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漫画の描き方」を以下のとおり復元します。
*漫画を描く前に
漫画とは一種の読者へのプレゼンテーションのような物と捉えています。

つまりこういうことを伝えたい!という主題がないと物語はブレてしまうわけで。
まず何を描きたいのかを明確にしておく必要があります。

-プレゼンテーションに必要なものは何か?
プレゼンテーションを行う際、ほぼ必ずINPUT(資料)、OUTPUT(成果物)が存在します。

なので、まず映画、音楽、新聞を読むと良いかと思います。
(漫画は技術は盗んでも物語は出来るだけ参考にしない。)
その上で自分は「こう思った!」と感じることが出来るはずです。

INPUT無しで漫画を描いた場合、どうしても説得力のない薄っぺらい作品になってしまいます。

-読者に何を伝えたいのか?訴えかけたいのか?
-何の資料があれば描けるのか?

これが漫画の描き方におけるコツではないかと思います。

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[[じゃがいも]]は、絵本のような「ほのぼの」な絵柄、
そしてその中に「毒舌」という相反するキーワードで漫画を描いています。

そして物語の元ネタは基本的には野菜に関するニュース、ことわざ・・・などなど。
つまり上記の方法に則って作成しています。

説得力を出すためには世界観の中で、その事象が事実であること。
もっと言えばそれが「正しい」と読者に肯定させることです。

どうしてもオリジナルのストーリー漫画の場合、
読者を置いてけぼりにされるパターンが多いわけですが、
これは「正しい」と読者に肯定させるまでに至っていない為かと思います。

最悪なのが文字で説明してしまうパターン。
絵で!物語上で!!衝撃的に!!!
読者に刻み付けてやるぐらいの気持ちが重要ではないでしょうか。

自分の伝えたいこと、それは「何」ですか?



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**オマケ。漫画の描き方
***プロットを書く
+話を考える
++メモ帳を立ち上げる。
+++[[FreeMind>http://www.freemind-club.com/]]、[[StoryEditor>http://www.lares.dti.ne.jp/~cheebow/computer/myapps.html]]なども使用すると構想を練る際便利。
++まずはクライマックス。「ココを描きたい!」って思うところを考える。(転)
+++コンセプトがキャラに大きく依存する場合([[10COUNT]]とか[[じゃがいも]]とか)同時にキャラの特徴も確定させる。
++その結果どうなったかを書く。(結)
++なぜ「そうなったか」の成り行きを考える(承)
++登場キャラクターと始まりを考える(起)
++これらを一通り描いてありのまま思いついたことをがんがん書いていく。
++箇条書きでOK。
+放置してみる。
++時間を置いてまた見ると別のシナリオが思い浮かぶ。
++それもメモ帳にかいていく。何種類かに派生するシナリオが出来上がる。
++その中から一番描きたいルートを選択し、更に話を膨らませる。
++おおよそ20P以内に終わるようプロットを絞り込む。(実際に漫画にするとプロット時よりページ数が長くなります。悔しい。)
+キャラクターを絵にしてみる。
++特徴的なキャラにしておくとプロット作成時に妄想しやすい。むしろ無個性なキャラは漫画に起用しない。
++1キャラにつき10種類ぐらい描くといいかも。
+寝る
++寝ながらキャラクターを実際に頭の中で動かす。日が経つにつれて自然に喋るようになる。
++この時に思いつくことも良くある。PCつけるのはアレだからメモ帳とシャーペンでメモる。
++起きた時にメモ帳を立ち上げて追記。紙の方は破いて捨てる。

やる気があるときは一番長いパート。ガチプロットなら2週間以上かかる。
これで描きたい!って思うプロットが出来るまでは続けたほうが良いと思う。
ちなみにこの作業を省いて思いついたまま描くと[[たんぺん草]]状態になる。
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***作画
+[[ネーム]]を描く
++[[Sai]]でざっくざっく描いて圧縮度高めのjpg、あるいは256色以下に減色したpngで[[ワロス]]にうp。([[わくわくさん]]の読み込みはjpg。)
++しばらく時間をおいて流れを確認したら清書する。
+[[わくわくさん]]を立ち上げる。
あとは省略。
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***キャラクター
一言でどんなキャラか考える。「村の娘」とか。
シルエットだけでおおよそ作品中の誰か分かるようにする。
ファンタジー系では特に重要。
双子キャラなら服装を対極にしてみたりとか。
この縛りがあれば大量にキャラが出てこないので、読者にとって印象に残りやすい。
[[FA]]をかいて貰う秘訣。多分。

復元してよろしいですか?

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