉庫】STAGE試合結果

このページではダンゲロスSSLight第1回戦:【倉庫】STAGEの試合結果を公開します。




投票結果


試合結果
【倉庫】SS その1 
第1回戦:【倉庫】STAGE
 
【倉庫】SS その2 
安藤 歩
VS
 
琴平 くがね
101
ポイント
 
85
7/12 22:17
SS最終投稿時間
 
7/15 21:40
勝利
勝敗
 
敗北
得点分布
19 3point 15
16 2point 12
12 1point 16
15 0point 19

投票コメント

SSその1 3-0 SSその2

  • ゴールドタワーの扱いがハッキリ別れた試合。その1はゴールドタワーの無様な破滅やくがねちゃんの成長が読んでいて気持ちがよく、安藤さんも真っすぐカッコいい。読後感がめちゃくちゃいいんですよね……
  • 三下ムーブが見事だったので
  • 緩急の付け方などにやや気になるところはあったのですが、プロローグを読んだ時点で期待したくがねちゃんの展開はこちらでした。
  • くがねさん側のSSもとても面白かったのですが、安藤さんのSS終盤の奮起するくがねさんがあまりにも眩しかったです。相手がつよつよだと、辿り着きうる最高のエンディングを1回戦から書かれちゃうのがキツいですね……
  • その1のキャラ、とても魅力があります。無敵の能力だけどハッピーエンドに出来る力を合わせ持っていて、今後が楽しみ。
  • その1:相手が4回の試合かけて到達すべきところを一手で掘り切って殺し切る、最悪の行いだと思います。キャラを立たせきってる自分でただ平手で殴れば相手は死ぬんですよね……強すぎでしょ……
    その2:能力の嵌め方が非常にクールでよかったです。今後どうしていくかのバランスも均整が取れていたように感じます。
  • 気持ちのいいドラマでした。この右ストレートが強い……!
  • その1.面白かったです。能力応用の応酬に、時折見せるハッピーエンドへの期待感とその充足。口数少ないながらも、対戦相手にスポットを当てることで相対的にキャラクターの好感度を上げる書き方はさすがの王道的面白さ。特に最後の相手の能力活用が好きです。一点最後だけは説明不足・余韻不足を感じましたが、5000文字という制約があった結果と考えるとベターな終わり方にも思います。
    その2.ゴールドタワーの本質やハッピーエンドに向かう筋道が良かったです。ただ会話の応酬は少し冗長に感じる部分もありました。また能力応用・戦闘については盤外戦の部分もあり、その点についてこの文量で表現するには冒頭部分でのみ伏線を張る形は難しかったかもしれません。思想の戦いよりも、能力論理での戦いが見たかったとは感じました。

