南に真っ黒い雲が見える。
南はもう、降っているのかしら。
首都ベクタから西の山道。結構急な坂のため近くの木の下で
ミレーユは休憩していた。
「これじゃあ雨に濡れてしまうわ…」
ミレーユはひとつ気がかりがあった。
テリーがこれに参加しているのは知っている。
…だけど、二人いるということ。
彼女の知っているテリーが二人いるということ。
年齢の違いはあれど二人のテリーがいることが信じられなかった。
そして、その二人が同時に行動しているはず…だった事。
どう占っても幼少のころのテリーしか見えず、もう一人のテリーは見えない。
嫌な予感がする。
もう一人のほうのテリーのはなんと呼ばれていたかしら。
思い出そうにも思い出せない。
兎にも角にも彼女の足は限界に近かった。少し、休もう。そう思った。
【ミレーユ 所持品:
ドラゴンテイル
行動方針:テリーに会う】
【現在位置:ベクタ西の細い山道】
最終更新:2011年07月18日 07:15