【キャンプ場】SS その2

最終更新:

dngsspb

- view
管理者のみ編集可

【キャンプ場】SSその2


「おじいちゃんは……わたしがこわくないの?」

おかあさんがけがをした。
おおかみになったわたしにびっくりして、ころんじゃったの。
階段で。だいじょうぶかな。
救急車に運ばれて、おとうさんもそれに乗って、わたしも行こうとしたけれど。

なんだか、こわい顔で、こわいことを言って、乗せてくれなかった。
すっごくおこってた。どうしよう。
だから、帰らないと。

あやまらないと、いけないの。




◆◆◆




「…………ああ」

うん。
久しぶりに見る夢だ。

辺りを見回す。
机には飲みかけのコーヒー。すっかり冷えてしまったな。
薄手の紺のブランケットを剥がして、ソファーベッドから身を起こす。
最近、少し寒くなってきた。

頭に伸びる耳を、そっと撫でてみる。
魔人になって間もなく、私はあの家を追われた。
酷い話だろうか。どうだろう。私は、あれから母が目を覚ましたのか、未だ知らない。
たとえ酷い話だとしても、まあ、きっと、仕方のないことだろうと思う。
何もなければ、多分幸せな家庭だったと思う。
私は、母からも、父からも愛されて育つことができただろうと思う。
運が悪かったのだと思う。
魔人とは、ある種の呪いだ。
何かを与えて、何かを壊さなければ気が済まない、呪い。

だからせめて、与えられたその輝きだけは。
心から信じようと、決めていた。

空調設備の稼働音に混じり、廊下を叩く靴の音。
この音は――うちのゼミ生だ。
手ぐしで髪を整えて、椅子にかけたカーディガンに袖を通す。
冷めたコーヒーを一息に飲み干す。
うむ。美味しくはない。苦味が目の奥を突き抜ける。
ドアの解錠音を聞きながら、大きく腰をひねる。ん、ん……ん。

がちゃり。

「おはようございます、土田さん。……荷物、おっきいですね」




◆◆◆




「ぶおんぶおん! ぶおんぶおん! ここは紛れもなくハイエース! おおきなくるま!」
「マリちゃん、あんまりはしゃいでは酔ってしまいますよ」
「ゲロはもうさっき吐いたから大丈夫じゃわい! この通りピンピンしておるわ!」
「そういうものでしょうか……」
「ワタシのクニ、ゲロのあと20秒間無敵でしタ。ゲロ、カレーに似てル……」
「ほら、青川くんも言うとる!」
「青川さんのインド、ほんとにインドですか?」
「せんせー、今LINEで、准教授たちやっぱ合流できないって」
「ムゥーッ! 何故じゃ!」
「なんか猫を? 探しに? いくとかなんとか」
「おのれ! どうせヤバイ猫じゃろ! とびきり面白い報告書を待っとるからな!」

柳川ラボの面々を乗せた車が向かうのは、山中へ深く入ったキャンプ場だ。
毎年恒例、2泊3日で行われる柳川ラボ強化合宿は、魔人能力研究の一環という名目で開かれるラボメンバーバトルトーナメントである。
なのでバトルトーナメントの例に漏れず、勝者にはあらゆる願いを叶える権利が約束される(※教授のポケットマネーには限界があるため、くれぐれも良識を忘れないように)。
まあ、いつも最後には柳川教授が勝ち残り、帰路のPAで参加者にラーメンが振る舞われるに留まるのだが。

……というのは、最早過去の話である。
昨年、柳川ラボに仲間入りを果たした青川さんにより、強化合宿の平穏はついに終焉を迎えた。
研究室には柳川教授の自費で人の丈ほどもあるガネーシャ像が設置され、室内にいる間青川さんに常時速度上昇のステータスバフがかかっている。単純にでかいし、雰囲気が一気にインドなので、とても邪魔だ。

