RTC(Retern To Chaos)
ジョージギルバート氏、他により作られたシステム。
保存はアスキーコードにより構成されたプレーンテキスト(~.txt)で保存され、
それをコンパイルする(実行ファイルで読めるデータに変える)事で初めてプレイできる「コンパイラ方式」を取っている
また、オブジェクト等の元々組み込まれているデータ以外に外から追加することが比較的容易だが、
細かい設定がほぼ出来ず、作成者独自のシステムを組み込むのはやや不能という弱点がある。
作成方法
ダウンロードしたファイルの中に封入されている「RTCEitor.exe」を起動させて作成が出来る。
大まかな所は、
- エディタを起動させる
- ダンジョンの形を作り、右クリックからドアなどのオブジェクトをセットする
- 「File」=>「Save As」(「名前をつけて保存」に相当)を選び、textファイルを保存
の3段階を踏んで作成される。
ただ、コレだけでは「RTC.exe」(以下、本体)では読み込めないため、
下項の方法でコンパイルさせて本体が認識できるように変換させる。
コンパイル
- フォルダの中にある「config.txt」に命令を追加
本体の設定を握っている「config.txt」の中に、何処でも良いので
COMPILE[Tabキー][DirctryPass]
と打ち込んで、上書き保存をして本体を起動させる。
ちなみに、この方法は本体を起動させるだけでコンパイルしてくれるので楽ではあるが、
別のをコンパイルする場合はその都度書き換えなければならず、少々手間がある。
(複数のコンパイル命令を残すことも可能だが、起動が遅くなる上にエラーを誘発しやすい。)
※[Tabキー] ... Tabキーを1回以上入力させる
※[DirctryPass] ... コンパイルさせたいダンジョンデータの入った textファイルのあるフォルダ+textファイル名
例)Modulesフォルダ内の「NewDungeon.txt」をコンパイル => Modules\NewDungeon.txt
パラメータがセットされているため、作成したtextファイルをD&Dで本体へ直に入れて
コンパイルさせることが出来る。 また、本体から作ったショートカットに入れても同じで、
前述の方法より手軽にコンパイルを行える。
最終更新:2012年02月23日 15:10