アンゴル=モアは、アンゴル族の少女である。ケロロ小隊ではオペレーターの位置づけにあるが、正式な隊員ではない。
この作品の連載が始まった1999年は、ノストラダムスの予言集にて7月に「恐怖の大王が降ってくる」とされ、モアはこの予言をモチーフにしたキャラクターである。当初モアは作品内における「恐怖の大王」とされ、予言を成し遂げるために地球を破壊しに来たが、
冬樹に「バンダイの工場もなくなってガンプラが作れなくなる」と説得された
ケロロによって破壊は中断された。なお、実際には「恐怖の大王」と「アンゴルモアの大王」は別人であり、後に原作第117話では、廃星登録された「フェアニウム鉱星」が実際の「恐怖の大王」であった、とされている。
普段は地球で初めて会った「麻美」という女子高生の姿をコピーしている。彼女の姿を借りたのは、「自分のためなら友をも裏切る勇気」(
アニメでは真逆の理由)に惹かれたからだという(原作第44話・アニメ第16話)。このときモアは麻美の性格もコピーしているが、初登場時(原作第10話)で木から落ちたことで性格が逆転し、現在の素直な性格になっている(原作のみ。第44話。この現象は
クルルによって『カカロット症候群』と名付けている)。
ケロン族とアンゴル族とは同盟関係にあり、小さい頃よく一緒に遊んでくれたケロロを「おじさま」と呼んで慕っている。このことにより同じくケロロを慕っている
タママに嫉妬されている。また、
クルルは素直で純粋な性格(クルル自身と真逆の性格)を持つモアを唯一苦手としている。
語尾に「ていうか、○○○○?」と四字熟語をつける口癖があるが、四字熟語の使い方は微妙に間違っていることがある。
最終更新:2008年06月15日 15:19