想定を超えた凶悪な権力行使に教授も半泣きだったものの、どうも学生に敗北したことが相当に悔しかったらしく、今年も変わりなく開催される運びとなった。

そういうわけで、舞台はキャンプ場へと移る――。




◆◆◆




「ばん!」




      \優勝/
   ┏━━━┻━━━┓
 ┏━┻━┓   ┏━┻━┓
┏┻┓ ┏┻┓ ┏┻┓ ┏┻┓
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
遠 青 マ 凛 土 林 大 佐
山 川 リ   田   村 竹




「そしてこうじゃ!!!」




      \優勝/
   ┏━━━┻━━━┓
 ┏━┻━┓   ┏━┻━┓
┗┓ ┏┻┓ ┏┻┓ ┏┻┓
┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ 
 青 マ 凛 土 林 大 佐
 川 リ   田   村 竹




「わかったね」
「はい」




「遠山さんも善戦したんですが……」
「うむ……≪天駆ける稲妻の階(ゴールドロジャー)≫の応用はいい線を行っていたと思うが、青川くんが一歩先んじていたのォ」
「インド人は本当にナンで滑空できるんですか?」
「さあのう……まずもって青川くん関西人じゃし……」
「さて、それではマリちゃん」
「カカ! そろそろワシらも行くかの!」




◆◆◆




=柳川ラボバトルトーナメント2018 第二試合・マリちゃん教授VS柳川凛=




戦闘地形は1km四方。人の手の入ったレジャー環境は南側に集中しており、立ち並ぶコテージを境にして、北側には一転鬱蒼とした山林が広がる。
各員のスタート地点は林さんの≪運否天賦ハッピィワープ(サイコロの旅)≫によってランダムに決定。
身につけたラボメンバーバッジ(GPS機能付き)を落とされたら敗北。多少の怪我はやむを得ないが、くれぐれも命を落とすことのないように。器物の損壊は土田さんの≪長考・待った・巻き戻し(イリーガルボーイ)≫で修繕。思う様戦われたし。アイテムの持ち込みはおもしろいので可。
ラボメンバーはドローンを用いて観戦する。
ノー、不正行為! レディー、ゴー!




◆◆◆




転送。
凛のサイコロの出目は、4。
まあ、数字が何であろうと何がわかるわけではない。
ともかく、屋内。彼女はコテージに送られていた。
立地としては最優だろう。南側は見通しがよく、北へ入れば足場の悪い地形での機動力でアドバンテージを取れる。
索敵に長けた彼女なら、先に相手を見つけ、その後の展開をコントロールできる――

「という、つもりだったんですが……」
「まさかお隣さんとはの……」

マリちゃんのサイコロの出目は、4。
なるほど数字が同じであるならば、二人は同じ場所へ飛ぶのだろう。
窓から覗く隣接コテージには、凛には見慣れたかわいらしい姿があった。




◆◆◆




「まあそういうわけで! 凛くんに対する初手の不利が有耶無耶になったのは大変に幸いじゃ!」

視線が交差したのもつかの間、マリちゃんがその場から飛び退いた。
一つ遅れて、けたたましい破砕音が響き渡る。
陽光を浴びきらきらと散るガラス片の只中には、刹那にして飛び込んだワーウルフの姿あり!

「すみませんがマリちゃんっ! 怪我をする前に終わらせますっ!」
「今まさに危なかったんじゃが!?」

戦闘開始後30秒!
1km四方、北だ南だという地形条件など霧散して、彼我の距離は僅かに2m!
人狼の即突入にもたじろがず、先制の行動を起こしたのは、勇敢にもマリちゃんの方であった!

「こわいひと、はっけぇぇぇん!! じゃあっ!!」

懐から現れたのはなんとも愛らしいデザインの小機械。
そのままピンを勢いよく引き抜くと、不快な電子音が鳴り響く!
防犯ブザーだ!
不意打ち、ましてや狼の聴力には堪えるだろう。突然の爆音に臨戦態勢が崩れる。
マリちゃんは、更に懐へ手を伸ばして凛の至近へ飛び込んだ!

