70年4月2日〜10月29日(全31話)
あらすじ
かつて世界ライト級チャンピオンにまで登り詰めたボクサー、成神鉄雄。しかし、頂点に立った彼を待っていたのは、あまりにも強すぎるがゆえの「戦う相手がいない」という孤独。
そんな彼に、謎のプロモーター「赤マント」が世界規模のデスマッチ・興行を提案する。それは、ボクシングの聖地であるリング上に、世界各国の「拳法」「ムエタイ」「カポエイラ」「プロレス」といった、あらゆる格闘技の達人を呼び寄せ、ボクシングルール(またはそれに準じる極限ルール)で死闘を繰り広げるという、前代未聞の「世界異種格闘選手権」だった。
「ボクシングの拳こそが、地上最強だ!」
鉄雄は己の誇りと、まだ見ぬ強敵を求め、白いマットの修羅場へと身を投じる。毎回、異国の文化や奇想天外な暗殺拳の使い手に苦しめられながらも、鉄雄は己の肉体を極限まで鍛え上げ、更なる必殺パンチを編み出しながら勝利を掴んでいく。
解説
漫画プロ初のカラーテレビアニメであり、「あしたのジョー」初放送の翌日に登場したボクシングアニメ。普通のボクシングだと、やってる事が被ってしまってつまらなくなると判断したのか、「紅三四郎」の様な異種格闘技戦になっている。「ブラジルのカポエイラ使い(鉄の爪を持っている)」「インドのヨガ暗殺拳(関節が軟体動物の様に曲がる)」等の他、「日本のバレー選手(女性)」等の変わり種と戦って毎回勝つのが当作品の流れ。因みにタイトルは「ばくれつけん」ではなく、「ばくれつこぶし」と読む。
登場人物
成神鉄雄(なるかみ てつお)
主人公。ライト級チャンピオンにまで登り詰めたプロボクサー。鋭い眼光と、けして妥協を許さない厳しさを持つが、内面には熱い友情と優しさを秘めている。腕が何本もあるかのように見える高速の阿修羅ジャブや、超低姿勢から放つ地雷震アッパー等が得意技。
八木源五郎(はちき げんごろう)
鉄雄を育てた老トレーナー。かつての名セコンド。
成神仁美(なるかみ ひとみ)
鉄雄の妹。兄の身をいつも案じている。試合前には必ず手作りのお守りを渡す、本作のオアシス的存在。
ミスター・J(ジェイ)
世界を股に掛ける謎の格闘プロモーター。黒いハットとサングラスがトレードマーク。世界中からあらゆる武芸の達人をスカウトして鉄雄に送り込んでくる。
最終更新:2026年05月31日 11:12