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8.15集会アピール - (2005/08/08 (月) 18:17:23) のソース

読者の皆様へ。このページは、〈平和と憲法を守りたい市民の声〉メンバーの連絡用です。悪しからず。
メンバーの皆様へ。
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*戦後60年 8.15メモリー 風化させてはいけない 参加者共同アピール (案)


60年前の今日、日本は、十数年に及ぶ、アジア・太平洋を戦火にまきこんだ大きな戦争に敗れました。
日本人の軍人・民間人を合わせた死者はおよそ300万人、そして他国の犠牲者は数千万人と言われます。
最愛の人や肉親を失った人、一生癒えない心の傷を負った人も数知れません。
世界中で戦火がやんだその日、人々は、戦争のむごさ、むなしさをかみしめたことでしょう。そして、心ある日本人は、この悲惨をもたらしたものは、日本の誤った国家主義であり、人権思想や民主主義の弱さであったと反省したのでした。

毎年8月15日は巡ってき、私たちは戦争の犠牲者を追悼し、平和の誓いに思いをいたします。しかし、一昨年よりは去年、去年よりは今年と、戦争の記憶を持つ人の数は少なくなり、それに伴い、平和の尊さの実感や、戦争をもたらした制度や文化への反省も薄れていくように思えます。
アジアの民衆の反発をよそに、日本の過去の侵略の事実を否定したり、戦争を賛美するような政治家や言論人が増えています。そして、軍隊を再び持ち、国民の権利を制限し、国家主義的教育・イデオロギーの注入を可能にするような体制を整えようとする動きが日増しに強くなっています。

今、この集会に参加した私たちは、こうした流れに抗して、改めて戦争と侵略の事実に目を向け、平和への志を新たにしたいと思います。そして、世界の平和を求める人々と連帯して、偏狭な国家主義に立ち向かい、次に続く世代がさらに自由で平和な世界を享受できるように努力していくことを誓い合いたいと思います。

私たちは、過去と現在の戦争の悲惨さに目を閉ざすことなく、あらゆる戦争に断固反対します。
私たちは、平和主義・民主主義・基本的人権の尊重の理念を弱める憲法「改正」に反対します。
私たちは、国家主義的な教育の導入と、思想・言論の自由を抑圧する立法に反対します。
私たちは、首相の靖国神社公式参拝をはじめ、過去の侵略戦争への反省をないがしろにする政治家たちの言行に反対し、抗議します。

2005年8月15日
             戦後60年 8.15メモリー 風化させてはいけない 参加者一同  

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