渦の中を抜けるとそこは街の中だった
とりあえず
エッジは偵察を兼ねて辺りを見回す
すると彼の視線の先に人影が見える、どうやら行き倒れのようだ。
「おい、しっかりするんだ」
エッジは行き倒れの、ぼろぼろのドレスをまとった少女に近づき介抱しようとする
が、そのとき、かちりっと撃鉄が上がる音をエッジは確かに聞いた。
「!!」
慌てて避わそうとするが、わずかに遅かった、振り向きざまに少女から放たれた氷の弾丸が
エッジの左肩を貫く
「ううっ・・・・」
よろめくエッジだったが、何とか持ちこたえそのまま街の外へと逃げる
ここで戦ってもいいが、この少女がどれほどの使い手かは分からない・・・・今は退くべきだ
逃げるエッジを何発か弾丸がかすめるが、それにかまうことなく一目散にエッジは外へと駆けていった。
「あーあ、逃がしてしまいましたわ」
セーラはさも惜しい獲物を逃したといわんばかりに呟く
この方法なら間違い無く仕留めることが出来ると思ったのだが・・・・・
撃鉄を起こすのが早かったか・・・・・もう少しだったのに
フラフラと街を歩くセーラだったが、ふと、ガラスに写った自分の格好を見る
ドレスはぼろぼろで、あちこち破れて下着が見えている、それになんといっても泥だらけだ
「まぁ・・・・・こんな姿では騎士様に出会ったとき、はしたない女だと思われてしまいますわ」
セーラは先程の戦闘のことなどすっかり忘れ、新しい服を物色しに街の奥へと入っていった。
「ち・・・くしょう、俺とした事がざまぁないぜ」
街を出たところの森の入り口で肩を押さえ、ふらつきながらエッジは自分自身に悪態をつく
忍者でありながらあんな単純な手に引っ掛かった自分が情けない
地面に腰を下ろしどうしたものかと思案中のエッジだったがそのとき背後から不意に
「あのエッジさん・・・ですか?」
声をかけられて慌てて振り向く、そこには優しげな雰囲気をたたえた女性が立っていた
「ああ・・・俺はエッジだが、何故知っている?」
「やっぱりそうでしたか、私は
エアリスっていいます、
カインさんに聞いたとおりの外見だったからすぐわかりました」
「!!カインに会ったのか!」
カインという単語を聞き、立ちあがるエッジだったが傷の痛みに耐えかねてそのままふらついてしまう
「ええ、前の戦場では一緒でした、詳しい話は治療してからにしましょう」
エアリスはエッジに肩を貸すと、そのまま森の中へと入っていった。
【エアリス 所持品:なし
第一行動方針:エッジの傷の治療
第二行動方針:
クラウドを探す
基本行動方針:戦闘は避けたい】
【エッジ 所持品:
忍者ロング
第一行動方針:傷の治療
第二行動方針:
リディアの保護】
【現在位置:マランダの街近くの森】
最終更新:2011年07月17日 14:30