度重なる戦闘によって最早その栄華を見る影もなくなった城を彼は進んでいた。
最後にこの城を出た時は、魔王の恐怖はあったものの聡明な王とやさしい住人達が
慎ましくも平和な日々の生活を営んでいた。しかし彼らの姿は無い。残るのはいくつかの死臭だけだった。
幾人もの旅人を送り出してきた王の間は、主を失った玉座とそこまで伸びる赤い絨毯、そしてその真中に
旅の扉が渦巻いていた。
彼は玉座の前までくると、おもむろにその前にひざまずいた。もちろん自分が仕えていた王のすがたはない。
彼は立ちあがり、剣を前にたて誓いをのべた。それは今は無き王への、そして自分自信への誓いだった。
それは最後にここを出た時と同じ、すなわち魔王を倒す事、そして大切な人を守ることだった。
一礼をし、彼は玉座へ背を向けた。そして旅の扉へと足を進める。
天井にそなえつけられたルビスの像は、新たな旅人の背中をただずっとみつめていた。
【
オルテガ 所持品:水鉄砲
グレートソード 覆面
第一行動方針:新フィールドへ向かう
第二行動方針:
アルスの存在を確認し、合流する】
【現在位置:新フィールドへ】
最終更新:2011年07月17日 21:05