SSその1 2-1 SSその2

  • 世界最小の硬貨とかそういう細かい技に弱いのよね
  • またどっちも強いな! なんなんだ! どっちのストーリーでもゴールドタワーとくがねの関係性をきっちり描いてるあたりさすがの選球眼ですね! バディ物はバディを書くのが常道! この物語のどちらかに0点をつける事は私は出来ませんでした!
    最後の決め手になったのは、その2の方の勝ち筋になったロジック的ギミック。『死んだら終わりだ!』の部分がちょっとくがねサイドに都合がよすぎるかなと思ってしまいました。確かにそうなんだけどそれやったら歩さん負けちゃうから! そこでちょっと減点とさせていただきました。
    いや、でもどっちも強かったです(2度目) 誇れ!
  • よりハッピーエンドみが強い方が好き
  • 最高かよ……
    めちゃくちゃ強くて絶対勝てないって思ってしまった相手にそれでも本人が本人の意思で挑んで行くやつ、外から見える情報で推測したものと能力の本質が違う展開(ゴールドタワーは仁義理拳を単なる「すごいパンチ」くらいに考えるし安藤くんはゴールドタワーの在り方を「憑り殺して体を乗っ取った」と思い込んだ!)が好みど真ん中だったのでその1に2点を投じています。
    憑り殺して体を乗っ取ったクソ外道は許さない、っていうのもヒーローっぽくて格好いい。
    一方、その2は仕込みの周到さと見せ方が好きです。冒頭の多いギャラも、言葉で揺さぶりをかけるのも、本当に病院に仕込みを済ませていそうなのも、すごく悪党っぽくていい。紙幣に化けて攻撃を無効化する、というのもたまらない。
    その1とその2で見えるキャラクターの違いとして、その1のゴールドタワーはどうしようもない悪党として描かれているけれどその2ではいくらかくがねちゃんに同情的。安藤くんはその2では能力を前提にした台詞が目立ちます。その1のくがねちゃんはどこかしたたかだけど、その2では本当にどうしようもない境遇にいた分思考はがっつり悲観的。
    オープニングから読み取れるキャラクターに沿っているかどうか、って観点だと、その1の方が“らしい”と思います。ゴールドタワーの外道み、安藤くんの根幹の「妹の死を殴り飛ばせないから大会にやってきた」。ここがブレていないのが強いです。
    その1のくがねちゃんの、さくっと「5000万ね」って出てくるしたたかさは持ち合わせているイメージがOPでは無かった気もするけれど、OPでゴールドタワーに押し付けられた中にそういうしたたかさもあったのだ、って納得できるのよね。したたかさといい
    その1冒頭のゴールドタワーの所業は外道み強すぎないかって気もする、とか考えもしましたが、この文を書いているうちに「くがねちゃんを死ぬまで追い詰めたクソ野朗に復讐してやる」って理由を見て取れる(気がする)事に気付いたのでちょうどいいのだと思います。"
  • どっちも完成度高いんですが、SSその2でゴールドタワーが安藤歩の人間性を非難するまでの流れがちょっと無理筋に感じてしまった。
  • どっちも相手のドラマをうまく利用した傑作。強いて言えばくがねちゃんの一発逆転が好きすぎたのでその1に厚めにつけました。彼女に幸せになってほしかった! 琴平くがねは自キャラの魅力に灼かれたのだ……。
  • めちゃくちゃ接戦だったと思うなー!個人的にその2の安藤の解釈がしっくり来なかったのでそこで差をつけて2-1にしましたけど、あとはもう明確に甲乙つけられない箇所ばっかりだと思う。いやマジで、二人とも凄いよ!これでどっちか落ちるのきっついな!
  • この戦場も、どちらも一歩も引かない名勝負だったように思います。ただ、僅かな差でその1が好みでした。最大のポイントは、ゴールドタワーの悪辣さと、歩の格好良さでしょうか。その2は、安藤やゴールドタワーの格好良さを思考や言葉で演出したのに対し、その1は安藤の格好良さを”喋らせない”ことで演出しました。ここが、個人的にクリティカルだったのです。あと、くがねちゃんの成長力も、その1がすごく発揮させていたと思います。まあ、その2からしたらくがねちゃんは自キャラで、成長しきったら話が終わっちゃうので仕方のない部分だったと思いますが……。本当に、良い戦いでした。

SSその1 1-2 SSその2

  • 実は勝負が始まる前に終わっているというのはめちゃくちゃ好みなんですよね
  • 病気の妹のために戦うボクサーvs金の亡者(憑依)。背景を見るに「ゴールドタワーを殴り祓えればハッピーエンドじゃない?」と、くがね不利な試合かと思われたが、なかなかどうして粋な戦いをしてくれる。見事な着地点を見つけた【その2】に2票。
  • ゴールドタワーが完膚なきまでにやられるのも痛快でしたが、悪人ならではの倫理観でくがねや安藤を諭す展開が好きです。
  • 強力なドラマ力でくがねちゃんのストーリーを完結させたその1、安藤のドラマ力と真っ向からぶつかり能力バトルの機微を持って討ち倒してみたその2。迷う所ですが……バトルの分、その2で!

SSその1 0-3 SSその2

  • その2
    琴平さんはそういう路線で行くのだと分かりやすく教えてくれる話でした。
    ゴールドタワーそんなに悪いやつではない気がする。
    もしかしたら、知性や容姿やらを売られた時みたいに、琴平さんは若さも青春も買い戻せるかもしれないですね。
    第二の人生頑張って欲しいです。
  • SSその2、ゴールドタワーの男前の台詞が好感度高いと同時にいかに自分に理があるように見せるかの口三味線として強い。相手の精神を削った上でのとどめの買収トリックからのエピローグ、そつがない。
  • うわーやられた!強欲ゆえの理論!
    クズに乗っ取られた悲劇の少女と見せかけていざ箱を開けたら、不幸な境遇から何も求めなくなってしまった少女に求めることを教えていくロクデナシのコンビだったとは!一概に正しいとは言えないけれど、ゴールドタワーの理論もキャラクターも凄く好きです!!
  • ゴールドタワーの狡猾さにビビッときた分だけ、その2が魅力的に思えました。
  • その2:
    正しく切実な動機を持つ者に対して、弱く利己的な動機を持つ者が挑むという構図を活かした、この組み合わせだからこそのドラマを描いていたことが評価に繋がりました。やや安藤の格を落とし気味な点が気になったものの、冒頭を活かした決着に至るロジックもスマートで、全体のスタイリッシュさで勝っていたと思います。3点を投じます。
最終更新:2018年07月22日 21:53