「直の噴射を喰らうがええっ!!」
「キャウゥゥンッ!?」

続いて現れたのは――小瓶!
あっこれ香水! 幼女が香水なんて! いけないんだぞ!
顔面にモロに香水を浴びた凛は悶絶! 残虐極まる2連打に倒れ伏す!

「カカカカカーッ!! これがわしの秘策じゃーっ! すまんのォ凛くん!」




◆◆◆




~観戦者席~


|||||||||||||||||||||||||||||||||||
「えっ青川今なんて?」
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ごめんわかんないわかんない。待って。えっ、なにそれ。言語? ヒンディー語?」
「概ねそうでス」
「概ねそうなのか……」
「ワタシのクニ、みんなマーラの加護を受けてまス。マーラ知ってル?」
「あの……仏教のアレ?」
「ソウそれ! マーラ、語源の一説には『死』の人称形というものがありまス。だかラ、HPゲージ、見えル! これワタシのクニ常識!」
「そうか……青川はすごいな……」
「今凛サンめっちゃ効いてル」
「そうか……解説ありがとうな……」




◆◆◆




なんたる姑息!
仮にHPゲージで例えるなら、あくまでも仮に例えるなら、実に12/35のHPが奪われてしまっただろう!
無力化されたその肢体に魔の手が伸びる! あーっ! これは! あーっ!
バッジを探してあらぬところまでまさぐられてしまうのではないか!? あーっ!

「さあどこじゃ! このままバッジを……見つけ……ぬ、ヌゥッ……!?」
「ヴルルルルルルル……」

長い手足がかたちを変える。
絹のような素肌にはざわざわと銀の毛が列を為し、その肉体は瞬く間に体積を縮めていく……!

「あ……ああ……!」
「ヴッ……ブフンッ! ヴォフッ! ピスーッ」

そこにはブザーと香水に苦しむ美しき銀狼が!
相変わらず無防備のままではあるが、この行動はいったい……!?

「お、おっきいいぬ……こわい……!」

あーっ! 考えたな柳川凛! 幼女は! おっきいいぬが!! こわい!!!

「おっきいいぬが! こわい!」

おっきいいぬが! こわい!

「ヴォッ……フンッ! ピー、ピー……ブフッ!」
「い、いかん……この奇襲を逃せば、わしの勝機は無くなる……!」

柳川真理の能力≪プロフレポート≫の能力応用は、その性質上多くが情報改竄か視覚効果に限定される。
音声・映像媒体での出力も不可能ではないが、正当性のない別媒体でのレポート提出はご法度。故に、屁理屈じみた戦闘応用は不可能である。再提出だ!
よって本来であれば、撹乱に用いて自身の肉体技能で拘束する――のが、定石なのだが。

「幼女はつらいのう!」

幼女なのでそのへんがつらい。

加えて、柳川凛の能力≪ラディカルファング≫は、身体機能の強壮化、並びに感覚器の鋭敏化を軸としたものだ。特に聴覚・嗅覚においては際立った性能を発揮するため、相対して視覚の依存度が落ちる。ましてや、互いの能力は知れているのだ。

つまるところ、プロフレポートによる奇襲性は著しく損なわれ、対面戦闘では大きく劣る。

「だから……一度限りのこのチャンスを……ものにせねばならんのじゃっ!」
「バウッ」
「ぴゃあ!!!」

まとめよう!
これは、幼女VS弱った大型犬である!!




◆◆◆




部屋の中央にはマリちゃん。テーブルに隠れるように凛の様子を窺う。
部屋の隅には凛。音に怯えながらも、悲しそうに顔を拭っては前足をぺろぺろしている。しかもちょっとにがそうだ。

膠着状態は続く。

(バッジの位置はわかった)

背中側、尻尾の少し上あたり。
どうやって付いているのかは考えてはならない。いい感じに付いているのだ。

(凛くんの背後を取るのは非常に難しいからの。隙の無い良い判断と言えよう)

マリちゃんの右手に力が籠もる。そこには、さっきそのへんで見つけてきた箒が握られている。

(これでつんつんやったら……取れないかのォ)

テーブルから回り込み、及び腰で距離を詰めるマリちゃん……!

