48年3月1日封切 約24分
あらすじ
緑豊かな「薔薇の谷の王国」。
主人公のロザリンドは、小鳥のように美しい歌声を持つ、明るく自由を愛するお姫様。お城を抜け出して森の動物たち(リスや青い鳥、子鹿など)と一緒に、歌って踊ることが何より大好きな女の子。ある日、お城に隣国の気難しくて不機嫌なイワノフ公爵が楽器や楽譜をすべて没収し、王国から「歌」を奪ってしまい人々は笑顔を失ってしまう。しかし、ロザリンド姫は諦めない。姫が森の中で静かに歌い始めると、その美しいメロディに誘われて、森の動物たちが次々と集まってくる。彼女達の音楽とそれを愛する力により頑固なイワノフ公爵の心も解け、彼は涙を流して自分の過ちを認め、王国に再び自由と音楽を返すのだった。
解説
画面いっぱいに広がるアニメ・ミュージカルの大スペクタクルショー。アメリカのジャズや、明るいオペレッタのスタイルを取り入れ、映画館のスピーカーから流れる弾むようなサウンドが、敗戦後の暗い世相を吹き飛ばした。
登場人物
ロザリンド
フリルのついたモダンな西洋のドレスを着た、金髪の美しいお姫様。ディズニータッチの丸みのある愛らしいデザインで、表情豊かに歌う。
イワノフ
黒い大きなマントを着た、いつも眉間にシワを寄せている気難しい公爵。かつて自分が歌で失敗した過去から音楽を憎んでいたが、根は悪人ではない。
森の指揮者
タキシードを着たフクロウ。木の枝をタクト(指揮棒)にして、森の動物たちの演奏をまとめる。
最終更新:2026年05月31日 10:46