49年5月1日封切 約30分
あらすじ
主人公のピンちゃんは、飛行機や冒険が大好きなワンパク少年。ある日、進は近所のガラクタ置き場で、誰かが捨てたガリバー旅行記の本を見つける。その夜、進が絵本を胸に抱いて眠りにつくと、夢の中で下町の風景と絵本の世界が不思議に混ざり合っていた。目が覚めると、そこは巨大なビルや煙突がそびえ立つ大きな国。夢の中のピンちゃんは、普段の何倍も小さな「小人」になってしまっていた。巨人の街では、恐ろしいスピードで走る巨大な蒸気機関車や、煙を吐き出す巨大な工場が襲いかかる。街のボスであるいじわるな黒頭巾をしたガキ大将が、ピンを捕まえようと大きな虫網を振り回して追いかけてくる。知恵を振り絞って立ち向かい懲らしめる事が出来た。その後の宴会の最中、お母さんの声で目を覚ました。
解説
劇伴には明るく弾むようなブギのリズムや軽快なジャズが全編に流れた。戦前の重苦しい軍歌調から一転した、圧倒的な「音の解放感」が劇場を包見込んだ事だろう。
登場人物
ピン
野球帽を被った元気な男の子。
野良犬のクロ
ピンちゃんの相棒。夢の中では、進を背中に乗せて巨人の街を疾走する、頼れる黒犬。
黒頭巾
意地悪な大人の象徴をイメージした巨人の国の餓鬼大将。どこか抜けていて、最後はピンちゃんの知恵に泣かされるコミカルな悪役。
最終更新:2026年07月02日 09:10