47年7月20日封切 約18分
あらすじ
鳩のポッポ君は、大きな郵便カバンを肩にかけ、村から村へと手紙を届ける若き郵便配達員。ポッポ君は自慢の羽をパタパタと羽ばたかせ、毎日歌を歌いながら元気に空を飛び回っていた。村の外れの小さな家に住む、足の不自由な兎の女の子キューちゃんのもとへ一通の手紙を届ける。それは、遠い街へ働きに出たきり連絡が途絶えていた、大好きなお兄ちゃんからのもうすぐお家に帰れるという待ちに待ったお便り。お土産に、キューちゃんが大好きなひまわりの種を持っていくから、庭に大きな花を咲かせて待っていて欲しいと書かれていた。しかしその夜、季節外れの「冷たいみぞれ混じりの北風(冬の魔物)」が村を襲いせっかく植えた種が、寒さで凍りついてしまいそう。そこでポッポ君は村の動物達に声を掛けてヒマワリの種を守った。翌朝、ヒマワリが咲いていた。
解説
フィルムの質が低く、画面が全体的にザラついている時代だったがそれを逆手にとり、夜のみぞれのシーンの暗闇と、ラストの向日葵に降り注ぐ朝日(透過光の演出)のコントラストが神々しいほど美しく表現されていた。
登場人物
ポッポ
つばのついた郵便帽をかぶった、真面目で心の優しい鳩の男の子。
キュー
兄を健気に待つ、耳の垂れた可愛い子兎の女の子。
最終更新:2026年07月02日 09:07