概要

このドラクエ10の世界に頻繁に登場する物質。
ドルワームの本によると魔物が触れるとその力が何倍にも増し、人がこの物質に触れると死んでしまうという、
歴代ドラクエの中でもかなり恐ろしい物質である。
また、アストルティアに住まう魔物は元々生息していた生物が魔瘴の影響で魔物となったらしく、クエスト【人の域を超えた強者】での女神の言葉や、【災厄の王】の図鑑説明文でも読み取ることが出来る。
活性期と衰退期を数百年周期で繰り返しているらしく、今のドラクエ10の時代は魔瘴の活性期にあたる。

作中では【ツスクルの村】ストーリーで一人犠牲になっている。
だが中には、【プーポッパン王】のように、瀕死の重症となるものの何とか一命だけは取り留めたり、
【バグド王】のように心を悪に染められ、激しい頭痛に苦しめられたり、
【妖剣士オーレン】の部下ように、死んだ後に魔物となってしまう例も見られる。

エルトナの聖地にある聖なる力は、魔瘴の中心でその力を発すると魔瘴を消し去ることができる。
【暗黒大樹】から生み出された【怪蟲アラグネ】は、恐らくこの聖地の力を知っていたと思われる。
そのためエルトナ大陸を滅ぼすために真っ先にこの聖地を汚そうとした。

カルサドラ火山には【魔瘴石】?という魔瘴の結晶が数多く埋まっていたものの、
ドゥラ院長を騙した【天魔クァバルナ】の手によって採掘されつくしてしまった。
特殊な術を用いることで、この石を【太陽の石】という優良な物質に変えることができるため、
魔瘴が一概に害を及ぼすわけではなさそうだ。

天魔クァバルナや、【魔軍師イッド】が倒されたときも、体から魔瘴と思われし物質が飛散し消滅する。
また、【強ボス】たちはこの魔瘴がボスたちの形を取り、具現化したものである。
もしかするとDQMJのマ素のようなものなのかもしれない。

レンダーシア大陸は【冥王ネルゲル】の手によって魔瘴に覆われているため、この大陸に渡ることができない。
ネルゲル曰く「さらなる闇の根源」があるとのことで、黒幕を倒さない限りレンダーシアの魔瘴を消すことは無理なようだ。
最終更新:2014年02月18日 17:39