DQ10の1stシリーズディレクター、シナリオ担当のスタッフ。「仁」は「じん」と読む。
ドラゴンクエストシリーズには堀井雄二のアシスタントとしてDQ7から関わっており、DQ8のシナリオ、DQ9のディレクターも担当していた。
当人がWii版βテスト時代からゲーム内で使用している
キャラクター名「ふじくす」がそのまま彼自身の愛称となっている。また、1stのラスボス
【冥王ネルゲル】と容姿が似ていることから
【フジゲル】という愛称も生まれ、公式のWeb番組でもネタにされるなど半公式化している。
DQ10の開発に加わる前は、オンラインゲームに抵抗がありドラクエのオンライン化にも反対していたが、スタッフの説得により開発に参加するという経緯を持つ。
開発の過程で、他のオンラインゲームをプレイしてハードルの高さといったオンラインゲームに抵抗を持つ視点側からの問題を洗い出し、オンラインゲームだけどいつものドラクエというのを徹底させた。
初期の
【職人システム】における名声値の設定ミス修正にまつわる騒動を教訓に、開発・運営だよりやディレクターリアル夜話といったプレイヤーとの意思疎通を重視する方針を打ち出したのは大きな功績だろう。
しかし露出が多くなるということは、良くも悪くも注目され批判の矢面に立つということ。
そのユーザーに近い姿勢に親しみを覚える人がいた反面、
【ふーむ、そうですなー】などの軽い言動などに反感を覚える人も少なくなかったようである。
1stでスタッフを降りることに関して「強制的な解任ではないか」と邪推する向きもあったが、実際には1stシリーズ終了の4年前(DQ10稼働の3年前)に自らこの時期での退任を決めていたことを、公式の運営だよりやゲームニュースサイトのインタビューなどで明かしている。
最終更新:2014年04月04日 07:17