概要

1.4で追加された今作の乗り物【ビャン・ダオ】のセリフから反重力移動装置らしい。ファンタジーと言うよりはSF的な乗り物である。デザインはどうみてもセグウェイ。

発売前からドルボードにドワーフが乗っている絵は様々な場所で見られたが、ゲーム内への実装は大分後となった。
大陸中を駆け回るクエストや、強ボスに挑むときの長いマラソンに終止符を打った革命的なシステム

1.0のとき「移動が遅い」という提案広場での意見に、藤沢Dが乗り物の実装を仄めかす返答をしたあと、
「開発・運営だより -第3号-」を通じて1.4で実装されることが改めて発表された。
ちなみに発表されたときはドルボードという名前は出ておらず、ただ単に乗り物との表記だった。

岳都ガタラの【メンメ】?から受けるクエスト【ライドオン!ドルボード】?をクリアすると入手できる。
…が、このクエスト、クリアする為にはリアルで24時間待たねばならないので、期待してVerUP直後にこなしたプレイヤーは肩透かしを喰らった。

起動には【ドルセリン】というアイテムが必要で、一つ使うことで30分ドルボードに乗れる。ちなみに入手直後は燃料切れ状態である。
ドルセリンは道具屋で販売している。お値段は500Gだが・・・それくらいの代金を払ってでもドルボードには乗る価値は十分にある。

乗るときはZLボタン長押しで乗れる。乗ったままキラキラも拾えるし、戦闘になると自動的に降りるが、戦闘後は再使用の必要も無い。
これはなるべく操作の手間が省けるようにというありがたい配慮である。
ただし眠ったまま戦闘終了や魔力の息吹で回復チャージ中に戦闘終了すると戦闘後もドルボードから降りたままになってしまう。
戦闘中は燃料は減らないが、移動中は止まっていても燃料が減るので乗ったまま寝落ちしないように注意。

スピードは走りの1.4倍。
こう書くと今ひとつっぽいが、一番の功績はあれほど苦痛だったマップ移動がまるでドライブしているかの如く快適になったことに尽きる。
ゴブル砂漠横断も、これさえあればゆったり気分。因に見落としがちだがオートラン対応の上、砂漠を疾走しているデザートランナーよりも速い。
スピードが上がる事はそれだけ追跡型モンスターを振り切りやすくなり不必要な戦闘を減らせる事もできる。
また、入ると毒状態になってしまう【魔瘴】の上を通過しても毒状態にならないというオマケ的な効果もある。ただし戦闘中はこの効果が発生しないので注意。



欠点を強いて言うなら、ドルセリンをまとめて入れることが出来ないこととダンジョンでは乗れないことの二つに絞られる。
また、クエスト受注のレベル制限の関係等で持っている人と持っていない人がパーティーを組んだ場合、ペースの乱れなども出てくるが、
目的地までにルーラ中継地点などがあれば全く問題ない。

但し間接的な弊害として、キラキラマラソンが効率的になったためバザーにおける素材価格の低下も引き起こしている。
初期バージョンでは低レベル帯に有効だった金策のハードルがかなり上がってしまった感は否めない。
(これらの素材の低下は職人たちにとっては有利に働くので、一長一短ではあるが。)
またドルボード実装発表から燃料の仕様が判明するまでの間、ドワチャッカオイルやガマのあぶらといったドルボードの燃料を連想させる素材が一時高騰した。
他にもDQ8を経験済みのプレイヤーには「キラーパンサーの方が速かった」と言われてたりもするが、
まだ実装されたばかりのコンテンツなので今後に期待しよう。

ver1.5~

クエスト【ドルボードチューニング!】?をクリアすることでドルボードの燃料タンクが2倍に拡張され、
ドルセリン2本分(60分)のチャージを溜めることができるようになる。
このクエストもリアル24時間待つ必要があるのはもはやお約束であろうか?
これにより燃料切れよりも前に燃料補充しても無駄が出なくなり、途切れることなく乗り続けられるようになった。

またそれとは別に、燃料切れのメッセージがパーティーメンバーにも見えるようになった、
ドルセリンチャージ時のモーションが無くなって即座に補充されるようになった、
燃料切れのドルボードにドルセリンを補充しつつ乗ることができるようになった、
と快適性を高める変更が幾つも行われた。

ver2.0~

予告プロモーションビデオにスライム型のドルボードが出ている。

ver2.1~

【ドルボードプリズム】?という、ドルボードの外見を変更できるシステムが登場。
純粋に外見を変更できるだけであり、移動速度は据え置きでドルセリンも相変わらず必要である。
現在のところ実装されているのは【キラーパンサー】だけだが、今後様々なプリズムが追加されるものと思われる。

ver2.1実装前に、キラーパンサープリズムの入手方法が540日のプレイ継続特典であることが発表され、
キラーパンサーに思いいれはあるが入手条件を満たしていないプレイヤーから不満が噴出し、物議を醸したが、
フタを開けてみれば継続特典による入手のほかに、色違いの白黒パンサーをDQXショップで購入可能と言う形であった。

余談

前述の通りビャン・ダオのセリフで出てくるのだが、実装時にセリフを直していないため、ドルボードをとった後に【岳都ガタラ】の配信クエストをプレイすると反重力移動装置が有るにもかかわらず、無いと回答する矛盾が生じている。
まあ1人乗り用の一品物なので自分のボードに乗せるわけにも行かないが。
また同クエストに【リウ老師】?なる人物が名前のみ登場するのだが、燃料タンク拡張クエストでも彼の名が登場する。
最終更新:2014年04月04日 14:09