フェンリル(分離後)
名前:
フェンリル
種族:RWX-002M
年齢:0歳
誕生日:6月2日
身長:2.4m
体重:50kg
出力:最大6500馬力…?
体色:メタリックホワイト
「オレさマがフェンりル様なんデすワ?お?」
ダンケル事件解決後、回収された後、ダンケルとは分離されたフェンリル。
…分離されたのはよいのだが、荒々しく使いどころの無い、
むしろ害しか及ぼさないであろう、フェンリルの扱いを、どうしたものかという話になった時、
突如として
つばめさんが、ある案を提唱する。
提唱された案とは、フェンリル元来の目的から言って当然なのだが、
現状のフェンリルに不足している、ロボットとして正常に活動するためのプログラムと、
攻撃的な性格を、極限まで抑制する、管制プログラムを追加することにより、
フェンリルを「とりあえず真っ当なロボットとして動ける」人工知能に仕立て上げ、
それをボディに移植することにより、新しいロボを新造するというもの。
要約すると、フェンリルに、身体を与えようと言い出してきたワケである。
しかも。フェンリルを真っ当なロボにするための追加プログラム、
「レージング」「ドローミ」「グレイプニル」は、一晩で書き上げられてしまう。
こうなると開発陣としては、やる気にならざるを得ず、
極めて短い期間で、フェンリルの「受け皿」となる素体の、
開発から設計、制作までを、立派に成し遂げてしまう。
丸々1機のロボが、使いどころのない、むしろ破棄されて当然の、
恐ろしい戦闘プログラムから、でっち上げられたのである。
しかしグレイプニルをはじめとする、追加プログラム郡の不備なのか、
性格は尊大で偉ぶった、しかし何処か憎めないものになり、
また、言葉づかいに至っては、聞いたら忘れられない、非常に特徴的なモノに仕上がる。
スペックの方も、「長身・超軽量(というよりガリガリ)・ハイパワー」という、
何だか妙に偏ったものになっているため、こちらの方も、色々な意味で個性的で、
かつ一目見たら忘れられないロボに仕上がっている。
(ナンバリングでは、ダンケルと同じ系列のロボとして扱われているが)
どうしてこうなった!!!
なお、この超軽量ボディに似つかわしくない、
それこそ、気を抜けば、自分のパワーで自分がバラバラになってしまいかねない、
不相応どころか異常な気さえする、フェンリルの出力だが、
実に驚くべきことに、本機の超軽量フレームは、その力をキレイに受け止めている。
秘密はフレームの素材にある。本機の無茶な仕様に応えられる新素材が、
驚愕の軽量化と、驚嘆すべき耐久性、その両立を実現しているのだ。
今ひとつ、蛇足かもしれないが、フェンリルのフレームに採用されている新素材だが、
現在開発中の、次世代型以降のロボへの採用が、予定されているとのウワサが流れている。
どうやら、新素材の実地試験という目的も、フェンリルには与えられているようだ。
「生半可な建機には真ネできナいハンドくラッシゃー!」
みなぎる出力と、それを受け止められる新素材フレームで、
驚異的なパワーを与えられたフェンリル。だが、いざ完成となった時、
フェンリルを送り出すにあたり、持て余し放題の出力を、
どう生かすのかという課題が持ち上がり、開発陣を悩ませてしまう。
強力なリミッターをつけるなど、色々な案が検討されたが、怒涛の議論が交わされた末、
新素材フレームの強度確認試験も兼ねて、
龍ノ目市に本社がある、
ある建築物解体を専門とする会社に、フェンリルは託される事となった。
と、紆余曲折、色々あって、解体業を生業とする事になったフェンリル。
その解体ぶりは、若干大雑把だが鮮やか。両腕に装着された超振動クローが、
家を、橋を、ビルを、コンクリートやモルタルの塊を、やや力任せ気味に細切れに切り裂いてゆく。
一緒に働いている従業員達曰く、「フェンリルさんすごいですね」「すごいなー憧れちゃうなー」…云々。
ちなみに胃袋の方も、見た目に反してパワフルで、
こと、
おぎ丼においては、最初の出没から日が浅いにも関わらず、
既に客達から、「ドラゴ郎級の新星出現」と評されている。
謙虚なロボは格が違った。
こぼれ話
ダンケルを中心にした展開を話していた最中、突然フェンリルの分離を振られ、
「さる高名な騎士様」を彷彿とさせる、ネタな言動が振られ、
さて、フェンリルをどうしたものかとなった時、ふと思いついたのが、
長身で華奢で力みなぎるという、ともすれば矛盾している様なロボでした。
モデルとなったロボはあるんですが、多分、有名なようでマイナーなロボなので、
分かる人だけ、ゲラゲラでもクスッとでもいいので、笑ってやってください。(Voris)
最終更新:2010年05月06日 04:07