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黒潮潜水艦

42年3月24日封切 約27分

あらすじ

どこまでも広がる日本の南方の青い海。主人公は、海軍の最新鋭潜水艦「黒潮号」の若き少年、ボンクラ一等兵。ボンクラは元気いっぱいで勇敢だが、少しおっちょこちょいで、日頃の訓練でも規律をサボりがちなのが玉に傷。ある日、黒潮号は敵の輸送船団を待ち伏せするため、海の底でじっと息を潜める伏撃訓練に入る。しかし日頃の怠惰が祟り、ボンクラは命は助かったものの、潜水艦に海水が入って軍曹にこっぴどく怒られる。大いに反省したボンクラは乗組員全員が「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と息を合わせ次の戦いに挑むのだった。

解説

潜水艦という「全員が完璧に協力しなければ沈没する」という閉鎖空間を舞台にすることで、当時のスローガンであった「一億一心(国民が一つになって戦う)」や「規律の遵守」を直感的に理解させる構造になっている。ボンクラ等の登場人物は擬人化された犬だが、のらくろの影響だとされる。

登場人物

ボンクラ
白いセーラー服と水兵帽をかぶった子犬の一等兵。ドジだけど根は勇敢。潜水艦の危機を通して「規律と責任」を学ぶ。

上官
頑固で威厳のある大きな犬の艦長。部下の命と潜水艦を守るための深い愛情からであるという、当時の「理想の上官像」として描かれる。

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最終更新:2026年05月31日 15:00