「グルルルルル……」
「ひぃっ!!」

だめだ……! あのいぬあまりにもこわい……! かまれる!
幼女であるマリちゃんが近寄れぬのも無理からぬ事である! 万事休すなのか……!?

「くっ……!」
「クゥーン……(ぺろぺろ)」
「今じゃ!」
「……(前足タンッ)」
「ぎゃわ!!」

万事休すなのでは!?

「おのれ……なにか、なにか方策はないか……!?」

大型犬への警戒を残したまま、改めて周囲を検分する。
そろり、そろりと……壁を伝うように移動し……キッチンへ入る! どうだ!?

「あっ!」

カルパス!!

「おいしい」

おいしい!!

「わしが食ってどうする!!!!」

幼女だから……。
しかし幸いにも、カルパスはまだたくさんある。前の宿泊者が忘れていったのかもしれない。
ともあれ、これは大きな武器である!
いぬを釣る!! えさ!!!
これは……いけるのでは!?

「ほ、ほれ凛くん……カルパスじゃよ……おいしいぞ。なんたっておいしかったからな」

包装を剥いて、じりじりと大型犬へ近寄るマリちゃん!
大丈夫か!? そんなに大胆に近づいて噛まれないか!?

「ほぉ~~~れ……カルパスじゃぞ……おいしそうな匂いじゃぞ~……」

あっ!
尻尾を! みなさん尻尾を見てください!
振っています! 大型犬が! 尻尾を!! 尻尾振ってる!!!

「ここ……置いとくからな……お食べよ……」

向かって左側へ……じりじりと移動し……置く!
大型犬が食べに移動すれば、右に背を向ける! そこが隙という作戦か!
なかなか頭のいい幼女なのでは……!?
将来は学者さんかも!!

一歩、二歩……カルパスを置いたマリちゃんはそろりそろりと後じさりし、センターポジションへ戻る……!
これで素早く背後を取れるというものだ。
そして、なんとなく視線を逸らす……!

「あ……あ~! なんかいい天気だな~! 外がな~! 外……外ぽかぽかじゃの~! 外がな~!」

全身でいぬの方見てないよアピール!
なんというボディランゲージ! 幼女でありながらこの演技力……さながら天才子役のよう!
もしかして女優さんになっちゃうかもな~!!

「ウォン」

あっ! しーっ……!
いぬが……いぬが立ち上がりましたよ……!
マリちゃんの方をチラチラ確認しながら……ほら、ほら見てないよ……マリちゃん今はどう見てもお外に夢中……!
カルパスの方へ……少しずつ……近づいて……!

(ここじゃ……!)

素早く移動し、背後からバッジへ手を伸ばす――!!

「バウバウッ! アオォーン!!」
「ホエーッ!?」

ウワーッ!?
しっかりこっち見てる! もうだめだ!
そして眼前の大型犬が……大型犬? あっ違う狼! 狼だこれ! 狼が再び人のかたちを取る!

「ぷっ……く……すみません……くふっ……なんか楽しく、なっちゃって、あは、くっ……くく……つい、おどかしちゃいました」
「ぬおおお!? た、謀ったな凛くん!」
「だってあの……あんまり、か、かわいかったから……ふっ、はー、もうだめ、か、カルパス」
「しまった……完全にしてやられた! じゃ、じゃがまだ終わっとらんぞ! 勝負、あっ腰……腰が」

腰が!? そんな!! 幼女なのに!!!

