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からくり劇場

60年7月30日封切 約20分

あらすじ

ヨーロッパのある街の広場には、一人の老職人が作った、まるで生きているかのように精巧に踊る木彫りの人形達による「からくり人形劇場」があった。子供達は毎日、その美しい人形劇に目を輝かせていた。しかし、人形達は夜中に時計台の鐘が鳴ると、彼らに本物の「心」が宿り、動き出すのである。人形の騎士「ルカ」と、バレリーナの人形「クララ」。二人は夜だけの秘密の恋に落ちていた。ある日、街にやってきた強欲な見世物小屋の興行主「バロン」が、この素晴らしい人形達に目をつける。バロンは老職人から、クララを強引に買い取り、遠い国へ連れ去ろうとする。引き裂かれるルカとクララ。夜が訪れ、心を取り戻したルカは、劇場の仲間である、ピエロのトトや犬のぬいぐるみのポチと共にクララを救い出す為、夜のヨーロッパの街へと飛び出す。おもちゃのサーベルを手に、本物の人間や獰猛な野良猫達、そしてバロンの魔の手と戦いながらルカたちは夜明けまでにクララを取り戻すことができるのか?

解説

漫画プロ64年の歴史で唯一の人形アニメ。物語の最後は、朝の光によってルカ達が動けない人形に戻ってしまい、クララが遠い国に運ばれてしまうバッドエンドである。しかしそれは、何事も上手くいく訳じゃないという教訓なのかもしれない。

登場人物

ルカ
青いベルベットの服を着た、実直で勇敢な木彫りの騎士人形。おもちゃのサーベルが武器。クララとは両思い。

クララ
からくり劇場の看板娘である、黄色のチュチュのバレリーナ人形。ルカを信じ続ける強い芯を持っている。

トト
ピエロの人形。アクロバティックな動きでルカのピンチを何度も救う、本作のコメディリリーフ。

コッペル
人形達を我が子の様に愛する心優しい人形職人。バロンに騙されてクララを奪われる。

バロン
黒いシルクハットにマントを羽織った、冷酷な興行主。金儲けのために人形達をただの道具として扱う。

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漫画プロ
最終更新:2026年05月31日 10:57