「でも、ブザーと香水は本当にびっくりしたんですよ。しばらくは私も全然動けなくて。魔人能力同士のぶつかり合い、とばかり考えていたのが浅はかでした……能力の弱点を突くことも、立派な魔人戦闘、ということですね。今回で本当に身に沁みました」
「お、おのれ何を終わったような口ぶりで! まだ、まだじゃ! 今立つからな! むむ」

そうだマリちゃん!
ファイティングスピリット! 心はまだマットに沈んだわけじゃないぞ!

「いえ、終わりました。すみませんマリちゃん」

マットに……マットに、ああ……!
微笑む凛の手の中で輝くそれは……紛れもなく――

「む、ムゥ……それ、わしのじゃな……」
「はい!」

――柳川ラボのバッジだ。




◆◆◆




「見ていてください、マリちゃん。私、きっと優勝してみせますから」
「……そうじゃな。凛くん、願いは多少手心の利いたやつを……わしの貯金に多少優しいやつをじゃの……」
「はい! その時は、出費は大したことにはならないかと思います。ええ、ご安心ください!」
「うむ! 是非に頼む! 是非にな!」

カカ、と先生が笑う。
幼い姿に変わっても、やはり変わらぬその笑いに、なんだか私もつられてしまう。


そう。
出費は、きっと大したことにはならないでしょう。
私の望みは決まっています。


――【呪いの教授】とは、誰ですか?


【呪いの教授】。先生のレポートに頻出する、実在しない名の教授。
記述される文章は、決まって同じだった。

『【呪いの教授】の能力により魔人化間もない対象と遭遇.』

先生は、どうしてか魔人能力の発現によく居合わせます。私も同行することが多いものだから、その対応にはすっかり慣れてしまったけれど。
だけど、その度に共通して登場する第三者など、いないのです。
ずっと、不思議に思っているのです。
それでも、貴方を想っているのです。
だからせめて、貴方の口から教えてほしいのです。

魔人とは、ある種の呪いだ。
何かを与えて、何かを壊さなければ気が済まない、呪い。

だからせめて、与えられたその輝きだけは。
心から信じようと、決めていた。




◆◆◆




      \優勝/
   ┏━━━┻━━━┓
 ┏━┻━┓   ┏━┻━┓
┗┓ ┏┗┓ ┏┛┓ ┏┗┓
┃  ┃   ┃ ┃ 
 青  凛 土   佐
 川    田    竹




      \優勝/
   ┏━━━┻━━━┓
 ┏━┛━┓   ┏━┗━┓
┗┓ ┏┗┓ ┏┛┓ ┏┗┓
┃  ┃   ┃ ┃ 
 青      佐
 川        竹




      \優勝/(やりましタ)
   ┏━━━┛━━━┓
 ┏━┛━┓   ┏━┗━┓
┗┓ ┏┗┓ ┏┛┓ ┏┗┓
┃  ┃   ┃ ┃ 
 青      
 川        




研究室には柳川教授の自費で人の丈ほどもあるシヴァ像が設置され、室内にいる間青川さんに常時攻撃力上昇のステータスバフがかかることとなった。すげえ邪魔。


































※お詫び※
気付いたらいつの間にか戦闘開始時に転送していました。
キャンプ場は本キャンペーン唯一の遭遇戦レギュレーションであり、このままでは違反行為となってしまうため、下記の通り内容を脳内修正してお読みください。

林さんの魔人能力≪運否天賦ハッピィワープ(サイコロの旅)≫は、林さんの作成したダイス表に従い、強制かつ自動的に徒歩で目的地へ向かうものとします。
また、この際に対戦者は目隠し・耳栓に加え、一部参加者の魔人能力対策として鼻栓が義務付けられます。
目隠し・耳栓・鼻栓をしてキャンプ場を歩き、≪運否天賦ハッピィワープ(サイコロの旅)≫解除後に素早く目隠し・耳栓・鼻栓を外して戦闘を開始する必要があります。
ドローンで見ているぞ。ズルはだめだ。
ウィキ募集バナー